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ジャングル・トレッキング体験レポート | バリ島 アクティビティ

2009年9月26日。この日はアユンリバー社のジャングル・トレッキングに参加してきました!前回のトレッキングから早4ヶ月、久々の体を動かす取材にウキウキ度もアップです。標高の高いブドゥグルのジャングルを歩き、その後はブラタン湖でカヌーを楽しむ・・・ということで、なんとなく涼しげなトレッキングを想像していたら・・・・・・ えらいことに。スタッフ小西&T部長が挑戦してきました!

 

一路、ブドゥグル高原へ!

アユンリバー社のAPVに乗って出発!今回はヒロチャンのお客様、Nご夫妻に同行させていただきます。 ブドゥグルへ行く途中、チャナンサリ村にあるアユンリバー社オフィスに立ち寄ります。

 

ここで同意書へのサイン、お支払い、お手洗いを済ませ、トレッキングガイドと合流します。ブドゥグルのスタート地点には受付やトイレなどは何もないので、こちらでしっかり準備を済ませてくださいね。

 

 

受付奥のレストランではコーヒー、紅茶、ミネラルウォーター、バナナチップが用意されていました。寝過して朝ごはんを食べ損ねた小西、ガツガツいただきます。 レストランからはアユン渓谷の雄大な眺め!写真中央を流れるのはアユン川ですね。ラフティングもこのオフィスからの出発になります。

 

ここで嬉しい出会いがありました!!

←トレッキングガイドのデワさん。
実は以前、ジャティルイ・サイクリングの取材にお邪魔した時にも担当していただいたんですO(≧∇≦)O!
あの時はデワさんのナイスホスピタリティーのお陰で、本当に楽しいサイクリングでした。。。その節はお世話になりました~!

今回はNご夫妻、小西&T部長の4人参加。ガイドさんは2人につき1人付くので、デワさんとリコさんの2人とともに、計6名のチームとなります。アユンリ バー社のガイドさんは、ちょっぴり日本語の単語を知っている人もいますが、基本的には喋れません。英語はみなさん流暢のようです。

 

 

APVに6人が乗り込み、かなりキツキツの状態でブドゥグルへ!約45分の道のりという事です。

途中、市場の前で車が停まりました。
「??」 「ちょっとフルーツ買ってきます!」
というデワさん。私たちも降りてみましょう。

 

時間は10時ごろ。賑やかなピークは終わっていましたが、洋服やバッグなどの生活品、お供え物、山積みのフルーツなど、パサールらしい雰囲気。ブドゥグルが近いからフルーツが美味しそうですね!手に持っているのは右がサラック、左がスイカです☆

またまた寄り道。景色が素晴らしいこのポイントで写真撮影です。リコさんの説明では、白くなっているこの辺りの山を歩くということ!けっこう遠いですね。

はい、スタート地点に到着!
何にもないこちらの原っぱからスタート、ガイドさんから1人1本ミネラルウォーターを受け取ります。今日は気持がいいくらいの快晴。日差しがかなり強いです。日焼け対策は十二分にして下さい!

 

まずはビニールハウスの建物へ。ここでは南国特有の植物が見られます。写真上は「モンキーテール」という木、帰ってから調べてみたら、サボテン科 リプサリス属の希少な植物ということでした。

↑ 写真左は蘭の仲間のよう。
薄ピンクにオレンジの斑点や濃紺のピンクが混ざって、なんとも不思議な色合いです。

ビニールハウスを出て畑道を進みます。 途中途中でガイドさんが英語で説明してくれます。

タロイモ。葉は豚のえさにもなります。 まだ若いコーヒー豆。あずき色になったら大人です。

「スラマッシアーン!(こんにちは、の意)」と言いながら、バリ民家にお邪魔しました。 バリでは家族寺、両親の部屋、子供の部屋、台所などは全て配置が決まっています。

こちらの庭にも鮮やかな花たちが。小西はバリの何が好きって花が大好き!バシャバシャ撮ります。

 

いよいよ密林へ・・・

 

 

