バリ島の新しくなったシンパンシウールのおかげで渋滞が緩和された幹線道路バイパスですが、そのバイパスからクタ方面へ曲がる道に面している台湾系中華のお店フォルモサで中華１２品のセットメニューを食べてきました。
到着～～入店～～
入り口に立つと係りのお姉さんがドアを開けてくれます。大体のバリ島の中華レストランはこのシステムですね。実は中国のシンセンに行ったことがあるのですが、本場はチャイナドレスを着たモデルのようなお姉さんが各お店の前で待ち構えているのですが、そんな光景を思い出しました。さっそく「ヒロチャンで予約した！」とお申し付けください。日本語は通じませんが、ヒロチャンを連呼すれば大丈夫！
店内は広いです。日本でもなかなかお目にかからない広さです。結婚式場でもこれだけの規模は珍しいのでは。３８０席あるフロアーの右手にはＶＩＰルームが８室あります。
豪華な中華１２品～～
そしてフォルモサの中華１２品セットメニューがこちら。各お料理２人前ですがちょっと食べ盛りを終えてしまった大人２人にも十分満足の量とパフォーマンス。それぞれご紹介いたします。
Kombinasi Salad Sayur
野菜サラダ
野菜とは呼ばせないというちょっとお洒落な出来栄え。素材の味を生かしています。
Ｓｏｕｐ Ｂａｋｓｏ Ｉｋａｎ
インドネシア風魚のつみれ汁
薄味のスープに、大根と臭みの無いで魚のつみれが入っています。上の集合写真でお分かりの通り、かなり大きいな器にたっぷり入っています。
Ikan Fillet Steam
魚のソテー
白身魚のソテーですが、とてもヘルシーな一品。
Cumi Panggang
イカ焼き
柔らかいイカには、薄く味付けされています。全体的に薄味になっているので、バリ島の濃い味に食傷気味な人にはヒットするのではないかと思います。
Ayam Goreng
アヤムゴレン（鶏のから揚げ）
バリでも特にお勧めなのが、鶏のから揚げ。調理法に秘訣があるんですね。
Stream Telur
台湾風茶碗蒸し
野菜がたくさん入ったヘルシーな茶碗蒸し。
Scallap Steam Sauce Szechuan
四川省風ホタテの酒蒸し。小さなホタテの上にネギなどの薬味が覆いかぶさっています。
Kol Cah Tomat
キャベツとトマトの炒め物
個人的にはこれが一番美味しかったです。だしの効いたスープで炒めてあり、レシピが知りたくなる逸品。
Mapo Tafu
マーボー豆腐
それほど辛くありません。優しい味です。
Dessert
デザートはフレッシュフルーツ。
スイカとパパイヤ。氷がまぶされていて冷たくて甘くて美味しかったです。
NasiPutih ご飯 Chinse Tea 中国茶
実食～～
フォルモサのイエニーさんと実食しました。２人で食べきるには結構な量で、お腹がいっぱいになりました。これだけの量なら十分リーズナブルと言えるのではないかと思います。全体的に薄味となっていて、海外の食事に疲れた胃には特に優しい味と言えます。台湾の中華料理ということで、中国や香港のこってりとした中華料理とはかなりの違いを感じました。
見た目の美しさも料理を語る上では欠かせませんが、お皿の色や形、大きさも見事に料理を美味しく見せています。
大きなテーブルに所狭しと置かれたセットメニューの数々は、２人前だと貧相に映りがちなほかの料理とは一線を画する豪華な食事になることでしょう。
そのほかのファシリティは？？？～～
お店の前に水槽が置かれていますが、どちらかというとアラカルト向きではなくて、セットメニューに使う素材の保管用という感じです。
トイレは洋式便器で普通に使える状態です。
お昼頃には大型バスが押し寄せてきました。ご覧の通り、店内はあっという間に席が埋まって行きます。２００名近く台湾や中国のお客さんが詰めかけました。ただみなさん食べることに集中しているようで、余り話し声が聞こえませんでした。美味しいものを前にすると黙ってしまうというのは世界共通なのですね（笑）
実はこのお店の前にはSARBAGITAという公共のバス停があります。ヌサドゥア方面などからこのバスに乗り込めば、お店のすぐ前で降車できるので非常に便利です。ただこのバス定刻通りに運航しているとは限りませんのでご予約時間にはくれぐれもお気をつけください。
※体験内容・価格は予告なく変更される場合があります。また、本レポートには取材者の主観的な意見が含まれていますが、全ての方にこれを保障するものではありません。あくまで参考としてご利用くださいませ。