2013年1月14日、クタのバイパス沿いにあり、エアポートや各観光スポットからアクセス抜群のオーキッドスパにお邪魔しました。レセプションのスタッフは日本語がかなり堪能というこのスパ、今回が初めての取材です。インドネシアンミールも付いたお得なオリジナルメニュー“ヒロチャン シロダーラパッケージ”をムナコが体験してきました!ちなみにこのオーキッドスパ、豪華なイタリアンセットのついたクマンギレストランとのコラボパッケージもあります!
スパ到着
ジンバランのオフィスからサヌール方面へと向かうバイパス沿いに、オーキッドスパの看板が見えてきました。
オーキッドスパの送迎車のドライバー、プトゥさんはとても聴き取りやすい英語を話し、道中を盛り上げてくれました。
日本語も勉強中とのことで、
「ありがとうございます」「だいじょうぶ?」など
簡単な日本語ですが、適切に言葉をかけていただきました。
ゲートやガーデンはなく、駐車場からそのままスパの入り口が見えます。
ひさしから垂れ下がる白いお花が素敵!
扉のまわりには家寺やバリ独特のパラソルがあり、ローカルな雰囲気がたっぷりです。
レセプション&ロビー
扉を入った所にレセプションカウンターがありました。
ゲストリレーションのレイシーさんは日本語が流暢です!
コースの体験に入る前に、今回が初取材のオーキッドスパをフォトツアーでご紹介します。
レセプションとロビーはこじんまりとしていますが、
モダンアジアンな家具や小物がセンス良く配置されていて、とても落ち着く空間でした。
部屋の中にはスペースをとって4か所にソファが配置されているので、到着時に他のお客様がいても窮屈な思いをせずに済むでしょう。
どの家具もとってもおしゃれで、お家に欲しくなってしましました!
ガーデン&パビリオン
そして、ロビーにあるこちらの扉から奥へと進むと・・・
緑に溢れた素敵なガーデンがありました!
その中に建つパビリオンは、デザイナーズホテルのリビングをそのまま抜き取ってお庭の中に置いたような、
おしゃれなスペースになっています。
雰囲気はまさに「バリの庭」。
ナチュラルでいながら洗練された雰囲気が
すっかり気に入ってしまいました。
ガーデンの中や、そのまわりをぐるりと囲むオープンエアの廊下に散りばめられた
ちょっとしたアイテムもバリらしさを演出しています。
このガーデンを囲むようにして建つL字型の棟に
トリートメントルームが配置されています。
ツインルーム
オーキッドスパのトリートメントルームは、12室のツインルームと1室のトリプルルームがあります。
まずはツインルームをご紹介。
ロビーと同様に、品のいいアジアンテイストでまとめられていました。
トリートメントベッドに使われているファブリックには、すべてスパのシンボル“オーキッド”の模様が入っていました。やさしいオレンジとグリーンの色遣いに心が和みますね。
枕の下にはしっかりとフラワーボウルがセットされていて、マッサージでうつ伏せになったときも目を楽しませてくれます。
室内はかなりゆったりとしているので、
トリートメントベッドの脇にフットバスのコーナーが贅沢に設けられていました。
フットバスのチェアとお揃いのドレッサー&スツールも置かれています。
ブラシやシャワーキャップ、ティッシュなど、必要最低限のアメニティも揃っています。
トリートメントルームの奥はセミオープンエアになっており、
緑に囲まれて大きめのバスタブが設置されています。
身体を洗うのは、バスタブの横のシャワーでどうぞ。
備え付けのシャンプーとボディーソープもあります。
トリプルルーム
トリプルルームは基本的にツインルームと変わりない雰囲気ですが、ベッドが3つ、バスタブが2つあります。
日光が柔らかく差し込むオープンエアのバススペースは、解放感たっぷり。
フットリフレクソロジールーム&サロン
オーキッドスパでは、フットリフレクソロジールームもオープンエアになっています。
フットリフレクソロジールームのお隣がサロン。
こじんまりとしていて、ローカルの美容室のような雰囲気でした。
ヒロチャン・シロダーラパッケージ体験開始!!
オーキッドスパ館内のフォトツアーを済ませたところで、さっそくトリートメントを体験してみましょう。
本日の体験メニュー ◆ヒロチャン・シロダーラパッケージ(3時間)◆
★こちらも注目⇒ラベンダースパ★ |
まずは先程の素敵なロビーで、ウェルカムドリンクのジンジャーティーをいただきます。
お茶をいただきながら、ゲストリレーションのレイシーさんに日本語でメニューの説明を受けます。
ホテルのスタッフ並みに日本語が堪能な彼女にはびっくりさせられました!
トリートメントのお食事についてもロビーで訊かれるので、ナシゴレンorミーゴレン、スイカジュースorメロンジュースからお好きなものをチョイスしてくださいね。
トリートメント準備
食事のオーダーまで済ませると、ゲストリレーションがトリートメントルームまで案内してくれます。
本日はツインルームを使わせていただきました。
ベッドの上に用意されているサロンと紙パンツに着替えます。
脱いだ服はバスケットに入れて、ベッドの下へ。
貴重品用には、ベッドと一体になった鍵付ロッカーも用意されています。
本日のテラピストはこの道15年のベテラン、シピンさん。
オーキッドスパの前には、バリラトゥに4年間在籍していたそうです。
3時間のロングコース、よろしくお願いします!
