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ニッコーリゾート内弁慶レストラン 「霜月のお献立ディナー」 取材レポート | バリ島 レストラン

2011年11月21日。 1か月前に サンデーブランチの取材 でお邪魔した弁慶レストランにまたまたやってきました!今回は在住日本人にも人気の「今月のお献立」の取材です。 総シェフの前田氏が作るこだわりの和食コース、11月のメニューは、「霜月のお献立・ Nine Planets 2 (ナイン・プラネット2)」という、前菜9種盛りと選べるメインコースの贅沢和食!今回はコニチャン & 新スタッフのユウチャンの二人が行ってきました~♪

 

コニチャン編: 今回はディナータイムに突撃! 弁慶レストラン

 

 

ジンバランのオフィスを6時前に出発し30分で ニッコーバリ に到着! 今回初めてディナータイムにお邪魔するコニと、ニッコーバリ自体初めてというユウチャンの二人組でやってきました。

ヌサドゥアは閑静なリゾート地として知られていますが、その中でもニッコーバリはホテル密集エリアから離れた場所にあり、断崖に沿って 建てられた客室から見る雄大な眺めと、日系ホテルならではこまやかなサービスが人気です。 コニ的には 「バリリゾートの王道をいく老舗高級ホテル!」というイメージです。 この前も書いたけど・・・ 泊ってみた~い!

所々にあるバリらしいモチーフに癒されます。 こちらが弁慶レストラン。お邪魔しまーす!

レストランの中は海側に向けて全面ガラス張り。 中央に鉄板焼きの厨房があり、目の前で鉄板シェフの手さばきを楽しみながらお食事することもできます。 昼間は海が見渡せるオーシャンビューでしたが、夜は落ち着いて食事を楽しむしっとりとしたダイニングに変貌するんですね!

 

前田シェフをご紹介します!

前田氏は上海、シンガポールなど各国での経験を経て、2010年11月よりここ弁慶の総シェフに就任。 今回の取材中も、終始お料理の状態や盛り付けなど細かい所まで気を配ってくださり、日頃から現場をしっかり見ている様子が伝わってきました。

前回はビュッフェメニューがずらっと並んでいたカウンターも、夜は寿司バーとして準備されていました。


寿司バーを任されるシェフのPAKSI さん。 サーモンロールを作っている所をぱちり。

 

霜月のお献立メニューをご紹介!

今回の目的は、前田シェフが毎月考案するお献立メニューの調査です! 11月の霜月は豪華な前菜盛り合わせと、お好みで選べる4種類のメイン料理。 まずは前菜から行きますよ~

■ 前菜 箱盛り9種の惑星 ■

 

箱盛り9種の惑星

マグロとサーモンのお造り
ブドゥグル高原野菜サラダ
カリフォルニアロール
酢の物盛り合わせ
さば塩焼き
茶碗蒸し
信州そばなめこおろし
枝豆の塩ゆで
南国フルーツのヨーグルト添え

 

 

見た目からワクワクしてしまう前菜9種類の盛り合わせ。 どれから食べようか迷っちゃいますね!


約3時間の撮影を経て試食にたどり着いたのが夜の10時ごろ。 空腹レベルは極限に近い取材班2名です。 やっと食べれる~!という心からのいただきますの一枚。 色どりが綺麗なカルフォルニアロールから、いただきまーす!

 

とびこのプチプチ感と玉ねぎのシャキシャキ感が味わえるカルフォルニアロールが美味しすぎて、感涙しそうに!

全体的に薄めの優しい味付けで、バリ島の濃い味付けに疲れた胃に優しく浸透すること間違いなしです。 塩分もかなり控えめなので年配の方でも大丈夫そうです。

長野出身としては、こちらの 「信州そば なめこおろし」 が一押し! 柔らかいマグロとサーモンのお造りも美味しかったですよ~♪

さ~ 9種の惑星を満喫したところでメインをご紹介していきます!

 

■ 選べるメイン1 鉄板焼き ■

鉄板焼きコース

AGビーフテンダーロイン100g
タイガー海老2尾
タスマニアサーモン120g
焼き野菜
ゆかりご飯 or ミニラーメン
香の物
抹茶アイスクリーム

 

どうしてこんなにいい色してるの!? というくらい新鮮なサーモンとテンダーロインを、鉄板シェフの方が鉄板で焼いていきます。 コテを使うときの「チャッチャッ」っていう金属音がカッコいいですね~! 並べて、切って、胡椒を振って、裏返し・・・ すべての動きが流れるようにリズムカルで、これはもうパフォーマンスですよね。 途中でこんなシーンも見れることも!

