2014年7月29日、ヒロチャングループで新しくお取り扱いを開始したスマスパの最終日プラン用メニュー、『マンゴスチンビューティーマグニファイング』の取材に行ってきました。発売以来大人気の午後のカフェセット付きヒロチャンパッケージに続く、ヒロチャングループ×スマスパのオリジナルプランです。 お手頃価格でハイグレードなスパ体験を楽しめると評判のスマスパ。そんなスマスパのロングタイムパッケージはどんな風にスゴイのか、ムナコが調査してきました!
ご予約特典
ヒロチャングループからスマスパの最終日プランを予約すると、$100未満のメニューはアタバッグ(ata-1:日本で6,000円相当)1個、$100以上のメニューはアタバッグ(ata-2:日本で10,000円相当)1個をプレゼント!!
※左の写真はアタバッグ(ata-2:日本で10,000円相当)です
要点をサクッと押さえてお申込み!スマスパ デイユースプラン SPページはこちら>>
フォンタナホテルに到着
スマスパは、クタエリアの幹線道路にアクセス便利な4つ星ホテル、フォンタナホテルの中に併設されています。
2012年のオープン以来、清潔感があり機能的なデザインでこの界隈に存在感を示しています。
通常最終日プランで来店の場合、送迎車はホテルの脇にあるスマスパ専用のエントランスに停まります。
ドライバーの案内でエレベーターに乗り、ホテル屋上にあるスマスパへと向かいます。
スーツケースなど大きな荷物がある場合は運んでもらっちゃいましょう。
ちなみに、この日のドライバーのアリアカさんは物腰柔らかな接客態度が好印象。
日本語は通じませんが、簡単な英語でアテンドしてもらいました。
スマスパ
エレベーターで屋上に上がると、シンプルなガーデンの中にスパが建っています。
Zen‐禅‐をテーマとしているだけあり、どことなく枯山水のような雰囲気を漂わせるコンセプチュアルなデザイン。
数寄屋風の格子に囲まれた部分がスマスパのロビーです。
カウンターのスタッフが笑顔で出迎えてくれました。
まずはソファに座ってウェルカムドリンクをいただきました。
レモングラスとライムのさっぱりしたジュースです。
ここでカウンセリングシートを記入し、選べるオイルとスクラブを選択します。
ロビーのテーブルに可愛らしいボトルのサンプルがあるので、香りをテストしながら選べますよ。
この日ロビーでお世話になったスタッフは日本語ゲストリレーションのルイさん。
スマスパに日本人スタッフはいませんが、 日本語接客に力を入れているので言葉が不安な方も安心して利用できるでしょう。
ココマンゴスチンセラピー(5.5時間)のスタート
プロダクトを選んだら、セラピストの案内でトリートメントルームへ移動します。
シンプルな機能美と、竹のあたたかみが融合したモダンな雰囲気。
この価格帯のスパにしては、びっくりするほどのお部屋の広さ でした。
2人用の大きなバスタブ、シャワー、トイレも室内に揃っています。
ちなみに、ドアの前で靴を脱いでフローリングに上がる、日本のお家のようなスタイルですよ。
室内にはポップなヒーリングミュージックが流れています。
着替え用の棚はこちら。
二人で利用して、マキシワンピやトートバッグなどを仕舞おうとするとちょっと手狭かな・・・という印象。
紙パンツを履き、ベアトップのワンピースを身につけました。
本日の体験メニュー ◆マンゴスチンビューティーマグニファイングより、ココマンゴスチンセラピー(5.5時間)◆
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セラピストはスマスパ歴2年のディアンさん。よろしくお願いします!
ゼンリチュアル
まずはフットバス。
通常スマスパほどのお手頃価格なら、フットバスはベッドに腰掛けて済ませてしまう店も多いです。
なのにスマスパでは、フットバスのためだけにふかふか&ゆったりのソファが用意されていて感動!
レモングラスのオイルとバスソルトで、すっきり足を洗ってもらいました。
ゼンヒーリングマッサージ
ゼンリチュアルが終わったら、トリートメントベッドに横になっていよいよマッサージの開始!
