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世界遺産完全制覇ツアー サーファー女子一人旅編 体験レポ | バリ島 ツアー

 

2014年6月20日、世界遺産完全制覇ツアーの取材に行ってきました!海ばかり行っているサーファーですので、なかなか世界遺産にお目にかかる事がないのが現実…バリ島に来てもう一年以上も経ったのに今回初めて世界遺産を見に行きます!今回は初めて世界遺産を見た観光客の視線を意識して取材をしてきました!

世界遺産完全制覇ツアースケジュール
グヌンカウィ遺跡見学
ウルンダヌバトゥール寺院エリアの「Mudi Sari」にてランチビュッフェ
タマンアユン寺院見学
バトゥカル山林保護区内ジャティルウィ地区の「ライステラス」見学
バトゥカル山林保護区内ジャティルウィ地区の「バトゥカル寺院」参拝
ジンバランビーチにてディナー

7:30頃 ホテル出発

 

日本語ガイドがお迎えに上がります。 お迎え時間はエリアにより異なります。目安は、ヌサドゥア・クタ・スミニャック 7:30、サヌールエリア 7:45、ウブドエリア 8:00 となります。

 

この日お世話になったガイドはワルジャナさん。流暢な日本語を話される方です。バリ島の文化、歴史に非常に詳しいので世界遺産ツアーでは沢山の事を教えてもらえました。ヒロチャングループのガイド歴7年のベテランガイドです。

9:30~10:30 グヌンカウィ遺跡

パクリサン河川流域の「グヌンカウィ遺跡」見学。グヌン・カウイは、岩山に彫られた11世紀の王家の陵墓がある遺跡です。 濃い緑の木々に囲まれた寺院の内部には、沢山のコイが泳ぐ池や、沐浴場、綺麗な水が沸く泉などがあり、大変静かで心落ち着くスポットです。

遺跡内に入る前にレンタルの腰巻を着用してから入場します。生理中の女性の方は入場が禁止されています。バリ島の全ての寺院ではいくつか入場制限があります。事前にチェックしてから行くのが良いでしょう。

遺跡にたどり着くまで下りの階段を15分~20分ほどかけて下りてゆきます。少々キツイですが、棚田の広がるのどかな景色を楽しめます。

遺跡に近づくにつれて田園風景から深い森の風景へと変わってきました。途中バリのお菓子を売っている女性に遭遇。下りの階段で疲れたら少々一休みするのもいいでしょう。

 

この寺院にはインドラ神とマヤデナワ王にまつわる神話があるという事をガイドさんが話してくれました。 インドラ神との戦いに敗れたマヤデナワ王はこのスバトゥ村に逃げてきたそうです。王の姿におびえ、山に逃げ込んだ村人たちには、食料も水が無かった村人たちを不憫に思った、ヒンドゥー3大神のひとりで、水をつかさどるヴィシュヌ神は、湧水を施しました。

マヤデナワ王は最後にインドラ神に敗れ、死んでしまうのですが、スバトゥ村の人々は、救世主であるヴィシュヌ神のために、祠を建てました。それが、今のグヌンカウィ・スバトゥ寺院なのだそうです。

バリ島最大の遺跡と言われているこちらの遺跡。岩壁に彫られた高さ7mの陵墓は見ての通り圧巻です。こちらで湧き上がる水は聖水としてお祭りなどで今も大切に使われています。

帰りはこの急な階段を上らないといけません。最後は汗だくになりながらなんとか登り切りました・・・階段沿いにはお土産店が並び、階段でバテ気味の観光客達に売り子さんが話かけてきます。階段で精いっぱいなのでお土産などはゆっくり見る事が出来ませんでした。

11:15~12:15 ランチビュッフェ

階段の上り下りでお腹が空いた頃に、バリ随一の景勝地キンタマーニ高原近辺にあるレストラン「MADU SARI」でビュッフェランチを頂きます。レストランからはバトゥール山、アバン山、バトゥール湖の美しい大パノラマが望めます。

エントランスではガムランで奏でる生演奏が。店内に入ると冷たいおしぼりが渡されます。キンタマーニ高原は避暑地ですのでここはバリ島なのかと思わせるくらい寒いです。上着などを持っておくといいでしょう。

豊富なインドネシア料理は合計20種以上!保温もちゃんとされていてホカホカのインドネシア料理を頂けます。店内で焼かれるサテ(串焼き)を発見。屋内レストランでは珍しい演出ですね。

