2013年1月22日、スミニャックのリゾートホテル「アナンタラ スミニャック 」に行ってきました!アナンタラは 2008年にタイ王国から上陸したばかりの高級リゾートです。ホテルが建つのは海まで0分の一等地。インド洋を見渡す絶好のロケーションにあります。そんなアナンタラ・スミニャック内にあるレストランは、ロマンティックなディナーを楽しむのにもぴったり!今回の取材では1Fのタイ料理ダイニング“ワイルド・オーキッド”と屋上のバー“S.O.S”にお邪魔しました♪
スミニャックのメインストリート、ラヤスミニャック通りから分かれた雰囲気のある小路がダヤナプラ通り。
そのダヤナプラ通りをずっとビーチまで抜けた突き当りに、アナンタラ・スミニャックがあります。
エントランスはシンプル、しかし高級感の漂う雰囲気。
階段を上がると目的のレストラン“ワイルド・オーキッド”は一直線なので、とても入りやすい雰囲気でした。
ワイルド・オーキッドでエレガントなタイ料理を・・・
レストランの入り口はやはりシンプルですが、モダンなアジアン・インテリアにセンスが光っています。
レストランには屋内席とテラス席があり、取材班はテラスへと案内されました。
お席から見えるのはスタイリッシュなビーチフロントプール、そしてその向こうのスミニャックビーチ!
取材日は特に海からの風が強く、口の中がしょっぱい気がするほどインド洋の潮の香りを近くに感じました。
タイ料理ディナーセット
Tom Yum Goong
/ Thai Sour Spicy Prawn Soup
“トムヤムクン”
日本のタイ料理店でも定番のメニュー、トムヤムクン。
実は私はタイ料理というと「変に酸っぱい・変に甘い・変に脂っこい」という印象があって苦手でした。
このトムヤムクンも始めは恐る恐るスプーンを口に運んだのですが、タイ料理への偏見が一瞬にして氷解しました。
ワイルド・オーキッドのトムヤムクンはとても上品な味付けで、しつこさも脂っこさも皆無。
「シェフが作ったアジアンフード」を絵にかいたような逸品でした。
Gaeng Kiaw Waan gai
/ Green Chicken Curry with Eggplant, Kaffir Lime Leaf, Red Chili & Thai Basil
“グリーン チキンカレー、茄子とカフィアライムリーフ、赤唐 辛子&タイバジルを添えて ”
こちらのグリーンカレーもまろやかで、手間暇かけられた丁寧なお味。
具の鶏肉は大粒で食べごたえがあります。茄子やパプリカなどのお野菜もみずみずしく新鮮でした。
セットにはライスも含まれているので、カレーらしくご飯にかけていただきました。
ココナッツミルクたっぷりで見るからにマイルドなカレーなのですが、食べているうちに予想外の辛さに気づくでしょう。
ツーリスト向けインドネシア料理よりもよっぽど唐辛子が効いているのですが、なぜか口に運ぶのをやめられない美味しさがありました。
Kao Niaw Ma-muang
/ Sweet Sticky Rice with Rip mango & Coconut Syrup
“もっちりとしたお米のデザート、マンゴーとココナッツシロッ プを添えて”
さいごに、お米を甘く味付けしたタイの伝統的なデザート。
私は初めて食べましたが、ワッフルコーンの中に盛り付けられたお米は日本の御萩のような
やさしい甘さでした。
成形は御萩やライスプディングよりも緩く、リゾットのようにお米の粒々した食感を味わえます。
マンゴーも青すぎず、熟しすぎずのベストな食べ頃でした!
デザートまで堪能したところで、カメラマン・サトゥ―氏がポツリと一言。
「でも、ここの料理はお酒には合わない気がしますねえ・・・」
実は、バカンスの夜はもっとお酒を楽しみたい!という方にうってつけのスポットが、
アナンタラ・スミニャックの中にあるんです。さっそく移動しましょう。
屋上の絶景バー S.O.S
一階のワイルド・オーキッドにてお腹を満たしたら、屋上バーのS.O.Sでのゆったりとしたカクテルタイムがおすすめです!
アナンタラ・スミニャック内にあるもうひとつのレストラン、サンセット・オン・スミニャック、略してS.O.S。
その名が示す通り、このホテルでサンセットを楽しむならこちらのバーが真打ちです。
エレベーターで4階に上がれば、目の前に広がるインド洋の絶景!
