2014年8月1日、マンゴーツリースパ by L’OCCITANEのデイユースプランを取材してきました!マンゴーツリースパは、ウブドで最初のラグジュアリーリゾートであるクプクプバロンヴィラズの中で営業しています。ウブドの贅沢スパの代名詞のようなマンゴーツリースパで、どんなデイユース体験ができるのか?このお店のアイコン的存在、マンゴーの木の上に設えられたツリースパに興味津々のムナコが行ってきました!
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マンゴーツリースパへ・・・
クプクプバロンの送迎車は6人乗りのトヨタ・イノヴァで、スーツケースなど大きな荷物がある場合は後ろの座席を倒して積み込みます。
社内はもちろん清潔、エアコンが効いていて問題ありません。この日担当してくれたドライバーは日本語が堪能でした。
クプクプバロンはウブド中心部から車で約30分の場所に位置しています。
一般道から横道に入ると、周囲はだんだんとトロピカルツリーに覆われはじめます。
クプクプバロンのゲートはそんなワイルドな雰囲気の中に忽然と現れました。
大きな茅葺屋根の下が送迎車の乗降場。車を降りると、ここでウェルカムフラワーのレイをかけてもらえます。
マンゴーツリースパにチェックイン
車を降りてすぐ、マンゴーツリースパの大きな建物が目に入ります。
この建物の扉をくぐると、まずはテーマカラーのイエローがお馴染み、ロクシタンショップがあります。
アジアン雑貨好きならたまらないトラディッショナルなバリの小物も置かれているのが、ウブド店らしいポイント。
ショップ内のカウンターでは、マンゴーツリースパのスタッフがフレンドリーに迎えてくれました。
お店の外のオープンエアスペースでカウンセリングシートを記入します。
このとき出てくるウェルカムドリンクはスパの名前にちなんでマンゴージュースです。
スーツケースなど大きなお荷物がある場合は、スパのカウンターに預けましょう。
メインプールで寛ぐ
手続きを済ませたら、トリートメントの開始時間まで自由に過ごせます。
デイユースプランのゲストは、クプクプバロンのメインプールを自由に使うことが可能。プールの営業時間は7時から18時で、スタッフは10時からプールサイドに常駐しています。
取材日はスパからメインプールまで歩いて行ったのですが、この道のりがちょっとしたお散歩でした!
クプクプバロンはウブドのジャングルの中に3ヘクタールもの敷地を持っており、ロビーやレストラン、各客室はゆったりと間隔をおいて配置されています。なので、施設から施設への移動するときは密林の中を歩く愉快な体験ができるんです。
スパからプールへ抜ける経路は2通りあるそうですが、この日は森の中の舗装道路を5分ほど歩きました。
この舗装道路はプールに向かって緩やかな下り坂。もう一つの道は階段が多いそうですよ。
若干分かりにくいので、当日スタッフに聞いてみてくださいね。
取材当日、プールには欧米人の家族連れが数組遊んでいました。これなら気軽に、デイユースにお子様を同伴して遊ばせることができそうです。
タオルはプールバースペースに置いてあるものを自由に使えます。
トリートメントルームへ
予めリクエストしたトリートメントの時間が近づいたらスパのロビーに戻りましょう。
ロビーからはセラピストがトリートメントルームへご案内します。
【通常のお部屋の例】
ロビーとロクシタンショップのある建物の裏側へと扉を抜けて、トリートメントルームが集まる「スパエリア」へとやってきました。
取材日に見せてもらったお部屋【ルンブンハウス】は2階建てのメゾネットタイプ。1階の着替え室はガーデンに向かって庇の伸びるセミオープンエアの構造。ガーデンの中に開放的なシャワーブースがありました。
階段を上がって2階へ行くと、個性的なデザインのトリートメントルームが!
