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エレファント・サファリパーク 取材レポート ビュッフェ編 | バリ島 アクティビティ

2012年11月2日、スマトラゾウ30頭が暮らすエレファント・サファリパークに行ってきました。今回取材するパッケージは、夜のジャングルをゾウに乗って観光できるナイト・サファリです。園内で楽しめるお食事のクオリティが高いことでも有名なパークなので、エレファント・ライド後のビュッフェ・ディナーにも期待が高まります。くいしんぼスタッフのムナコとリナチャンがリポートします!

エレファント・サファリパーク ナイトライド編はこちら

専用車で出発

ジンバランのヒロチャンオフィスに、予定よりも早く送迎車が到着。車内は清潔で、エアコンも効いています。

 

 

南部リゾートエリアからは少し長めのドライブなので、
ムナコは用心のため酔い止め薬を飲んで行きました。

エレファント・サファリパークのあるタロ村は、ウブドよりも更に北上した地域。

 

 

車窓からの眺めはだんだん山がちになり、大きなカゴを頭に載せて運ぶ現地の人など、まさに「バリの村」といった風景を楽しむ事が出来ました。

ゾウとたっぷり触れ合うパーク内

 

エレファント・サファリパークのゲートをくぐるとさっそく、
のびのびと過ごすゾウ達の姿が目に入ります。
このパークは絶滅危惧種であるスマトラゾウを保護する目的でも運営されているので、ゾウ達へのケアは万全。

他の動物園で飼育されているゾウよりも、心なしか生き生きして見えました。

とにかく園内にはゾウがいっぱい。まずは仔ゾウに会いに行きました。
芋を差し出すと、小さな鼻を伸ばして「ちょうだいちょうだい!」とねだってきます。

 

そして、大人のゾウはさすがに大きくて迫力満点。

でも賢く芸達者なんです。
鼻を器用につかって、花輪を被せてくれますよ。

 

鼻をくるりと額まで巻き上げるのが、ゾウの「スマイル」。
ゲストが横に並ぶと、このキメ顔をして記念写真に収まってくれます。

エレファント・ショー

あたりが暗くなり始めた頃、エレファント・ショーが始まりました。
<小象の行進>の軽快なBGMに合わせて、ゾウ達が披露する芸を見られます。

 

 

ゾウがお尻をぺったりと着けてベンチに座った姿は、愛嬌たっぷり。
まるでディズニー映画から抜け出してきたようです。

エレファント・ライド

かわいいゾウ達をたっぷりと目で楽しんだあとは、ゾウの背中に乗って25分間のライドに出発です。コースには照明がほとんどなく、自然のままの暗いジャングルを進んで行きます。

エレファント・ナイトライドを詳しく紹介したレポはこちら

 

この日のお天気は曇りで、星空が見られなかったのがちょっと残念でした。

そしてエレファントサファリパークはバリ北部にあるので、この時間になるとかなり肌寒くなっていました。
でも、ゾウさんの背中に触れた足から体温がじんわり伝わってきて感動しますよ。

こだわりのビュッフェ・ディナー

 

ジャングルの中の遊歩道を一周し、エレファント・ライドは終了です。

ライドの発着点の前には、ロマンチックなディナー会場がセッティングされていました 。

こちらの屋外席で、待ちに待ったビュッフェ・ディナーをいただきます!

エレファント・サファリパーク内のレストランで腕を振るっているのは、シェフのワヤンさん。

 

バリ島のレストランでは、わざわざ海外からシェフを呼び寄せて味の監修を任せているところも多いです。
ですがワヤンさんの出身地はパークから15分ほどの隣村とのこと。

けれども村を出ての修行歴は長く、ホリディ・インやグランド・ハイアットといったリゾートホテルに、フレンチのモザイクレストランなど、さまざまなお店で調理を勉強なさったそうです。

エレファント・サファリパークの前には、アナンタラ・ホテルでシェフを務めていたのだとか。

そんなワヤンさんの手がけるビュッフェ・ディナー、コンセプトは各国料理のフュージョン。
ウェスタンにアジアン、インドネシアン、それぞれの食文化のおいしいところが凝縮されています。

メニューは日替わりなので、その日のビュッフェに何が登場するのかはお楽しみ。

以前のナイト・サファリではコースディナーを提供していたそうですが、来場者が増えたためビュッフェ形式に切り替えたそうです。ビュッフェとはいえ、前菜からスープ、メイン、デザートまで出揃い、フルコースにも見劣りしない内容です。

 

この日のスープは、“ホウレンソウのヴィシソワーズ”。

ヴィシソワーズですが冷製ではなく、あたたかいスープでした。ジャガイモのほっくり感に体が温まります。

 

エレファント・サファリパークは、ディナーロールも一押しです。

パーク内のレストランに窯があり、
毎日手作りのパンを焼いているのだそう。

外はカリカリ、中はもっちりでした。
お持ち帰りしたいくらいです~

 

そしてムナコとリナチャンのハートをがっちり掴んだのが、
色とりどりのサラダたち!

