空港近くのトゥバン・エリアは、チャイニーズ・フーズの激戦区です。ローカル向きでありながら観光客にも納得の味を提供できて、深夜営業のお店があるということもあって、深夜発の帰国便の前にお食事を利用する方も多いのが特徴の一つでもあります。そんな便利で美味しいくてリーズナブルなお店、夜12時まで営業しているタンジュンピナンをご紹介します。
クタとングラライ空港ちょうど真ん中あたりにあるのが、タンジュンピナンというワルン。夕方の時間帯はかなり渋滞する、ラヤ・クタ通りに面していますが、ランチや深夜の時間は比較的空いているので、時間のめどを立てやすいことから、帰国便の前のバリ島最後の晩餐にいかがでしょう?
お店に入ってすぐに目につくのが厨房。清潔そうな仕事場を見る事が出来るというのは、お客の立場からも一つの安心を得るのには十分です。確固たる自信が無ければ出来ない所に好感が持てます。
お席ですが、外との仕切りがないオープンエア席、禁煙のエアコン席、喫煙可能なエアコン席とお客様のニーズにお応えするようなあたりが人気の秘密でもあります。
チャイニーズ・フードのお店の良いところは、箸がおいてあるところ。ローカルのインドネシア料理のお店では手で食べるということを前提に、スプーンやフォークすらないワルンもたまにあります。そしてメニューは写真入りでイメージが思い浮かべやすいのですが、なぜか値段が書き込んでありません。ですので注文の際に値段を聞いてみたほうが良いでしょう。
バリ島の食堂では定番の飲み物テ・ボトルを頼むと、このお店ではご覧の通り、氷の入ったグラスが出てきます。氷が気になる方は、瓶に直接ストローを差して飲んでください。
お米の麺を使った、KWEI TIAW GORENG SEAFOOD (Rp.15.000)、エビと大豆(ソヤビーンズ)の食感が何とも言えないUDANG GORENG MASAK TAUKO(Rp65,000)。そのほかにも酒のつまみになりそうなメニューが多いのがビンタンビール好きにはたまらない所でもあります。
残念なところもご紹介しますが、チャイニーズフードのローカル店に多いのが、トイレがちょっと・・・というところ。インドネシア式のトイレということで、トイレットペーパーを備え付けていないところが多いのが難点。手桶で手動のウォシュレットになってしまいます。
キャッシャーはこちらです。税込価格になっています。とにかく先にお値段を聞いてから注文することをお勧めします。いずれも良心的な価格ですが、エビやカニなどの料理はやや高めの設定になっていることがあります。(2013年4月21日現在のレポートをもとに作成されております。)