アクティビティ

上級者向け! ジャティルイ・サイクリング 体験レポート | バリ島 アクティビティ

2010年12月26日、今年最後の取材は、久々のサイクリング! しかも絶景ライステラスを走るジャティルイ・サイクリングに参加してきました。 トラガワジャ・アドベンチャー社はラフティング・サイクリング・トレッキングを催行しているアクティビティ会社で、なんといっても価格の安さが魅力です。 今回のジャティルイ・コースはなんと$38、もう一つのキンタマーニ・コースは$35 という最安値サイクリングなんです!! ただ、安いのは嬉しい半面、サービスの質や内容の充実度が気になるところですよね。 小西が細部まで取材してきました~♪

 

景勝地・ペチュンでのんびり朝食

 

この日、ジンバランは朝から雨!! サイクリング出来るのかな?と心配していましたが、催行会社によると問題ないとの事。 朝8時半ごろオフィスに迎えが来ました。 サイクリングガイドさん&ドライバーさん2名と、コニ&グループ会社一行4名の計6人です。

 

 

 

 

 

車中でガイドさんから申込書(英語)を渡されるので、代表者の名前・滞在先・生年月日・緊急時の連絡先を記入します。

 

 


送迎車はアパンザというトヨタ車です。 6人と荷物が乗ると少々狭いですね。 途中で雨が降ったり止んだりしながら朝食レストランがあるパチュンへ。 にぎやかな街中からのんびりした田舎へ、景色がうつり変わっていきます。

 

 

10時すぎにパチュンのPacung Indahレストランに到着!曇り空ですが雨は降っていません。 パチュンはブドゥグル高原の手前にある景勝地。地図でいうと大体この辺りです。

マウンテンバイクを積んだ軽トラックも来ていました。 レストラン内は見た目よりも広く、こちらのテラス席がおすすめです。

高台にせり出すように建っているので、こんなに気持ちのいい風景が見渡せます! のどかですねー

景色を見ながらコーヒーブレイク。
朝ごはんメニューはこちらです!

・コーヒーまたは紅茶
・ベーコン
・エッグ (スクランブル、目玉焼き、またはポーチドエッグ)
・トースト1枚(バター、いちごジャム付き)

 

ここのレストランはお手洗いも清潔! この先はサイクリングが終わるまでトイレが無いので(大自然の中で、という選択肢はご自身の判断で・・)、ここで済ませておきましょう。

 

 

 

スタート地点へ移動、サイクリング準備♪

レストランでゆっくり朝食を取り、車で5分ほど移動してウムルアン村のスタートポイントに到着。 ここからもう絶景が広がります!! 写真撮影をしている観光客が何人かいました。

器材はマウンテンバイク、ヘルメット、グロープの3点。 グローブはフリーサイズで古いですが、バイクとヘルメットは比較的新しいです。 バイクは右手ブレーキが前輪、左手ブレーキが後輪で、それぞれにギアが付いています。

 

→→ こちらが女性用バイク。
160cmの私が両足地面に付くくらいに調整してもらいました。 もっと下げれば150cmくらいの方でも乗れそうです。

 

 

 

高さの調整やヘルメットの装着など、ガイドのプトゥさんが丁寧にサポートしてくれました。
今日は見れませんでしたがお子様用の小さなバイクもあるという事です。 お子様は13歳以上で身長140cm以上の場合ご参加できます。

 

大きな荷物を伴走車に乗せ、アイスボックスで冷やしたミネラルウォーターを各バイクにセットして準備完了! バイク4台と伴走車2台(送迎車と軽トラック) でサイクリング開始。

いってきまーす!!!

 

 

最初は順調、その後異変が・・・

 

 

最初は2車線の道路のゆるい下り坂です。 両側にヤシの木や南国の植物が生えてトロピカルムードいっぱい!

