11月7日 午後3時。バトゥアン村民家にやって来ました!この民家は作りものではなく実際にバリ人家族が生活しており、お布施を払って中を見学できるという場所です。バリの家はすべて建物の配置が決まっており、両親の部屋、子供の部屋、お供え物を置く部屋、台所とそれぞれ独立しています。やはり日本人の家とはまったく違うので、初めての方はかなり驚く部分もあると思います。観光客がなかなか見ることができない、バリの普段の生活ぶりを見学してきました!
作りものじゃない、本物の生活風景
一応観光地ですが、民家なので見た目はただの家。案内されないと絶対辿りつけません。
民家なので派手さはゼロです。敷地は民家としては広めで、質素な家屋が4,5棟建っています。
これ何?と聞いたら、ジャジャン(お菓子)!と言われました。よく見ると茶色のお米で出来ており、カチカチに乾燥しています。こちらのピンク色の餅っぽいのものジャジャンの仲間だそうです。どちらも初めて見るお菓子。色んな種類があるんですね~!!
敷地内の建物には、自由に入って見学してOk。ここは毎日使われているダプール(台所)ですが、日本人にとってはけっこう衝撃的な構造です。火はガスを使わず、昔ながらの薪をくべて起こすタイプ。まな板と包丁も伝統的なバリスタイルで、この通り年季が入りまくってます。
しかも水道が通っておらず、マンディや洗濯は敷地内にある井戸水や川の水で!実際に一杯汲んでみましたが、すっごく深いのでけっこう疲れます。水自体は冷たくて綺麗でした。この家の人は木彫りの仕事をしているようです。名前入りの看板や、木彫りの写真立てなどが置かれていました。ここでなければ買えない!というものではありません。
バリ民家の定番、鶏たち。この家ではバビ(豚)ちゃんも飼育されていました。
初めての方にはインパクト大です
今回のバトゥアン村民家は初めてですが、観光客が見学できる民家は何回も行ったことがあります。ですが、台所や寝室には毎回けっこう衝撃を受けますねー。同じバリ島で暮らしていても、私の家はどちらかと言うと日本の家に近いので、、「本当にここで寝て大丈夫なの!?」「この台所からどんな料理が!!?」と心配になってしまいます。でも、昔ながらのバリのお家はみんなこのスタイルなので、大丈夫なんでしょうね。ありのままの生活ぶりを見学できる場所なので、綺麗さや派手さは全然ありませんが、一度行ってみるといいと思いますよ!
所要時間:10~15分 おすすめ度:★★★☆☆ ローカル度:★★★★☆
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