キンタマーニ高原の中心に位置している標高1,717mのバトゥール山。トヤブンカから登るこのトレッキングコースは往復約5.5時間です。トレッキング時間は半日くらいでヒロチャンでも人気のツアー。そこで、実際のコースやガイドさんのサービスのチェックも兼ねて体験取材に行ってきました!
山頂から眺めるバトゥール湖や眼下に広がるバリ島の風景、湖の先にはアバン山とアグン山が重なるように見える絶景、そして頂上から見るご来光は本当に素晴らしいです!!海だけじゃない、バリの魅力を是非ご覧下さい♪
ヒロチャンの体験取材班、ヨシことヨッシャーです♪
女性に人気のバリ島、モットーは常に女性目線を忘れない!
【得意技】ヨッシャーチェック(厳しいです)
ヨッシャーポーズ(親指を立てて、グッド)
出発!!
2013年6月27日、ヒロチャン取材班のヨッシャーとカメラ担当クマッチ、さらに、いつもはデスクワークで運動不足(大丈夫!?)のオソネちゃんも参加!今回はトレッキング終了後に、バトゥール山の近くにある温水プールの体験取材も入っています(^^)
午前2:00、ヒロチャンオフィスに全員集合。催行会社、トラガワジャアドベンチャーズのドライバー、ワヤンさんが迎えに来てくれました。準備を終えて、午前2:20に出発!!
ワヤンさん42歳、趣味はバトミントンと卓球♪日本語は「分かりますか?」くらいしか話せませんが(笑)、英語は堪能です。
車内で早々に朝ごはんボックスをもらいました。中身はサンドウィッチ、リンゴ、ブドウ、アメ3つです。あと水のペットボトル1本。お腹が空いたらいつでも食べれます!
昼間の渋滞がウソの様に深夜のバリ中心街の道路は空いています(^^)30分ほどで街を抜けて、山道へ入っていきます。
ヒロチャンオフィスからだと2時間ほどのドライブで到着します。キンタマーニ高原に近づくにつれて気温は下がっていきます。
午前4:10、バトゥール山トレッキングのスタートポイントに到着。正直、寒いです。。キンタマーニ高原の年間平均気温は20度以下らしいです。肌寒いのでさっそく上着を着ました。
トラガワジャアドベンチャーズからはヘッドライト、現地ガイドからは懐中電灯を借りることができます。
ヨッシャー、Tシャツ、長袖2枚、ジャンパー1枚を持っていきました。人によりますが、寒がりの人はこれくらい持っていくといいと思います。頂上では全て着ました。軍手もあるといいかも♪
トレッキングスタート!!
今日のガイドは、17歳のシンティアちゃん。まだ高校生ですが、ほぼ毎日登っているらしいです!あと、友達のカディちゃん10歳も一緒に行くことに!?
少し急がないと日の出に間に合わないということで、早々に出発!!空は晴れていて、風もなく、絶好のトレッキング日和♪月明かりでライトを消しても歩けるくらいでした(^^)
半分くらいまでは緩やかな土と石の坂を登っていきます。半分を過ぎると急に岩の多い急斜面(笑)になります。
溶岩が固まったあとだと思いますが、岩の表面は引っかかりやすくて滑ることはほとんど無かったです。
初トレッキングのオソネちゃん。。スタート20分くらいで既に疲労・・シンティアちゃんがマメに休憩を取ってくれました(^^)
説明します!カディちゃんが何で一緒に登っているかというと・・・頂上で飲む飲み物を持って登ってくれるそうです。。飲み物は有料です!!(笑)
山頂まであと3分の1くらい。空がだんだん明るくなってきました。
日の出撮影を成功させる為、この後の道は帰りに撮影することにしてペースを上げます!
展望台に到着!!
午前6:00、ついに山頂手前の展望台に到着!!今回はこちらの展望台で日の出を撮影することに。
達成記念のジャンプ!!
登頂成功にヨッシャーポーズ♪
山頂付近の気温はだいぶ低く、長袖をもう一枚着ました。
だんだん明るくなってきました。
遠くには、かすかに隣の島、ロンボク島のリンジャニ山を見ることが出来ます!