鉄板焼きセットの完成! 100g のテンダーロインは分厚くて柔らかくて、食べ応え十分。 サーモンも甘みがあって柔らかい。 そしてエビちゃんに注目です。

コニはかなりのエビ好きなんですが、弁慶のエビは大きくてプリップリなんです!! ソースはステーキ、ゴマ、チリトマト の3種類からどうぞ。

 

■ 選べるメイン2 しゃぶしゃぶ ■

 

 

しゃぶしゃぶコース

AGビーフ リブアイ 150g
野菜盛り合わせ
うどん
ゆかりご飯 or ミニラーメン
香の物
抹茶アイスクリーム

 

リブアイはロース芯のこと。サーロインと並んで最高に美味しいとされる上質なお肉です! 適度な霜降りの入った柔らかなリブアイを赤身の鍋の中で3往復しゃぶしゃぶしたら、きめ細かくて柔らかいお肉の出来上がり~!! お肉旨みと甘さを味わえるしゃぶしゃぶコースです。 締めの平うどんがまた美味しいんですっ

 

■ 選べるメイン3 焼肉 ■

焼肉コース

牛タン塩100g
和牛カルビ100g
ポークソーセージ
焼き野菜
ゆかりご飯 or ミニラーメン
若布スープ
キムチ
抹茶アイスクリーム

 

焼肉といえば!! という牛タン&カルビの黄金コンビです! 毎月1回は焼肉に行くことを心がけている肉食の私としてはとっても嬉しいこのボリューム♪ 牛タンには最初からお塩が振ってあります。

 

■ 選べるメイン4 寿司&天ぷら ■

 

寿司&天ぷらコース

シェフおまかせ握り寿司10種
海老天婦羅
味噌汁 or ミニラーメン
抹茶アイスクリーム

前田シェフのおすすめ握り、この日はマグロ、サーモン、穴子、いくら、貝などなど。 バリ近海で取れたネタを中心に使っているだけあって、どれも素材の味が生きていて新鮮。日本の料亭でいただくお寿司のおいしさです! 特にマグロの赤身が身が柔らかくて美味でした!

締めに小さめの中華ラーメンをいただいて本日の取材終了です。 先日に続いてまたまた美味しいお食事をありがとうございました~!

 

ユウチャン編: 初ニッコーバリ!弁慶レストラン

オフィスのあるジンバランから約30分。ヌサドゥアに到着です。ヌサドゥア自体ほとんど来たことがない僕は、まずその綺麗さにビックリ。ゲートをくぐって エリア内に入るとそこだけ別の国のように区画整理されていて、今まで見てきたバリ島の喧騒や混沌はどこにもない。ハワイかどこかに来たような気分です。 そのヌサドゥアリゾートの中心地から少し離れた静かな丘の上に、今回の目的地・ニッコーバリはありました。

弁慶レストランに到着。 宜しくお願いします! 立派な店構えに期待感も高まります。

美しく整然と並べられた器。上品で落ち着いた店内は”日本の美”を感じさせてくれるしつらえが随所に見られます。

スタッフの皆さんがとてもテキパキとされているのが印象的でした。南国特有のゆるさたっぷりなバリ流接客に慣れた目にはそれが非常に心地よく、安心してお食事ができそうです。 簡単な日本語ができる方も多く、スタッフ教育に力を入れておられる様子が垣間見えます。

 

それではいよいよ今回の本題、霜月のお献立をご紹介です!

シェフ自らが毎月考案するメニュー、11月は9種類の前菜盛り合わせと、4種類から選ぶ豪華なメインコース。 その名も「Nine Planet 2」 まずは前菜からご紹介します。

お刺身やおそばなど、9種類の前菜が並べられたお膳。それでは、優しい味を求めてまずは茶碗蒸しから、いただきます!

求めていたあの味でした。日本ではしょっちゅう食べていた茶碗蒸しですがバリ島ではなかなかお目にかかれません。どうしても濃い味付けが中心になり がちなこちらでの食生活。そんな疲れた胃にじわーっと浸透していく出汁の優しい味に思わず顔もほころびます。 「茶碗蒸しのおいしいお店は他の料理も間違いがない」というのが僕の個人的な見解なので、この後のコースへの期待値はマックスに。

この9種の惑星。「惑星」とはよく言ったもので、ちょうど地球に寄り添う月のように、メインの邪魔をせずそれでいて隠れてしまうこ ともない絶妙なサイズで、それぞれがしっかりと楽しませてくれます。 そんなネーミングセンスにも脱帽の、とても楽しくおいしいお料理でした。

 

選べるメイン 寿司&天婦羅コース / Sushi & tempura set

 