 

 

 

通り過ぎる木々やフルーツについて、プトゥさんが途中で説明してくれます。 バトゥリティ村にあるこの木は「ジャックツリー」と呼ばれていて、この樹液から「トゥワ」と呼ばれる焼酎のようなお酒が作られるんだそうです。

 

 

気持ちのいい静かな道です。 2台の伴走車が付いてきてくれるので安心!デジカメで周囲の景色を撮ったりしながら余裕の走行です。 ところが・・・

 

 

下り坂は最初は20~25分程度。 その後は勾配のゆるい上り坂がずーーーっと続きます。写真ではあまり分かりませんが、エンドレスに続く微妙な上りは本当にキツイです!! 写真を撮る余裕も無くなり・・・

 

 

 

足もガクガクしてきて・・・
最終的には自転車を降りて上り坂をひたすら歩く(笑) 後ろのメンバーは頑張って漕いでいますが、普段オフィスワークでなまっている体には無理、でした!

 

 

 

少しバラバラになったサイクリング一行ですが、アプアン村に入った所でガイドさんと軽トラックが待っていてくれました!!スタートからここまで40分ほどでしょうか。

 

 

先日、日本のお盆にあたるバリのお祭り「ガルンガン」があったばかりなので、沢山のペンジョール(竹の飾り)が並んでいます。 他のメンバーには申し訳ないけど、まだまだ上りが続くという事なので戦線を一時離脱する事にしました。伴走車があるって素晴らしい~!!

ここからは撮影班に回りました。

今回の同行メンバーは30代男性1名と、40代男性1名。 かなり苦戦している様子。。 ガイドのプトゥさんだけ余裕のピース!

 

 

こちらで2回目の休憩。息が上がってぜーはーの二人です。 ここのジャティルイ・コースはどうやらかなりハードだという事を全員が体で理解しました(汗)

アユンリバー社が催行するもう一つのジャティルイ・サイクリング と比べても難易度はだんぜんこちらが高いです。

 

 


この後はブブカン村、ソカ村を抜け、下り坂になった所でコニも再び戦線復帰。 しばらく下って大きなコーナーを曲がると、ついにジャティルイの風景が飛び込んできました~!

 

この辺りの景色が一面ジャティルイ! どこまでもライステラスが続く雄大な眺めが広がります。

田園とジャングルが織りなす絵葉書みたいな風景。 この景色の向こう側にゴールが待っています・・・!

 

 

ツアー車が数台止まっている見晴らしスポットで撮影&休憩タイム。 カメラは絶対にお忘れなく~~!

 

 

子供たちがマンディ(水浴び)する横を通ってゴールまで一直線! 最後の上り坂では全員降車・・・

 

プトゥさんだけが余裕の走行! 鮮やかな田んぼの前を通って・・・

ついにゴールイン。皆さんお疲れ様でした~!!雲行きは怪しいですが、最後まで雨に降られませんでした♪

 

冷えたおしぼりが嬉しい♪

このジャティルイ・サイクリングでは、この日のノーマルコース22キロの他、17キロのショートコース、28キロのエキスパートコースも選ぶことができます。
伴走車の存在は本当に有りがたい!という事と、体力に限界を感じたら無理せず車に乗り込もう! という2点を学んだ今回のサイクリングでした。

 

 

地元ワルンでナシチャンプル♪

 

お腹がぺこぺこの一行。 ランチは終了ポイントから車で20分ほど移動したNAMI RASA レストランでいただきます。 レストランというより、、、ローカルのワルン(食堂)ですね。 バリっぽいお庭が素敵ですが、席はあまりよくないです。 一番奥の長テーブル席が一番良さそうでした。

 

ランチセットはオレンジジュース・スープ・ナシチャンプル(写真左)。 全体的にけっこう辛いです。 バリ歴3年の私がそこそこ辛かったので、苦手な方に はけっこうな辛さかもしれません。 また、別注文でバリ島の伝統料理、アヤム・ベトゥトゥ(写真右)を食べる事もできます。 これ美味しかったですよ!一皿Rp.20,000 です。

 

雨が降った時は??