民家を後にし、いよいよ森の中へ・・・。
入口付近の木はほとんどチークだそうです。

外は日差しが強烈でしたが、一歩森の中に入るとひんやりと涼しくなります。隙間から日が差し込む明るい森の中を、乾燥した葉をさくさくと踏みながら歩きます。

そして間もなく分岐点が!そう、ジャングル・トレッキングではお客様の体力や当日のお天気に応じていくつかのコースを用意しており、途中で選びながら進めるんです。

 

 

「難しい方と簡単な方、どちらにしますか?」というガイドさん。「難しい方!」と言いきるNご夫妻。もちろん小西も同行させていただきます!!
簡単な方は40代後半のT部長に任せることにしました。
「また後でね~!!」

直後、道が急に厳しくなりました。この斜面、かなりいい角度してるんですけど!!傾斜が急なのでふくらはぎに力がかかります。 振り返るとこんなに登っていました。いきなりの上り坂で息が上がって血圧が下がってます。若干貧血起こしてます。

ぜぇぜぇ言って休んでいると、下から元気なT部長&デワさんチームがやってきました。ここで合流です。

森の中には触れるとかぶれてしまうウルシ科の植物も。ガイドさんが注意を促してくれます。

しばらく歩きやすい道を進みます。十数メートルもある高い木々に囲まれた落ち葉の道。
気持ち良いですね~マイナスイオン出てますね~!!

← 通りすがりの木に大きなアリンコの巣。
巨大でした。

合流してから20分ほど歩いて休憩。先ほどの市場で買ったフルーツをいただきます♪

 

みかん、リンゴ、ブドウなど、見た目はちょっとホコリかぶってますがどれもすっごい甘いんですよ!!バリ島はこれから雨季に入り、果物が美味しい季節になります(*^▽^*)

 

ここで再び分岐点。元気いっぱいでチャレンジコースを選ぶNご夫妻。さっきの急な登り坂がチラリとよぎりますが・・・・・・ 行きますよ、行きます!

T部長はデワさんとイージーコースへ(怒)。写真、茂みの中へ姿を消していくのがチャレンジコース一行です。

ここから先は・・・
本当に絶句する位キツかったです!登り登り登り・下り、登り登り登り・下り、という感じ。どのくらいキツイかというと、階段を1段抜かしでずっと上がっていくようなイメージです。心臓破りです。
小西の体力が平均マイナスだという事を加味しても、これは中級の上、または上級の下といってもいいんじゃないでしょうか!!

 

←巨大なパンヤン樹がありました。この木はヒンドゥー寺院でもよく見かける聖なる木でもあります。木の根元でリコさんと記念撮影!仕事のため一応笑顔は作っていますが、脈拍がかなり高速です。

パンガン樹の後にはターザンツリーがあったり、つらい道ながらも所々も遊びスポットがあります。本当に丈夫なのでぶらさがってもOk!

←2回目の分岐点から約30分後、小さな寺院に到着です。寺院と行ってもこの小さなほこらが二つあるだけ、近くには湧水も流れていました。

ここで水をぐびっと飲み、みかんを食べてエネルギー注入です。そういえば、ガイドのリコさんはヒルに2回足を刺されていました。ハーフパンツは危険です!
あと30分でゴールだというリコさんの言葉を信じて、再び歩き出します。

 

何かを発見したようです! →ゴムの実。汁は白くて粘着性がありました。

 

 

この未開のジャングルではキノコも巨大です。
運が良ければ、貴重な「クプクプバロン」という大きな蝶を見る事もできるそう。

 

シダ植物が茂る密林。もうしんどくて写真撮るどころじゃありません。 下りがまた急。チャレンジコースは滑って転ぶことも起こりがちです。

 

このターザンブランコが見えたらゴールはすぐそこ!
もう笑顔を作る気力もありません。

 

 

ついにゴールのバリ植物園へと降り立ちました。コンクリ道路バンザ―――イ 。゜゜(´□`。)°゜。 !!