取材日にはちょうど、午後6時半頃からパーフェクトなサンセットに出会うことが出来ました。
インド洋に沈むオレンジ色の太陽・・・
裏で美術監督とか、特殊効果のスタッフが作っているのでは?と疑いたくなるくらい、シネマ風の美しい眺めでした。
シンプルな内装のS.O.Sは青空をバックにしていてもスタイリッシュですが、やはりサンセットの時刻がもっともフォトジェニック。
68席ある屋外テーブルの中でも、エレベーターを降りて左手にある完全にオープンエアのスペースは
夕日鑑賞の特等席です。
ビーチに向かって大きく開かれた構造の店内は、この時間帯には隅々まで茜色に染まります。
寝そべるようにしてゆっくりできるディベッドは24席。日本のバーではあまり見かけない形のお席は、
バカンスならではの開放的なひと時を過ごせそうですね。
お酒を飲むなら、バーカウンターに横並びになって座るのがいい・・・そんな方のためには、バーテーブルにはチェアが12席設けてあります。
こちらのお席は少し奥まっていますが、着席した目線の先にはやはりインド洋が悠々と横たわっています。
そして私の個人的な興味を掻き立てたのが、こちらのワインセラー。
バーの一角に設けられたスペースで、ガラスに覆われた室内には壁一面にボトルワインがストックされています。
しかもこのお部屋はただの保管室ではなく、中央にバーテーブルが出され、いつでもテイスティング出来るようす。
ああ、この中に住みたい・・・
今回の取材ではオリジナル・カクテルに重きを置きましたが、ワインの品揃えと品質管理にも
かなり期待が持てそうです!
サンセット・ロマンティック・カクテル
さて、ヒロチャンがおすすめするS.O.Sのオリジナル・カクテルがこちらです。
夕日を閉じ込めたかのようにオレンジ色を宿したカクテル、サンセット・ロマンティック・カクテル。
繊細に切られたスイカの蝶々も可愛らしいです。
こちらのカクテルセットにはスナックとして、
インドネシアの伝統的なお煎餅、クルップも付いてきます。
ピーナッツが練り込まれていて、かりっした心地よい歯触りです。
カップルでご夫婦で、サンセットを眺めながら
こんな雰囲気あるカクテルで乾杯。
きっと素敵な思い出になりそうです。
フレイバーは飲んでみてのお楽しみ!
「南国の夕陽の味」がしますよ。
甘めでアルコールはキツくないので、普段はあまり飲まないという方も安心して召し上がれ。
ウェスタン料理ディナーセット
ところでS.O.Sではドリンクばかりでなく、本格的なディナーコースも楽しめるんです!
こちらのディナー詳細についてはインド洋を一望!屋上ラウンジバーでサンセット・バースデー 体験レポ をご覧ください。
こちらのコース料理の他にも、S.O.Sではテンダーロインステーキやリブアイステーキなどアラカルトも人気です。
また、チョコレートドームやティラミスといったスイーツにも力を入れているS.O.S。
バリ島でお誕生日などの特別な記念日を迎えるお客様には、
事前予約でスペシャルケーキをご用意することも可能です!
おいしいディナーに雰囲気たっぷりのカクテル、ロマンティック度満点のサンセット・・・
そこへバースデーサプライズとして特注ケーキが登場したら、どんな女性の心もとろけてしまうのではないでしょうか。もちろん、彼女から彼へのプレゼントとしても効果は抜群です。
クオリティもさすがアナンタラのパティシエが手がけただけあり、今までにバリで食べたバターケーキの中で一番おいしいと思える出来でした。
ケーキのサイズは特大ではないものの、二人で食べるには十分すぎるほどです。
残りは持ち帰りたいとスタッフに伝えたところ、専用のケースに入れてくれました。
すっかり夕日も沈み、ライトアップされたアナンタラのロゴを横目に帰途につきます。本日はありがとうございました!
取材を終えて・・・
洗練されたホテルやヴィラが続々デビューしているスミニャックエリア。
その一等地に建つラグジュアリーホテルという点を差し引いても、今回のディナー取材は美味しい思いが出来るに違いない!という期待感がありました。
というのも、去年取材にお邪魔し、お食事のレベルの高さに驚いたエレファント・サファリパーク。そこのシェフを務めるワヤンさんが、かつて修行した場所のひとつだと胸を張って挙げたのがアナンタラ・スミニャックだったのです。
1Fのワイルド・オーキッド・レストランではタイ料理嫌いの私が食べてもおいしいと感じるお料理を堪能できましたし、屋上バーS.O.Sでは大胆かつ繊細なウェスタン料理を楽しめました。期待を裏切らない味とレベルの高い接客は、さすが高級リゾート内のレストランですね。
ひとつ、いい意味で期待を裏切られたのが、S.O.Sから望む感動的なオーシャンビュー。最初に入店したときには、思わず「わあ!」と声を上げてしまいました。特に取材に伺った日は天候にも恵まれ、絵にかいたような素敵なサンセットを鑑賞することが出来ました。
バリ島で大切な人にロマンティックな思い出をプレゼントしたい方に、ぜひチョイスしてほしいスポットです。
※本レポートは体験時の情報に基づき作成しております。 金額、内容、メニュー等は予告無く変更される可能性がございますのでご了承ください。 また、レポート内容には体験者の主観的な意見・感想が含まれていますが、全ての方にこれを保証するものではありませんので、あくまで参考としてご利用下さい。