2012年10月12日、レゴンダンスの見られるレストラン、クマンギに行ってきました！
こちらのレストランは今年6月に新装移転オープンしたばかりとのことで、ピカピカの建物に
インドネシア料理、そしてバリ伝統舞踊と期待が膨らむ要素いっぱい。
特にバリ舞踊を楽しみに出かけてきました！
さっそくレストランへ☆
クマンギのダンス公演は夕食時に行われます。
ディナーに間に合うよう、16時にヒロチャンオフィスを出発しました。
ジンバランからクマンギのあるクタまでのルートは夕方に渋滞が起こりやすいので、
少し早めに出かけるのがポイントです。
クマンギはバイパス沿いにあるので、レストランの前を通る車はびゅんびゅん飛ばしています。
ですが、クマンギの看板を見れば誰もがあっ！と思うはず。
目印に、人力タクシーの「べチャ」が飾られているんです☆
駐車場からエントランスまでは広々としていて、レストランの敷地内に入れば
大通りの喧騒も遠のきます。
リニューアルしたばかりのピカピカの白い建物に、バリ風の狛犬の彫刻が出迎えてくれました。
モダンで清潔感ある店内
外観と同じく店内も清潔感あるまっしろな空間です。
適度に感覚を置いて黒いテーブルセットが配されて、
とてもスタイリッシュ。
それでも、無機質なかんじはありません。
こちらはバリの古いジュクン（小型ボート）を利用した
テーブルです。
クマンギの店内にはまるで美術品のようにバリ島らしい家具や装飾品が配置されていて、
ゲストの心を和ませてくれますよ。
さて、屋外席にもいってみましょう！
こちらもとても広々としていて、
風の通り抜けていく気持ちの良い空間です。
フロアのまわりには熱帯の植物も植えられていて
涼しげな印象。
そして、屋外席の脇にはカウンターもあります。
ビンタンの生ビールに、おしゃれなカクテルなど
アルコールも充実していました。
お食事だけではなく、ドリンク目的で
来店しても楽しい時が過ごせそう☆
彩り鮮やかなインドネシアン･ディナー
そうこうするうち、ディナーセットの用意が調いました！
こちらのレストラン、お食事のサーブがとてもテキパキとしていて早いです。
何事もゆっくりのバリ時間に合わせるのも旅行の醍醐味ですが、
お腹が空いているときにすぐ料理が出てくるのはとっても嬉しいですね。
量は少なめですが、代表的なインドネシア料理が
バランスよく盛り合わせになっています。
ローカルワルンでも見かける定番料理もありますが、
そこはやはりレストラン、下ごしらえがしっかりとしていて
非常に口当たりのいい食感に仕上がっています。
味も全体的に薄いので、辛いのが苦手な方、あっさりが好きな方の口にはとても合うと思います！
インドネシア料理というと、とにかくスパイシーで脂っこいというイメージもありますが、
クマンギのインドネシアン・ディナーは全然そんなことはありませんよ。
反面、こってり＆大盛が好きな人や、
男性にはちょっと物足りないかも。
撮影担当のサトゥー氏は、
ご飯をお替りしていました。
そしてインドネシア料理のデザートといえば
トロピカルフルーツ。
こちらもしっかりセットに含まれていますよ。
またクマンギのすごいところは、食べやすいインドネシア料理の他にイタリア料理もご用意がある点です♪
野菜たっぷりのイタリアン・グリーンセットは、たくさん食べたい人にぜひおすすめ。
詳しい体験レポートはこちらです。
ちなみに今回のディナーでは、お箸とおしぼりの用意があったことにも感激しました。
日本のレストランでは普通のことですが、バリ島ではこういう細やかなサービスに
出会うと、「きちんとしているな～」と感心します。
お箸も、バリ島のワルンによくある太いものではなく、日本人が使い慣れた先細のものです。
バラエティ溢れるダンスショー
さて、ディナーを楽しんでいるうちに日が落ちてきて、ダンスショーがいよいよ始まります。
クマンギレストランは屋外席にステージが設けられていて、
食事をしながら伝統舞踊のショーが見られます。
ショーの開始直前には、日本語で書かれたプログラムが手元に配布され、
これから鑑賞するダンスにどんな由来や意味があるのかを知ることができました。
ステージが明るくなり、まずはオープニングのガムラン演奏。
響き合う金属音は不思議な迫力があります。
ステージは屋内席からでも見られますが、臨場感を味わうなら断然屋外席ですね！
ガムランの演奏に合わせて、つぎつぎとダンサーが登場します。
クマンギのダンスショーのみどころは、ひとつのステージでいろいろな種類の伝統舞踊が
披露されるところです。
花園に遊ぶミツバチを表現したタリオレッタンブリンガンや、
宗教儀式で舞う踊りから発想されたタリチリナヤなど、
短い時間の中にバリ島伝統舞踊のエッセンスが詰まっています。
戦場に向かう戦士の踊りタリバリスなどは
私も初めて見たので、とても興味深かったです。
ダンスショーは、バリ島の定番舞踊であるタリジョゲッでフィナーレです。
このとき、踊り子さんたちがステージを降りて、ゲストをダンスに誘いにやってきました。
私も扇子を借りて、ちょっとだけバリ舞踊を体験。
自分が踊ることよりも、
向かい合ってお手本を見せてくれる
踊り子さんの流麗な身のこなしや
きれいなメイクに釘付けになってしまいました。
これを間近に見られるだけでも、ステージに上がる価値はありますよ！
クマンギでダンス鑑賞する機会があったら、恥ずかしがらずにぜひチャレンジしてみてくださいね。
すべてのプログラムが終わったあとは、全員で記念写真を撮る時間も用意されていました。
華麗な衣装を身につけた踊り子さんたちが一堂に会すると物凄い迫力です笑
私達が取材に伺った日は他の日本人ツーリストのグループも居合わせ、
みなさん楽しそうに写真を撮ってらっしゃいました。
バリ島旅行の素敵な記念になりそうですね。
取材を終えて・・・
バリ在住のお友達の中にはクマンギに
行ったことのある人が多く、ずっと気になっていました。
店内に入ってまず、広々としたおしゃれな空間に
驚きました！
どこも清潔そのものなので、ローカルな雰囲気が
苦手な人も落ち着いてインドネシア料理を楽しめますよ。
スタッフの方も接客用の日本語が分かりますし、常時笑顔で
気持ちのいいサービスをしてくれました。
インドネシアン･ディナーは薄味ですが、辛いのが苦手な人にはちょうど良さそうです。
いろいろな定番メニューが盛り合わせてあるので、初めてインドネシアンフードにトライする人が
自分の好みの料理を知るのにもいいと思います。
今回の目玉のレゴン・ダンスも、さまざまな演目を少しずつ組み合わせた盛り合わせ的な内容。
バリの伝統舞踊の良いところをつまみ食いできます。
食べやすいインドネシアン･ディナーと、間近でゆっくり鑑賞できるバリ伝統舞踊は、
バリ島初心者の方にもおすすめです。
ぜひ訪れてみてくださいね。
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※体験内容・価格は予告なく変更される場合があります。また、本レポートには取材者の主観的な意見が含まれていますが、全ての方にこれを保障するものではありません。あくまで参考としてご利用くださいませ。