この日用意されていたサラダはなんと5種類。

“焙りタコのサラダ”、“エビとマンゴーのサラダ”、“タイ風ビーフサラダ”など、バラエティ豊か。

みずみずしいお野菜と新鮮な魚介やお肉の組み合わせはとってもおいしくて、
二人で何度もお替りしちゃいました。

それぞれ味が違っていて、サラダばかり食べても全然飽きないんですよ笑

用意されているドレッシングも豊富で、サウザント・アイランド・ドレッシング、フレンチ・ドレッシング、
バルサミコ・ドレッシングから好きなものを選べました。

 

もちろん、メイン級のお料理もすごいです!

コース料理だとお肉ならお肉、お魚ならお魚と一品だけですが、ビュッフェはどちらも好きなだけ食べられるのが嬉しいですね。

ムナコのお気に入りは“マヒマヒの鉄板焼き スイートチリソース添え”。マヒマヒはあっさりした白身魚です。

 

 

他にも、“鶏モモ肉のロースト 白ワインソース添え”や、
“ビーフリブアイのロースト とろとろに炒めた玉ネギとともに” など、主役級のメニューが数種類揃います。

 

 インドネシアらしいお料理もちゃんと献立に上っています。

“グレ・カンビング”は羊の肉をココナッツミルクで煮込んだシチュー。

ローカルワルンで食べるグレは羊肉が硬いのですが、
こちらでいただいたグレは下ごしらえが丁寧でお肉もトロトロでした。さすがです!

白いご飯にかけて、カレーのようにいただきました。

 

“野菜のソテー”も、どことなくインドネシアのローカルメニュー・チャプチャイを思わせる一品でした。

野菜のメニューでは、他に“ポテト・グラタン”、“野菜春巻き”も。

お料理の中に野菜の割合が多いのも嬉しいポイントでした。

 

“スパゲッティ フルッティ・ディ・マーレ”は魚介のパスタ。

大粒のムール貝とエビが入っています。

海から離れたタロ村という立地で、これだけ海の幸を楽しめるのは贅沢ですね。

好きなだけ盛り付けて、キャンドルの灯るテーブルへ。
ナイフ・ファーク・スプーンはあらかじめセットしてあるので、ビュッフェ台から持ってくる必要はありません。

 

ナプキンを広げてみると、こんなところにも可愛いゾウさんがいました。

テーブルから見えるところにも、本物のゾウたちが静かに立っているんですよ。

さて、おかずでお腹がいっぱいになっても、デザートを見逃すわけにはいきませんね!
サラダやメインに負けないくらい、デザートのビュッフェ台もゴージャスでした。

“ティラミス・ケーキ”、“アップルタルト”、“ベイクド・チーズケーキ”、“チョコレート・ブラウニー”、“レモンムース” ・・・このままケーキバイキングも開けそうな勢い。

 

プチ・ケーキを盛ったお皿を前にすると、とっても幸せな気分になります♪

ムナコのお気に入りはベイクド・チーズケーキ。
繊細で、しっとりして、完璧でした。

 

 

さっぱりした甘味がお好みの方には、
ちゃんとフレッシュフルーツも用意されています。

定番のスイカ、パパイヤ、パイナップルの他に、
ランブータンやサラックなど、バリならではのトロピカルフルーツも並んでいました。

 

 

外国人ツーリストでも食べやすいように、
剥くのが簡単なフルーツがチョイスされているようでした。

なかなか日本ではお目にかかれないフルーツなので、
トライするのも楽しいですよね。

 

 

もちろんビュッフェには制限時間もなく、会場も遅くまで開いているので、心行くまでディナーを堪能しました。

帰りもまた専用車で送ってもらえるので、安心して夜を楽しむことが出来ますね。

 

取材を終えて・・・

エレファント・サファリパークはゾウ専門のテーマパークです。

飼われている動物はゾウだけなので、
パークに到着してからショー、ライドなどのイベントが始まるまで、かなりゆったりと過ごす時間がありました。

バリ動物園のように様々なイベントがひっきりなしに行われていた施設が子供の喜ぶ遊び場だとすると、こちらのエレファント・サファリパークには大人の憩いの場といった雰囲気があります。

動物と遊んではしゃぐというより、ゾウのいる風景の中でお散歩したり、食事を楽しんだり・・・

そんな雰囲気を裏切らないレベルの高いビュッフェ・ディナーは一押しです。
誰が食べても、「おいしい!」と感じるのではないでしょうか。

せっかくのバカンスだからのんびり過ごしたい、そして何より美食に妥協は出来ないという方、
ぜひエレファント・サファリパークを訪れてみてくださいね。 

 

※体験内容・価格は予告なく変更される場合があります。また、本レポートには取材者の主観的な意見が含まれていますが、全ての方にこれを保障するものではありません。あくまで参考としてご利用くださいませ。

 

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