細長い部屋にベッドが2台縦に置かれた、ちょっと珍しいレイアウトです。
広くはありませんが、森の中の隠れ家めいた雰囲気が素敵でした。
フットバス用のスペースも、座り心地良さそうなソファがちゃんと用意してあります。
個人的にぐっときたのが黄金のバスタブ。猫足がとっても可愛いです!
クプクプバロンのスタッフによると、マンゴーツリースパのトリートメントルームはすべてデザインが異なっているそうです。それぞれが独自のコンセプトがあり、上記のように2階建てのお部屋もあれば、室内に池があって鯉が泳ぐお部屋も。どんなお部屋でスパが受けられるかは、当日のお楽しみ!
ツリースパ
さて、取材日にトリートメントを受けるお部屋ですが、なんとマンゴーツリースパの中の特別室【ツリースパ】へ案内してもらえることになりました!
通常は限られたトリートメントでしか使えないツリースパですが、なんとデイユースのゲストは、ここをリクエストすることができるんです!
興味のある方はぜひ予約時にお知らせください。
ツリースパはクプクプバロンの敷地を横切って、アユン川の渓谷へ向かって階段を下ったところにあります。
支柱にはバンブー、屋根にはアランアランが葺かれた、自然の素材だけで作られたツリーハウス。
噂のツリースパへお邪魔します!
お部屋の構造はとてもシンプル。入り口を入るとすぐに目に飛び込んでくるのは2台のトリートメントベッド、そしてその向こうに広がる緑の絶景です。
ここで着替えるの!?オープン過ぎて恥ずかしい、と思った方、ご安心ください。
ツリーハウスにはちゃんと目隠しのついた別室があって、ここで着替えができます。
洗面台にセットしてあるハンドソープやクリームはもちろんロクシタンプロダクトです。
シャワーブースやトイレも、この別室の中に集まっています。
ツリーハウスの中なので設備は簡素。でも清潔感があります。
The Ultimate Body Package アルティメイト ボディパッケージ 体験開始
それではさっそく、デイユースプランに含まれる2時間のスパコース“The Ultimate Body Package アルティメイト ボディパッケージ”を体験します!
まずは別室で支度。自分の服を脱いで、ガウンと紙パンツに着替えます。
ツリースパの着替え室にはクローゼットがないので、脱いだ服はガウンの替わりにハンガーにかけておきました。
ドレッサーの上にはアタ素材の小物入れやアクセサリーケースがあります。
私の場合はとても小さいバッグを持っていたので小物入れに入りましたが、普通サイズのショルダーバッグ等は厳しそうです。
◆The Ultimate Body Package(2時間)◆
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まずは、トリートメントルーム内のベンチに腰掛けてフットバスリチュアル。
窓の向こうにはアユン川とライステラス、みっしりとヤシの木が茂るジャングルの景観が見渡せます。
このフットバスに使用するプロダクトももちろんロクシタン製品。
上品な香りが広がって、これから始まるトリートメントに一層期待感が高まりました。
フットバスの次は、いよいよボディマッサージ!
ガウンを脱いでベッドにうつ伏せになると、まずは香りの洗礼。
セラピストがオリジナルのエッセンシャルオイル“リバイタライジング”を手のひらにつけてゲストの顔に近づけます。手の温度で温められたオイルの香りが立ちのぼり、うっとりとなってしまいました。
以前取材した姉妹店のバンブースパ by L’OCCITANEでも、ボディマッサージの前には同様のサービスを行っています。香りのリラクゼーション効果を巧みに使った演出は、ロクシタンスパならではの贅沢です。
この日は、マンゴーフレーバーのオイルでマッサージしてもらいました。60分間のボディマッサージはとても丁寧な施術。
このトリートメントルームにはエアコンがありませんが、温度は暑くもなく寒くもなく、ちょうどよかったです。シーツはタオル地で気持ちよかったですよ。
レッグリフレッシャーは脚にフォーカスした施術。ボディマッサージの流れで、ベッドに横になったまま行います。
トリートメントの仕上げはスクラブ。ロクシタンを代表するフレーバーであるSHEAシア、またはALMONDアーモンドからお選びいただけます。
すべてが終わったら、シャワーブースでオイルとスクラブを流して完了です。
シャワーブースにはシャンプー、コンディショナー、ボディソープが置いてありました。
La View Restaurant ラ・ビュー レストランでお食事
トリートメントの後はレストランでお食事タイム!