タラソ・フット・ウォッシュ
トリートメントはまず、定番のフットウォッシュからスタートです。
フットバス用の容器も木をくりぬいたナチュラルなボウル。
トリートメントルームの雰囲気に溶け込んでいました。
ただし少し小さめで、23.5㎝の私の足がボウルの底に収まらないくらい。
足のサイズの大きい人には、少し窮屈かもしれません。
ソルトで足を軽くマッサージしながら流し、ブラシで指先を、軽石でかかとを磨きます。
最後は華やかなジャスミン香りのボディソープで洗い上げていただきました。
オーキッド・リンパティック・マッサージ
フット・ウォッシュのあと、いよいよマッサージへ。
巻いていたサロンをほどいて、身体にかけます。
さすがベテランのシピンさん、とても慣れた手つきでのマッサージでした。
力は強めですが、指圧ではなくリンパを流す横方向の動きなので、適度に気持ちがいいです。
背中、右腕、左手、右足、左足・・・と
ひとつひとつ順番に、丁寧に揉み解していきます。
マッサージオイルはオーキッドスパのオリジナルで、100%天然素材を使用しています。
このとき使われていたオイルはジャスミンのフレーバーでした。
仰向けになって、ヘッドとデコルテのマッサージもしっかりと。
シロダーラ
マッサージ終了後、テラピストがシロダーラの器具一式とガウンを持ってきます。
ガウンを着て再び横になると、目の上に濡れたガーゼとタオルが重ねられました。
途中で注ぎ足しながら、合計2リットルのオイルを額に注ぎます。
オーキッドスパで使用しているのは、インドから輸入したシロダーラ専用オイルだそうです。
クリームバス
シロダーラの後はお部屋を出て玉砂利の通路を横切り、緑に囲まれたサロンへ移動します。
トリートメントルームを空ける際シピンさんはドアを施錠して、鍵を私に預けてくれました。貴重品管理もばっちりです☆
サロンではまず、シャンプーでシロダーラオイルを流します。
シャンプーが終わると鏡の前の席に移動し、用意されているのはアボカドのトリートメントクリーム。
クリームの美容成分を髪と地肌に押し込むかのように、強めに揉みながらつけていきます。
髪はひと房ひと房分けられて、本当に隅々までクリームが行き渡りました。
すっかり緑色になった頭にタオルを巻き、スチームで蒸らします。
クリームを流してしっとりとした髪を乾かしてもらい、クリームバスは終了です。
フラワーバス
トリートメントルームに戻るとバスタブにお湯がたまり、フラワーバスの用意がととのっていました。
オープンエアのバスタブを見たときから楽しみにしていましたが、グリーンに彩られたこのスペースでの入浴はとても気持ちがいいです!
バスタブは見ての通り浅めの作りで、お湯の温度もぬるめのためゆっくりと浸かっていられます。
2人で入るにも十分な大きさでしょう。
ただこのバスタブは平底ではなく、玉子のようにカーブした床をしているので
出入りするときバランスを崩さないようご注意ください。
15分間のバスタイムをもって、
トリートメントは終了です。
部屋に置かれたアンケート(日本語)に記入します。
お食事&ドリンク
着替えを済ませると、テラピストがお食事を運んでくれます。
食事をとるスペースは冒頭でご紹介したパビリオンの他に、
廊下の奥に2席あるテーブル席も選べます。
ですがムナコのおすすめは断然ガーデンに囲まれ、広々としたパビリオン!
お食事はナシゴレンまたはミーゴレンから選べます。
ナシゴレンはローカルのお店の平均的なお味、ミーゴレンはかなり薄味でしょうか・・・
私はナシゴレンがおすすめです!
ドリンクはスイカジュースとメロンジュースの2択。
フレッシュフルーツジュースですが、シロップがかなり投入されていて甘かったです。
お砂糖少なめでオーダーすればよかったかなと思いつつ、
それでもトロピカルガーデンでカラフルなジュースをいただくのはリゾート気分が盛り上がります♪
3時間のたっぷりとしたコースに
お食事までいただいて、大満足の体験でした。
本日はありがとうございました!
取材を終えて・・・
空港至近、日本語スタッフあり。それくらいの情報しかなかったオーキッドスパに、今回初めてヒロチャングループから取材カメラが入りました。
トリートメントルームなど館内ファシリティを詳しく拝見したのも初めてでしたが、さりげないこだわりが見られるインテリアを見た途端
「こんなに素敵なスパだったんだ!」と目から鱗でした。バリ島らしくておしゃれなスパのお手本のようなお店だと思います。
ただ、のんびりとしたバリらしい雰囲気が好印象な反面、サロンのカット台に片付け忘れたゴミが残っていたり、トリートメントルームのシャワーからお湯が出るまで時間がかかったりと、悪い意味での“バリらしさ”も多少は否めませんでした。完璧を求める方にはおすすめ出来ませんが、このお値段だし多少は目をつぶれる、という方には一押しです。
他に特筆するなら、ゲストリレーションスタッフの日本語が予想以上に堪能だったことでしょう。このレベルのスパで、こんなに日本語の上手いスタッフを置いているところは珍しいと思います。
せっかくバリ島でスパに行くのだから、スタイリッシュ過ぎるところよりはバリ島らしいのんびりムードが欲しい。でも多少のおしゃれ感と、日本語接客の便利さも諦められない。オーキッドスパはそんな方にぜひ選んでいただきたいお店です♪
※体験内容・価格は予告なく変更される場合があります。また、本レポートには取材者の主観的な意見が含まれていますが、全ての方にこれを保障するものではありません。あくまで参考としてご利用くださいませ。