 

こちらのレストラン、どのメニューを食べても美味しいのと、店内、ビュッフェ台が綺麗だったのが印象的でした。店員さんが、持ちきれないお皿などを席まで運ぶのを手伝ってくれるという親切なサービスも嬉しかったです。

 

飲み物はコーヒー、ティーが含まれていますが、キンタマーニエリアでよくとれるテロンブランダという果物のジュースも美味しいので是非お試しあれ!(ジュース等は別料金)

13:45~14:15 タマンアユン寺院

タマンアユン寺院(Pura Taman Ayun)は、バリ島中西部タバナン県ムングゥイにあるバリ島で2番目に大きな寺院です。芝生で覆われた境内を掘割が取り囲むように巡る、珍しいスタイルの由緒ある寺院は、まるで水に浮かぶ王宮のような趣。634年にムングウィ王国の国寺として建てられた寺院内には、アグン山をイメージした10基のメルが建ち並びます。

 

こちらの寺院は実際に中に入る事は出来ません。クバヤというお祭りの衣装を身に纏えば入れますが、観光客は基本塀の外から中を見る形になります。

この寺院の最大の特徴は、境内にメルと呼ばれる多重塔が10基も立ち並んでいることです。多重塔は霊峰アグン山を模しているとも言われ、昔はアグン山への交通の便が無かったのでこちらからアグン山にむけて祈りを捧げていたそうです。

15:15~15:45 ジャティルウィ・ライステラス

 

バトゥカル山林保護区内ジャティルウィ地区の「ライステラス」見学 バトゥカル山林保護区内ジャティルウィ地区(タバナン県)は、ジャティルイライステラスやバトゥカル寺院周辺の地域を指し、 ウブド市内から約1時間の場所に位置しています。

ほとんど平らな場所がなく、水の便も悪いこの土地に広大な棚田を築き上げたのは、バリ島に1000年以上も前から伝わるスバックという伝統的水利システムのたまもの。 スバックは単なる水利組合ではなく、この水利組織は公平な水の配分を実現する農民たちのまとまりであると同時に、スバックごとにスバック寺院を持ち、水の神や稲の神などへの崇拝や、それに関わる宗教儀礼とも密接に結びついています。 バリ島独自の水利システム「スバック」による棚田地域の文化的景観は2012年ユネスコの世界文化遺産に選ばれています。

16:30~17:00 バトゥカル寺院

 

バトゥカル山林保護区内ジャティルウィ地区の「バトゥカル寺院」参拝 観光スポット バトゥカル寺院は、バリ島で2番目に高いバトゥカル山の途中にある、6大寺院のひとつに数えられる由緒ある寺院です。大切にされている寺院ですが、道が悪いためか観光客はあまりおらず静か。

このお寺はバリ6大寺院のひとつに数えられ、境内にそびえる6基のメルが印象的です。荒れた参道や苔むした塀、静かに参拝する村人など、森の中に建つ寺院には神秘的な雰囲気が漂っています。

寺院内は空間が止まったような静けさ。観光客も少ないせいか、少々不気味な雰囲気でした。神聖な場所というのがひしひしと伝わってきます。

19:00~ 選べるディナー

世界遺産完全制覇ツアーには選べる夕食が含まれています。 追加料金なしでご利用いただける基本メニューは、ガネサレストランのロブスター無しAコース。

その他のオプションについては詳細ページをご覧ください>>

 

週末という事もあり、ビーチはお客さんで盛り上がっています。オンザビーチで美味しいBBQ!世界遺産ツアーの締めくくりをお楽しみください。

21時頃ホテルまでお送りします。

取材を終えて

始めての世界遺産完全制覇ツアー。早朝から日が暮れるまでたっぷりバリ島の歴史に触れる事ができました!移動距離が長く、車の中で過ごす時間も長いですが、車内からみるバリ島の人々の様子を見るだけでも結構楽しめます。一番i印象に残ったのはバトゥカル寺院。観光客がいないので、あの静けさは少々不気味に感じました。お寺の感じも手をアあまり加えていない感じが大昔のままの雰囲気を味わえます。恥ずかしながら私はそこまで世界遺産の事を勉強せずに行ってしまったので、深くまで歴史を勉強してから行くと倍以上楽しめるツアーになると思います。

※本レポートは取材時の情報に基づき作成しております。 金額、内容、スケジュール等は予告無く変更される可能性がございますのでご了承ください。