いよいよ日の出です(^^)
前回のアグン山トレッキングで”トレッキングには重たい一眼レフは持って行っちゃダメ!”と心に誓ったはずなのにやっぱり持ってきてしまった仕事熱心な?ヒロチャングループ専属カメラマンのクマッチです。
今回のバトゥール山も山頂付近は両手両足を使わなければ登れませんので(しかも真っ暗!)撮影は非常に困難を極めました。
山の天気は変わりやすい、そして汗をいっぱいかきますのでカメラは防水対策が必要です。
普通の人はポケットに入る大きさの防水タイプのコンパクトデジタルカメラが一番だと思います。(大きなカメラだとリュックへの出し入れが大変です。)
最近のスマートフォンのカメラ機能は非常に優秀でパノラマ撮影他いろいろな撮り方が出来ますので、印刷などを考えていなければこれで十分かもしれません。
日の出!
この瞬間だけは登ってきた長い道のりを忘れます!
ほんの数分の出来事です。
やった~!
いたる所から火山特有の湯気が立ち登っています。
朝日を浴びて黄金色に輝く山肌の草木。
次第に周囲が明るくなり、まだ長い帰り道があるという現実が蘇ってきます(悲)。
そして日の出と共に、サル登場(笑)!
カバンや食べ物はもちちろん、サングラスなども気をつけて下さい!!
朝食!!
日の出撮影も完了して、さっそく朝食を頂きます。
サンドウィッチ、リンゴ、ブドウ、アメ3つ。
絶景を前に食べる朝食はまた格別!!
「いただきまーす♪」
朝日を浴びるトヤブンカ。バトゥール湖のそばに立つのがアバン山。その奥に少し見えるのが、バリ島最高峰のアグン山です。
谷間に雲が流れていました。
休憩タイム♪シンティアちゃんの親戚が展望台で暖かいコーヒー、紅茶を入れてくれました。それぞれ20,000ルピア。山頂は冷えているので温まります♪クマッチはカディちゃんからコーラ、25,000ルピア。10歳の女の子が重いのに運んできてくれたので買わないわけにはいきません(^^;)麓の村人全体でガイド、ジュース販売などを行っています。割高でしたが寄付だと思って購入。しかし!お釣りがないとのこと・・代わりに水のペットボトル1本。重い。。
オソネちゃん、体力も回復してきた模様。サルにブドウをあげてます(^^)
日の出と反対側を見ると一部黒い地帯があります。これは、溶岩が固まって不毛地帯になっているそうです。バトゥール山は1917年と1926年に噴火をしている活火山です。
火口見学!!
活火山ということで、火口見学へ♪体力回復に集中しているオソネちゃんを置いて、シンティアちゃんと行ってきました。といっても展望台から徒歩3分ほど。
暖かい空気が出ている穴にシンティアちゃんが近づいていって、ライターに火を付けると、湯気!?がたくさん出てきました☆
さらに火口に近づいていくと、大きなほら穴が!地元の人が満月の夜などにここで瞑想をするらしいです。神聖な場所なので入ることは出来ませんでしたが、神秘的な場所でした。
それから火口へ。
時折、湯気が出ているところもあります。もちろん柵などはないので、しっかり腰を引いて覗きましょう!
展望台に戻ってきてもう一休み。展望台には、撮影を合わせて合計2時間くらいの滞在時間でした。
午前8:00、オソネちゃんもすっかり元気になったはず?(笑)
下山開始!!
下山開始!!
日の出トレッキング、下りは明るいので登山道を撮影。なかなかの崖です(笑)
足の色々なところが痛いオソネちゃん。シンティアちゃんがしっかりフォローしてくれます♪
マメに休憩を取りながらの下山。
急斜面を降りるのは、普段、運動をしていない女性にはきついですね。無理をせず、ゆっくりと下山していきます。現地ガイドもペースを合わせてくれますので安心♪
ゴールまであと半分まで来たでしょうか。
オソネちゃん、だんだん年老いてきました(笑)
題 「必死のオソネと雄大なバトゥール」
まさしく、足が棒になるとはこの事か!と思いました・・><
普段の運動不足がたたりましたが、そんな私を横目に、外国人の女性や小さな子供達が爽快に下山していました。普段、少しでも運動している人であれば問題なく楽しめるはず♪
しかし、盲点、普段サンダルしかはかないので、足の爪を伸ばしていたのですが、下山時、指先に負荷がかかり、更に足に激痛という負のサイクル・・・。登山の際は、くれぐれも足の爪は短く切っておきましょう!!