メインのコースは下の4種類から選べます。
鉄板焼き/しゃぶしゃぶ鍋/焼肉/寿司&天婦羅

これは…究極の選択ですね。横ではコニさんが満面の笑顔で鉄板焼きをチョイスしています。 焼肉もしゃぶしゃぶも捨てがたい…あのお肉の色…絶対おいしいよな、とさんざん悩んだ挙句、江戸っ子は寿司に目がねえんでいっ!ということで寿司&天婦羅 をチョイス。まぁ僕はチャキチャキの名古屋っ子なのですが(笑)

どうですか!この色!そして艶! 私事ですが、漁師町に生まれ実家が魚の卸を営んでいる僕の家では、祖父や父が市場から持ってくる新鮮なお刺身が常に食卓に並んでいました。そんな環境で 育ったので、いいお刺身は見た目で分かるんですね。 このお寿司は、間違いなくおいしいです。

はやる気持ちを抑えて、まずは玉子から。 こんな時こそセオリーは大事です。

寿司にはちょっとうるさい僕も、あー日本人に生まれてよかった。思わずそんな感想がもれてしまう繊細で優しい味。

シャリの握り加減も絶妙で、口に運ぶまでは崩れることなく、口に入れた瞬間にほろほろと柔らかく崩れてネタとしっかり絡み合う。 完璧な握りでした。 その中でもイチオシはやっぱりマグロですね。僕はどちらかというとエビや白身のようにあっさりしたネタが好きなのですが、マグロだけは別。新鮮で臭みも全 くなく、しっかりと脂ののった素晴らしいネタでした。

 

お食事の後にはこれまた日本の味。冷たい抹茶アイスをいただいきました。 魚の脂を洗い流してくれるような抹茶の爽やかな風味に思わずうっとり。 バリ島でこんなにおいしい日本食が食べられるとは夢にも思いませんでした。今回は本当に素晴らしいお料理をありがとうございました!

 

毎月のプロモディナー おすすめポイント

  • 毎月楽しめる、前田シェフが監修した月替わりメニュー
  • 日本以上の美味しさ! バリ島トップクラスの和食をあなどるなかれ
  • お好みで選べるメインコースが嬉しい♪

 

Report by Koni

1か月ぶりにお邪魔した弁慶レストラン。 夜の雰囲気は思ったよりずっと 「シックで大人」 な感じでした。 静かなダイニングで味わう11月のお献立は、まさに 「5つ星ホテルでいただく和食」 の期待に応えてくれる味。 “バリ島で一番美味しい和食” というファンが多いのも納得の実力です。 お食事の美味しさ、器や盛り付けの美しさ、スタッフの方の心地よいサービス、そしてボリュームもしっかり! という、総合的な満足度がとても高い内容でした。 賑やかにワイワイごはんというよりは、2名~4名くらいで静かに食事を楽しみたい方におすすめですね。 私だったら、ちょっと綺麗なワンピを着て、繊細な和食に舌鼓+日本酒の熱燗でほろ酔いになりたいです(妄想)。 でも、前回取材した食べ放題のサンデーブランチもすっごくお勧めなんですよね~!どっちも行きたい。 迷います・・・

 

Report by Yuki

今回初めてお邪魔させていただいた弁慶レストラン。 社内でもおいしいと評判だったのでとても楽しみにしていたのですが、 実際に訪れてみた感想は評判通り、いや、評判以上でした。 日系ホテルの中に店を構えるだけあって”和”に対するこだわりと 完成度は、海外にいることを忘れてしまうほど。 お料理のほうも、前菜からメインまでひとつとして手を抜かない シェフの強いこだわりが見える素晴らしい内容でした。お肉やお魚の鮮度も文句なし。冷酒をキュッといきたくなるような、 素材の旨みをしっかりと味わわせてくれる”本当の日本食”を久しぶりに楽しませていただきました。

今回はディナーの取材だったので海は見えませんでしたが、昼間は絶景のオーシャンビューとのことなので、機会があれば明るい 時間帯にも訪れてみたいと思います。コーラルブルーの海を眺めながら日本食に舌鼓。最高でしょうね。

※本レポートは体験時の情報に基づき作成しております。内容、スケジュール等は予告無く変更される可能性がございますのでご了承ください。また、レポート 内容には体験者の主観的な意見・感想が含まれていますが、全ての方にこれを保証するものではありませんので、あくまで参考としてご利用下さい。

 

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こんにちは!ヒロチャングループの体験レポート編集部です! バリ島内のスパやアクティビティなど、さまざまなメニューをスタッフが体当たり取材!定番メニューからディープな穴場スポットまで、良い所も悪い所も全部ぶっちゃけちゃいます。ぜひ、ご旅行計画の参考にして下さい!!