クプクプバロンに併設のラ・ビューレストランは、バリ風にアレンジされたフランス料理を食べられるお店です。
アユン渓谷に張り出すように作られた屋外席からは、180度パノラマビューの景色が見られます!
デイユースプランに含まれるのは、そんなラ・ビューレストランのシェフが自信を持ってお贈りする2種類の3コースメニュー。メニュー1とメニュー2からチョイス可能です。
この日はメニュー2を試食しました!
メニュー2
【前菜】
Prawn Cocktail with Avocado Salad
プラウンカクテルとアボカドサラダ
メインは2種類からひとつ選びます。
【メイン】
Stuffed Breast Chickenスタッフドチキンブレスト
【メイン】
Grilled Snapper Filetグリルドスナッパーフィレット
【デザート】
Panncota
パンナコッタ
セットメニュー1と2で違った前菜とデザートが選べるだけでなく、それぞれメインも2種類から選べる柔軟さが嬉しいですね。
どちらのセットにも自家製パンがサービスされます。オリーブオイルとバルサミコ酢、日替わりの野菜ソースが添えられていました。
食後はコーヒーまたは紅茶をどうぞ。
フレンチというとお皿の上にちょこんと料理が載っているイメージですが、ラ・ビューレストランのお料理はかなりボリューミー。お肉もお魚もしっかりと肉厚で食べ応えがありました。
お味はどれも平均点が高く、さすがは5つ星リゾートのレストランといったところ。誰でも安心して美味しく召し上がれるでしょう。
クプクプバロン内での滞在をめいっぱい楽しんで、時間になったらホテルを後にします。
空港までのお送りは追加料金で利用できます。所要時間は1時間半から2時間。思ったほどは遠くありません。
本日はありがとうございました!
取材を終えて・・・
バンブースパに続き、ロクシタンがプロデュースするスパを体験するのはこれが2度目。
印象派の絵画を髣髴とさせる南仏風のインテリアが素敵だったバンブースパに対し、トリートメントプロダクトにロクシタン製品を使っていることを除けば、マンゴーツリースパはまったく別の世界観を持つお店でした。
なんといっても有名なのは、マンゴーの木の上のトリートメントルーム。ラッキーなことに取材当日はこの部屋でトリートメント体験をさせてもらったので、クプクプバロン自慢のジャングルビューを堪能できました。自然と一体化するように作られているため、とてもシンプルな設備のツリーハウスです。
5つ星リゾートらしい贅沢感ある雰囲気を、ということなら、一般のトリートメントルームがおすすめ。一般ルームといっても、ひとつひとつユニークなコンセプトを与えられているので、どのお部屋に入っても特別感があるでしょう。
プランで利用するラ・ビューレストランは、屋外テラスからヤシの木に覆われたアユン渓谷の絶景を鑑賞できます。2種類のコース料理はどれを選んでもハズレのない美味しさ。スタッフのサービスも親切です。
全体的にそつがなく、どんな人でも安心して利用できる点はさすがウブドの老舗店です。日本人スタッフも常駐しているので、何かあったら相談できるのもポイント。カップルや女性同士、さらにお子様連れのファミリーでも、快適に最終日を過ごすことが出来そうです。ロクシタンファンの方もそうでない方も、ぜひご利用を検討してみてくださいね。
※本レポートは取材時の情報に基づき作成しております。 金額、内容、スケジュール等は予告無く変更される可能性がございますのでご了承ください。