人気ワルン & 料理教室

緑に囲まれた料理教室 in Warung hOtei 体験レポート カップル編|バリ島 文化体験

2014年2月24日、バリ島でベトナム創作料理教室をPT,ヒロチャンx Warung hOteiで共同企画するための取材に行きました。べトナム・タイ料理レストランのWarung hOteiは、スミニャック近くのウマラスというエリアにあります。セミニャックはいま人気爆発中の注目エリアですが、ワルン周辺はライステラスに囲まれた静かな雰囲気に囲まれています。今回はサーファーイシバシとちょい悪おやじことサトゥがカップルで参加するという想定をして参加してきました。私達のちぐはぐな写真をどうぞお楽しみください!

ヤシの木に守られて建つWarung hOtei。この周辺は、バリ島フランス・コミュニティとなっているそうで店内は欧米人のお客さんが目立ちます。

こちらが今回の料理教室のスケジュール。

スケジュール例

11:00 スミニャック周辺でお買い物と軽食・ランチ

15:45 Warung hOteiにご自身で到着。

16:00 料理教室開始

ホテルへお迎え


こちらの料理教室には送迎は含まれていません。当社おすすめのカーチャーターサービスをご利用頂く事をお勧めします。

Warung hOteiに到着

ワルンの中は壁をなるべく使わず広大なライステラスが見えるように考慮された構造。ライステラスはバリ島のアイコン的風景ですが、今人気急上昇中のスミニャックエリアでこの風景を楽しめる場所は少なくなってきています。

 

warung hOteiではインドネシア、タイ、ベトナム料理を融合させたエスニック料理を提供しています。バリ島で本格エスニック料理が食べられるという事もあり、アジア料理が大好きな欧米人たちからの支持も熱く受けています。

料理教室開始

 

こちら今回の料理教室の先生です。名前はタミエさん現在39歳。Jakarta出身のシェフです。彼女はこちらのwarung hOteiのオーナーでもあり、料理を統括するヘッドシェフでもあります。その穏やかな正確と優しい顔つきからはテキパキと大人数分の料理を裁く想像できないほど柔らかい雰囲気を持った美しい女性です。

今回は2つのコースメニューを作りました。品数もかなりあるので飽きない内容になっています。こちらの料理教室は完全予約制となっております。

今回作る料理のメニュー
Menu 1 料金: Rp400,000/2名様(トランスポートなし/2014年6月現在)
ビーフとレモングラスのサラダ
エビとイカのココナッツミルク炒めバジルリーフ入り
エスチャンプルMenu 2 料金: Rp450,000/2名様(トランスポートなし/2014年6月現在)
サテリリッ(豚のツミレ串焼き)
ナシゴレン
チャンディール(インドネシア風おしるこ)

早速料理教室が始まりましたが。が、先生が早々にワルン敷地内に生えているレモングラスを採取し始めました。エスニック料理に欠かせないレモングラス。ワルン敷地内で栽培しています。目の前で採ったばかりの食材を使うとはおもしろい演出ですね。サトゥもレモングラスの香りに癒されている様子。

 

ではMenu1の一品目、ビーフとレモングラスのサラダから作ります。こちらが材料。春雨を使ったサラダになるようです。最初に料理名が伝えられ。調理が始まるのですが、どういった料理なのかはできてからのお楽しみという感じで味などの説明はありませんでした。

まず、先ほど採取したレモングラスを薄切りにしていきます。レモングラスはエスニック料理には欠かせない食材の一つ。名前の通りレモンの爽やかな香りと風味を出してくれます。その後はメインとなるビーフとレモングラス、調味料を絡めて味を付けます。先生は説明だけで、食材を触るのはほぼ私でした。日本語は話せませんが、ゆっくりと英語で説明してくれるので慌てたりする事はありませんでした。

良く火が通るまで炒めて、春雨、ミント、バジル、野菜が乗ったボウルの上に炒めた肉を盛り付けたら完成です。サラダなのであっという間に出来てしまいました。

フィッシュオイルのドレッシングをかけて頂きます。出来上がった一品はその都度出来立てをその場で頂きます。座って頂く時間等は含まれていませんので、出来立てをその場でお召し上がりください。カップルで参加の場合共同作業で進めていきますのでチームワークを駆使して頑張ってくださいね。

2品目はエビとイカのココナッツミルク炒めバジルリーフ入りです。写真は材料。味の決め手となるサンバルも出来上がったものは使用せずに石臼で自ら潰して作ったものを使用します。バリ島では一家に必ずこの石臼があります。ミキサーなどでも同じ状態に作れますが、石臼ですりつぶしたほうが断然味がいいそうです。潰し方もコツがあって先生がつくるとすぐにペースト状になりますが私がやると時間がかかってしまいます。

根気よくすり潰すとこのようなペースト状になります。サンバル(唐辛子ペースト)は多数の種類がありますが、今回はエビが入ったサンバルウダンを作りました。このサンバルウダンとえび、いかを一緒に炒めてゆきます。潰す作業は男性にやってもらうのがいいかもしれないですね。。。

具材に火が通ったらココナッツミルクを入れて全体にからめます。煮立ったら、バジルの葉を入れて余熱で葉が柔らかくなるまで全体を絡めます。おさらに盛り付けたら2品目のエビとイカのココナッツミルく炒めの完成。ココナッツミルクのいい香りが漂います~