ゴールまであと30分くらい。取材当日は本当に絶好のトレッキング日和でした♪
ゴールまであと15分くらいの地点で偶然バイクが!!
オソネちゃん、無事、救助されました~(笑)
本当に最後まであきらめずによく頑張りましたっ!!
ゴール!!
最後の方は緩やかな下り坂を歩いていきます。
シンティアちゃん、今から学校らしい。。将来の夢は歌手になりたいそうです♪
ラスト30メートルほど上り坂を登って、ヨッシャー無事ゴール!!
ベンチに座ってアンケートの記入。こちらは催行会社のトラガワジャアドベンチャーズではなく、ガイドのシンティアちゃん、カディちゃんたちの村が運営している自治会へのアンケートです。
【アンケート内容】※英語
・個人情報 「名前」「泊まっているホテル」「利用した旅行会社」
・ガイドについて 「英語力」「協力的かどうか」「トレッキング中の情報提供」
・バトゥール山について 「登頂」「下山」についてのコメント
シンティアちゃんのガイドは、本当に親切で丁寧でした。日によってガイドは変わりますが、答えれる範囲で書いてあげると今後の日の出トレッキングサービス向上にも繋がると思います!
颯爽とワヤンさん登場!!
窓からオソネちゃん登場!!(笑)
チャリンコでカディちゃん登場!!・・今から学校らしいです(^^)
全員無事でトレッキング終了です♪
シンティアちゃん、カディちゃん、そして雄大なバトゥール山、感動をありがとうございました!!
心地良い疲れとともに、近くの温水プール(有料)の取材へレッツゴー!!
温水プール!!
トレッキングゴール地点から車で15分ほど移動、温水プールのある「トヤ デヴァシャ」に到着。今回、取材のため、トヤブンカに立ち寄ってもらいました!入場料は、150,000ルピア。ウェルカムドリンク、カギ付きロッカー、ボディソープ、シャンプー、タオルが付いてます。
※トヤデヴァシャに行く場合、トラガワジャアドベンチャーに追加料金50,000ルピア/1時間、必要になります。
更衣室の外観と貸し出しタオルです。
更衣室、ロッカー、トイレ、シャワー、全てきれいに保たれていました。
広々としたプールにはバーが付いています♪
少し泳いで筋肉をほぐすのも疲労回復には効果的!!
温水プールは全部で3つ。
それぞれ放水口からお湯が出ています。
トレッキングの疲れを癒すには持って来いでした!!
更衣室のシャワーのお湯はぬる目ですが、ボディソープとシャンプーが付いているのは嬉しかったです♪
汗をきれいに流してランチを食べるレストランへ出発!!
ランチ!!
少し渋滞もあり、1時間ほどで「ワルン ミナ」に到着♪
お腹はペコペコ。。ランチはアヤムバカール(甘辛いソースをつけた鶏肉を焼いたもの)かアヤムゴレン(鶏肉のから揚げ)の2種類から選ぶことが出来ます。
味は普通なんですが、お腹が空いているので美味しい!!
※飲み物は有料になります。
取材を終えて
バトゥール山の魅力は、家族やカップルでも山頂まで比較的登りやすいところです。運動不足の人には少し厳しいですが、取材当日も女性、子供の登山者も多かったです。
景色も変化に富んでいて、バトゥール湖やバリ最高峰のアグン山、天気が良ければロンボク島のリンジャニ山も見ることが出来ます。山頂付近では、火口はもちろん、湯気の出る穴、神秘的なほら穴、あとはサル(笑)など、子供はもちろん大人でも楽しめるポイントもたくさんありました。
もちろん、日の出はもう言葉では表せないですね♪
ランチを食べたレストランは、バリ風で本当にリラックス出来ます♪
海だけじゃないバリ島の魅力を満喫出来ると思います(^^)
※体験内容・価格は予告なく変更される場合があります。また、本レポートには取材者の主観的な意見が含まれていますが、全ての方にこれを保障するものではありません。あくまで参考としてご利用くださいませ。