今回は幸運にも雨に降られませんでしたが、サイクリング中に雨が降ってきた場合は、こちらの3通りの対処法があります。

1)トラックに積んであるカッパを着て走る
2)伴走車で雨宿りをしながらしばらく待ってみる
3)ツアーを中断して車でレストランに移動する

お客様の体力やお天気によって決めてくださいね。

 

 

体力自慢におすすめ! 過去最大の難コースでした

今回のサイクリングはまさかの途中リタイア!といっても全工程ではないですが、1回車に乗り込んでからコニが走ったのは下り道オンリー、上り坂は車でやり過ごさせていただきました m(_ _)m
でも、伴走車のお世話になったのは私だけではないけず!と思いガイドさんに確認したところ、やはり 「40代、50代のお客さんや女性は途中でリタイアする人もいます。 このコースは体力がある人のエクササイズ向けですね(笑)」 という事でした。

でも、次の日筋肉痛になっても、伴走車のお世話になっても、ジャッティルイの景色は見る価値あり!! ジャティルイと比べると、ウブド北のテガラランは 「狭いなぁ~」 と思ってしまうほど。 ここからここまでがライステラス、ではなく、見渡す風景がぜーんぶライステラス!! 本当に素晴らしい景色です。コニは、バリ島で一番きれいな風景がある場所はジャティルイだと思っています。

また、ガイドのプトゥさん、ドライバーさんはとてもホスピタリティがある方ですごく安心できました。 私が車に乗ったり降りたりするたびに、自転車をトラックに積み込んで降ろして・・・ と、手厚くサポートしてくれてありがたかったです~~。 コース自体 は体力のある方向けですが、体力に自信がない方でも景色目当てで気軽に参加して、疲れたら直ちに車に乗りこんで車窓からの景色を楽しむ・・・ そんな楽し み方もおすすめです(笑)

留意点としては、過去に行った他のサイクリングツアーと比べて、お昼ごはんのグレードが低めです。 場所はレストランというより食堂といった感じで、お料理もバリ人向けに味付けされたナシチャンプルなので、辛いものが苦手な方は要注意です。 それ以外は バイクなどの器材といい、ガイドさんといい、景色といい、安いからといって問題になる点はなかったように思います。 また、ぜひキンタマーニ・コースも参 加したいですね~♪

 

同行メンバーの感想

また行きたいヒーリング・スポット

今回はカメラマンとして、取材に同行しました。
「ジャティルイのライステラスをただ見に行くだけじゃなく、そこでサイクリングをする!自分の足で行ってみる!」というの が、このメニューの魅力ですよね。ただ、ジャティルイコースは全過程を自転車で走りきれる人は少ないらしいです。なので、体力に自信がない方やお子様には キツイでしょう。

 

サイクリングガイドさんが常に気を配ってくれているので、遠慮せずに疲れた時には伴走車に乗せてもらいましょう! ジャティルイのライステラス、また行きたいヒーリング・スポットです。

 

マラソンのような感じ

体力にはそこそこ自信はあったのですが、完走するにはかなり体力を使うと感じました。 登り坂をこいでいる時は、マラソンのような感じです。

でも、サイクリング中に見える景色や人々との出会いは、本当に素晴らしく、見渡す限りの息をのむような絶景はまるで、芸術作品のよう。 また、行く所、行 く所で、道行く何人の人と挨拶を、かわしたかわからないくらい人々の温かい雰囲気に包まれました。

写真を撮るために、時々、止まったりとサイクリング中もマイペースに動けて、融通が効く所が良かったと思います。もう少し車の通りの少ない道ばかりを走れたら、もっと気持ちが良いんだろうなと感じました。

 

正直きつかったです

終わってから45歳以上にはきついとガイドさんから説明を受けました。普段運動をしている人なら問題ないかもしれませんが、1日中座ってほとんど動かない仕事の人は要注意です。
ですが、 完走したものだけが得られる満足感と、目の前に広がるジャティルイの美しさは何物にも替えがたい体験となりました。 ガイドのプトゥさんテリマカシー。

(後日談)当日がくがくしていた膝や太ももは不思議と筋肉痛になりませんでした。

* 体験内容・価格は予告なく変更される場合があります。また、本レポートには取材者の主観的な意見が含まれていますが、全ての方にこれを保障するものではありません。あくまで参考としてご利用くださいませ。

 

ご予約・お問い合わせはこちら

About hirochan

こんにちは!ヒロチャングループの体験レポート編集部です! バリ島内のスパやアクティビティなど、さまざまなメニューをスタッフが体当たり取材!定番メニューからディープな穴場スポットまで、良い所も悪い所も全部ぶっちゃけちゃいます。ぜひ、ご旅行計画の参考にして下さい!!