3品目はデザートのエスチャンプル。果物が沢山入ったかき氷のようなものです。氷は砕かれていなく、丸ごと入っています。上からコンデンスミルクをかけて食べるインドネシアデザートの定番メニューです。作り方は見ての通り簡単です。氷と果物を器に入れてココナッツミルクとコンデンスミルクを掛けて食べるだけ。辛いインドネシア料理の後には必ず食べたくなる一品です。

以上の3品でMenu 1が終わりました。

試食の時はこんな風に男性に食べさせてあげると二人の距離がぎゅっと縮まりますね。

つづきましてmenu 2の紹介です。

Menu 2の一品目はサテリリッです。こちらもインドネシアではとてもポピュラーなローカルフードです。よく道端でも焼かれていて煙の匂いが食欲を湧かせます。日本で言うとつくね串のようなもので、鳥、豚、魚と種類も豊富にあります。味の決めてはココナッツフレークです。甘く香ばしい風味を出してくれます。今回使用したのは豚肉です。

サテリリッツはこのレモングラスを串替わりにしますが、肉を上手く巻きつけるのが難しいのです。しっかりと巻きつけないと焼く際に崩れて落ちてしまいます。豚肉は油が多いので巻きつけが難しかったです。下ごしらえが終わったらココナッツの殻の炭で炭火焼をします。

焼きあがってきました。ご覧の通り巻きつけが緩い串は肉と串の間に空間が出来ています。これがどんどん崩れて行って失敗作になってしまうのです。今回は3本中、2本が成功。ちなみに私の作ったのが今にも落ちそうな串。サトゥしは先生から褒められるくらいしっかりと巻かれていました。

2品目はこちらは定番のナシゴレン!簡単に見えて実は難しい一品。ご飯をパサッと仕上げるのが難しいとされていますが、インドネシア料理の基本中の基本のメニューです。こちらも香辛料を石臼から作ります。

ナシゴレンは他のメニューと違ってスピードが勝負になるので先生の指示に従いながらテキパキ進めます。途中でタマゴを入れて香辛料と合わせて炒めます。火を通すのはほんの一瞬で火を付けたり消したりしながら調節していきます。

ご飯を入れて香辛料が全体に回るように炒めます。ご飯はつぶさないように切るようにして炒めます。ムラがなくなったら完成です。二人の協力で美味しそうなナシゴレンが完成。ハートマークを作って写真を撮りました。

最後はデザートです。チャンディールというインドネシア風のお汁粉です。白玉が入っていて汁はココナッツシュガーで味付けされたとても優しい味です。インドネシアの人たちは朝ごはんにこちらのチャンディールを頂くそうですよ。胃に優しいのでぴったりですね。

餅粉を水で溶いて、丁度いいかたさになるまでこねます。そして小さく丸めて白玉の下ごしらえをします。この作り方は日本の白玉と全く一緒ですね。

鍋には水少々にココナッツから作られたブラウンシュガー、ココナッツミルクを入れてひと煮立ちさせます。パンダンリーフを香り付けにいれて沸騰してきたら白玉を入れます。

途中で片栗粉をいれたらこんなにおいしそうなデザートに変身しました!味はココナッツミルクがほんのり香り、優しい甘さで本当に美味しかったです!和風のデザートが好きな方は絶対はまる一品です!こちらの一品は私もサトゥもうなるほどの美味しさ。優しい甘さと食べなれている白玉が故郷を思い出させてくれました。

 

以上で料理教室は終了です。緑に囲まれて、和気藹々と楽しめた料理教室でした。

しっかりとお食事をとりたい方はスペシャルメニューを2種用意しています!こちらは別料金になります。

Menu1:2名様から 料金: Rp300,000/2名様(2014年6月現在)

ポークサラダ
ウラブ(緑豆、もやし、豆腐、ココナッツのバリ風サラダ)
ナシゴレン
グリーンカレー
エッグバラボ(揚げゆで卵)
エビとパイナップルのカレー
オッポーアヤム(チキンのココナッツミルク煮)
バリニーズデザート
フレッシュフルーツ
コーヒーかティー
ミネラルウォーターかソフトドリンク

Menu2:2名様から 料金: Rp400,000/2名様(2014年6月現在)

パパイヤサラダ
サテリリッツ(ポークかチキン)
ミーゴレン
ナシゴレン
チキンのパンダンリーフ包み
イエローカレー
エビとイカのバジルリーフ炒め
ビーフランダン
バリニーズデザート
フレッシュフルーツ
コーヒーかティー
ミネラルウォーターかソフトドリンク

取材を終えて

今回の料理教室は私にとって2回目の料理教室。前回もすごくいい先生に会えたのですが、今回も有り難いことに素晴らしい先生に出会えました。サトゥは普段から自炊もしているのでフライパン使いなどは手慣れたものでした。二人の共同作業で普段と違うコミュニケーションが取れとても新鮮な気持ちになれる事枚違いナシ。さらにもうバリ島では一通り遊びつくしたという方は料理教室という新しい体験をしてみるとより一層バリ島がすきになれるはずです!

※本レポートは取材時の情報に基づき作成しております。 金額、内容、スケジュール等は予告無く変更される可能性がございますのでご了承ください。

About 体験レポート編集部

こんにちは!ヒロチャングループの体験レポート編集部です! バリ島内のスパやアクティビティなど、さまざまなメニューをスタッフが体当たり取材!定番メニューからディープな穴場スポットまで、良い所も悪い所も全部ぶっちゃけちゃいます。ぜひ、ご旅行計画の参考にして下さい!!