楽な姿勢になるよう、足首の下に棒型のクッションをあててもらっています。
マッサージに使うオイルは、先ほどのカウンセリングで選んだ”Pure Uplifting ピュア・アップリフティング”。
身体を温める効能があるジンジャーとレモンのエッセンシャルオイルが配合されています。
他に選べるオイルは、アンチエイジング効果のあるゼラニウムの“Passionate パッショネイト”、ラベンダーとイランイランの“Pure Relaxation ピュア・リラクゼイション”。
どれもヴァージンココナッツオイルがベースで、お肌を柔らかく改善し免疫力を高めます。
フットバスの段階から、丁寧で確かな指圧で「おお!」と思わせてくれたディアンさん。
ボディマッサージでもテクニックにそつが無く、きちんと訓練を受けているんだなー・・・と感心させる腕前です。
今回は取材のためショートカットしましたが、90分フルでマッサージを受けたら眠ってしまったかもしれません。
マンゴスチンボディースクラブ/マスク
続いて、マンゴスチンボディスクラブ。
インドネシアの首都ジャカルタで生産されているスマスパのオリジナルプロダクトには、すべてマンゴスチンが使われています。
フルーツの女王といわれるマンゴスチンは、バリ島ではシーズン中市場でたくさん売られていて、甘酸っぱい果肉は私も大好き。
食べても美味しいマンゴスチンには抗酸化物質が豊富に含まれ、アンチエイジングに効果があるそうです。
フレイバーは3種類。保湿効果が高く乾燥肌に適した“Nourish Jasminerose ヌーリッシュ・ジャスミンローズ”。心を穏やかにし、敏感肌に適した“Shooting Lavender シューティング・ラベンダー”。脂性肌に適し、血行を良くする“Radiance Lemonginger ラディアンす・レモンジンジャー”です。
スクラブはゴロゴロした質感がはっきり感じられる、比較的ハードな肌触り。
表皮の老廃物をアカスリのようにしっかりと落としてくれそうでした。
スクラブに続いてボディマスクを全身に塗った後は、いったんシャワーで洗い流します。
マンゴスチンフェイシャル
ボディケアが終わったら、次はフェイシャルです。
使用するプロダクトはすべて天然素材で作ったオリジナルです。
まず、クレンジングはヨーグルトと蜂蜜。ウォータープルーフのマスカラなんかをがっつり塗っていると落ち切らない可能性があるので、薄化粧かノーメイクで行くことをおすすめします。
お顔のスクラブも、マンゴスチンとココナッツを使った自然派でした。
こちらはボディほどガシガシした感触はなく、やさしいタッチです。
サンフラワーオイルで顔面のマッサージをし、マスクをした後にふきとり。
さいごはトナーとモイスチャライザーで仕上げです。
シロダーラセラピー
施術はそのままシロダーラへ。
本来のインドのシロダーラというのはセサミオイルを使うのがセオリーということですが、バリ島ではより現地で親しみのあるココナッツオイルで代用しているスパが多いです。
今回体験しているスマスパのコースでも、ココ・マンゴスチンの名の通り、ココナッツオイルにエッセンシャルオイルをブレンドしたものを使っています。
ヘッドバリニーズ·マッサージ
ヘッドバリニーズマッサージはシロダーラのあと、トリートメンルーム内のシャンプー台で行います。
2度のシャンプーでしっかりとオイルを洗い流した後、頭皮をマッサージしながらコンディショナーで栄養を与えます。
マンゴスチンボディークリーム
マンゴスチンボディクリームはトリートメントの総仕上げ。
ベッドにもう一度横になり、全身に丁寧にクリームを塗り拡げてもらいます。軽くさらっとしたテクスチャーで、この日はラベンダーの香り。
ほんの数分ですが、改めてミニマッサージを受けるようで満足感のある時間でした。
トリートメント終了
服を着た後で、トリートメントルームにジンジャーティーがサーブされます。
シャンプー後の濡れた髪を乾かしたい方は、ロビーの隣にあるサロンへどうぞ。
備え付けのドライヤーでセルフドライができます。