 

疲労MAX

植物園内を5分ほど歩き、この見晴しスポットへ。深い青色のブラタン湖が素晴らしく綺麗です!
イージーコースのT部長チームは私たちより15分ほど早く到着しており、ここで日向ぼっこしていました。

 

 

「もう歩きたくない!!」
このままこの芝生で寝てしまいたい・・・疲労MAX。

 

 

 

無事に合流したところで、待機していた送迎車に乗り込みブラタン湖へ。昼食を取るレストランに車を置き、レストランの目の前にあるカヌー乗り場に向かいます。定員は丁度4名なので、Nご夫妻と小西、T部長で乗りこみました。

 

船頭さんが漕いでくれるので楽ちん。風は涼しく日差しは暑く、なんだか良い感じです!あの有名なウルンダヌ・ブラタン寺院の近くまで行ってくれました。

カヌーのやさしい揺れが眠気を誘います。どこを見ても清々しい高原の景色が広がり、頑張ってよかったなあ~と自分を誉めてみます。 っていうかお腹空いたんで早く戻りましょう!!

 

腹ペコです

朝、アユンリバー社オフィスでバナナチップを食べて以来のごはん。お食事はムンタリ・レストランです! バリ式インテリアが特徴的です。ずらりと並ぶビュッフェランチをご堪能ください!!

まずはお料理を盛って撮影タイム。Nご夫妻様、お食事中にバタバタしてしまい失礼しました!

お料理の味はたぶん平均的なんですが、ものすごい空腹だったので、++くらいの美味しさでした!伝統的なインドネシア料理、バリ料理に加えて、デザートも あるのが嬉しいところ。カスタードソースをたっぷりかけていただくビサンゴレン(揚げバナナ)、黒米とココナッツミルクのブブール・インジンがおすすめで す!

3時過ぎにレストランを出発し、チャナンサリ村のオフィスでデワさん、リコさんとお別れして、夕方5時30分ごろオフィスに到着しました。快く取材にご協力くださったNご夫妻さま、ガイド・ドライバーの皆さん、本当にありがとうございました!!

 

ハイキングというよりも登山!? 達成感はピカイチ

この取材に来る前まで、パディ・アドベンチャー社のジャングル・トレッキングが一番キツイ・・・と思っていた小西ですが、上には上がある事を、今回思い知 らされました。 ここまでお読みいただいた方にはご理解いただけたと思いますが、アユンリバー社のジャングル・トレッキング、チャレンジコースはハイキングというよりも登 山です!!森の中は朽ちた老木や巨大なシダ植物など、まるっきりの大自然。 規定の参加年齢は5歳~65歳とありますが、チャレンジコースに限っては、15歳~40歳くらいの方がいいのでは・・・と、個人的には思います。服装はト レッキングシューズ・長袖・長ズボンがベストです。
ただ、あの険しい山道を歩き切った後のカヌーやランチは最高です!達成感、やりきった感がみなぎります。バリで一皮むけたい方、バリの自然に挑みたい方に はぴったりではないでしょうか。ちなみにコースの途中では、車道を歩いて先に車に戻れるリタイアコースも用意されています。ご参考までに・・・。

コニ的自然度:★★★★★ コニ的疲労度:★★★★★

 

【イージーコース体験の感想】

イージーコースと言っても、さらにきつい・普通・やさしいとコースが分かれていて、レベルに応じて選択できます。僕は、イージーコースの普通コースを選び ましたが、それでもきつかったです。 得に細い山道では足を滑らせば谷底というプレッシャーもあり、また距離は短いですが急な上り下りもありました。 年齢や体力に合わせてコースを選択すれば無理なくトレッキングをする事が出来ますから、みなさんどんどんチャレンジしてみてください。 ちなみに、一番優しいコースは、道路を歩いて行くコースだそうです…

 

※ 本レポートは体験時の情報に基づき作成しております。内容、スケジュール等は予告無く変更される可能性がございますのでご了承ください。また、レポート内 容には体験者の主観的な意見・感想が含まれていますが、全ての方にこれを保証するものではありませんので、あくまで参考としてご利用下さい。

 

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こんにちは!ヒロチャングループの体験レポート編集部です! バリ島内のスパやアクティビティなど、さまざまなメニューをスタッフが体当たり取材!定番メニューからディープな穴場スポットまで、良い所も悪い所も全部ぶっちゃけちゃいます。ぜひ、ご旅行計画の参考にして下さい!!