スパコースがすべて終わったら、ロビーで料金を支払います。
(※スーペリアルーム滞在ありのパッケージは事前振込み)
スマスパの最終日プランには、嬉しいギフト付き。
オリジナルのマンゴスチンソープが可愛いポーチに入っています。
レストラン PORTA BELLA ポルタ・ベッラでお食事
スマスパの最終日プランに含まれるお食事は、併設のイタリアンレストラン PORTA BELLA ポルタ・ベッラでいただきます。
屋上にあるスマスパのZen-禅-の世界から一転、フォンタナホテル1階のレストランは、レトロなイタリアンビストロに来たかのよう。
屋内席の他、プールビューのテラス席もご用意しています。
お食事セットは、2種類の前菜と3種類のメインから選択可能です。
前菜は、アスパラガスのスープ または 地中海風サラダ。デザートにはタルト、そして飲み物はミネラルウォーターかお茶をお選びいただけます。
【メイン】ペンネ・アラビアータ
バリ島のパスタ料理は柔らかすぎることも多々あるのですが、こちらはちゃんともっちりした茹で加減。
少なく見えますが、お皿が深いのでお腹いっぱいになりそうです。
【メイン】ピッツァ・カプリチョーザ
2人でシェアしても十分なほどボリュームのあるピッツァ。
オリーブの塩味が効いていました。
生地の厚さはもっちり系とクリスピーの中間くらい。
【メイン】茄子のパルミジャーナ
ラザニア生地を重ねた分厚い層の中に、茄子がゴロゴロ入っています。
これもかなりお腹にたまります!
前菜のサラダとスープは、どちらか一つの選択です。
個人的には、アスパラガスのスープがちょっと塩辛いかな・・・と思うのでサラダがおすすめ。
メインは3つとも基本の味付けがベーシックなトマトソースなので、イタリアンが好きならどれを選んでも幸せになれそうです。
Sunday 16′s Cafe サンデー・シクスティーズ・カフェ
お食事セットにはデザートのタルトと飲み物が付いていますが、スイーツをもっと食べたい、コーヒーで一服したい、という場合はフォンタナホテル1階のサンデー・シクスティーズ・カフェがおすすめ。
このカフェは24時間営業で、私も個人的にお茶に行くほどお気に入りです。
店内にあるPCは無料でインターネットに繋げますし、自前のタブレットがあればWifiも使えます。
カフェの様子をより詳しくご紹介する、ティータイム付きパッケージの体験レポはこちらから>>
空港へお送り
時間になったら 預けた荷物を受け取り、フライトに間に合うよう空港へ送ってもらいます。
スマスパは幹線道路にすぐアクセスできるので、空港までは約30分。快適に移動していただけるでしょう。
本日はありがとうございました!
取材を終えて
ホテルクオリティなのにお値段は格安、日本人ゲストへの知名度は高まる一方。ニューオープンから2年、これほど快調に人気を伸ばしているスパを他に知りません。
今回取材してみて感じたのは、抜群の安定感。
スタッフの接客はレベルが高く、ホテル内のスパに恥じないクオリティ。もちろんセラピストのマッサージもそつがなく、きちんとした教育をうけていることが窺えます。安心してリラクゼーションに身をゆだねられるでしょう。
使用したツインルームは、他のスパならVIPルームとして使っているほどの面積があり、清潔さも申し分ありませんでした。コンセプトにならってシンプル、スタイリッシュな雰囲気なのでバリらしさは0パーセントですが、そこそこのお値段で贅沢なトリートメントルームを使えるという点では、とてもコスパが高いと感じました。
お食事については、問題はないけれども、出来ればあともう一歩感動がほしいところ。良くも悪くも「4つ星ホテルのレストランの普通のごはん」です。
とはいえ、このお値段でこのパッケージ内容、かつ空港へのアクセスが便利というメリットが覆るものではありません。コストパフォーマンスという言葉に敏感な方に、胸を張っておすすめしたい最終日プランです。
※本レポートは取材時の情報に基づき作成しております。 金額、内容、スケジュール等は予告無く変更される可能性がございますのでご了承ください。