2013年1月26日、スミニャックのメインストリート、ラヤ・スミニャック通りにあるエスパスにお邪魔しました!フレンチポップ調の外観がおしゃれなエスパスですが、こだわりは見た目だけではありません。このお店のテラピストに教育を施しているのは、ヨーロッパ生まれのマスタートレーナー、ペローニ氏。高度なマッサージテクニックの期待できる街スパということで、今回はマッサージとフェイシャルをシンプルに組み合わせたタッチ・オブ・バリを体験してきました!
エスパスへ・・・
おしゃれなブティックがずらりと並ぶこの通りの中で、白とペパーミントグリーンで統一された存在感あるエスパス。買い物で通りかかると、ちょっと入ってみたいな・・・と以前から気分をそそられていたんですよね。
看板には片仮名で「マッサージ」の文字も読めるので、遠くからでもすぐに分かりますよ。
この通りはヒロチャンのあいのりバス観光ツアー・スミニャック行クタ一周ルートでも行けるので、スミニャックでのショッピングとスパに興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
エスパスはこじんまりとした街スパですが、前庭から入り口までの通路など、ちょっとおしゃれに作り込んであっていいかんじです。
レセプション&ロビー
白い扉を押して中に入ると、そこがレセプションカウンターのあるロビーです。
窓際に置かれた二人掛けのソファ2台と、スツールが2脚。
さわやなインテリアはパリのアパルトマン風。
ロビーは半分以上がショップスペースで占められており、天然ソープやボディローションが可愛くディスプレイされています。スパ予約をしていなくても、ケア用品を買いに来るだけで楽しめてしまいそう。
サロン
ロビーの奥へと続くカーテンをくぐると、広いサロンがあります。日の光がたくさん差し込んでいたロビーとは対照的に、こちらはリラックスできるよう照明が暗く落とされています。
マニキュアやペディキュアを施すためのネイル席は、ゆったりとしたチェアが8台用意されています。
かわいい鏡のカット台は3席、シャンプー台は2席です。
サロンの中にはこんなものも。
座った状態で施術を行うための専用チェア。
ストレスブレイク・チェアマッサージ(30分)にて使用されます。
フットリフレクソロジールーム
2Fにはフットリフレクソロジールームが4席設けられています。
各席に置いてあるのは、足裏のツボを示した図です。
シングルルーム
お部屋例①
トリートメントルームはいたってシンプルです。
こらちはバスタブ&シャワー付きのお部屋。
お部屋例②
こちらはシャワーが付いていないタイプのお部屋です。
このお部屋の場合は、外にあるシャワールームを使用します。
ツインルーム
ツインルームも基本的にシングルルームと変わらず、シンプルな印象です。
基本的にロッカーはなく、荷物や服は部屋の中にあるフックに掛ける仕様となっています。
綿棒やコットンなどのアメニティは置いていません。
シャワー&トイレ
館内には2ヵ所にシャワールームがあるので、シャワー無しのトリートメントルームに当たった場合はこちらをご利用ください。
ボディソープが備え付けられていて、お湯も問題なく使えます。
トイレも3室を除いてお部屋の外になります。
トイレットペーパーがあり、清潔です。
タッチ・オブ・バリ体験開始!!
エスパス館内のフォトツアーを済ませたところで、さっそくトリートメントを体験してみましょう。
本日の体験メニュー ◆タッチ・オブ・バリ(2時間)◆
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まずはロビーにてウェルカムドリンクをいただきます。
冷たいジンジャーティー、またはミネラルウォーターからチョイスできますよ。
ミネラルウォーターのボトルもなんだかおしゃれです♪
ドリンクをいただいている間に、スタッフがエスパスのパンフレットを持ってきてくれました。
エスパスに日本語スタッフはいませんが、パンフレットは日本語版のご用意があります。
しばらくして、本日の担当テラピストが登場。
エスパスに5年勤めるディアナさんは、物腰がやわらかく笑顔が素敵です。
本日はよろしくお願いします!
ディアナさんに導かれて、ロビーの奥にあるサロンへ入ります。
履物はここでスリッパにチェンジ。
履いて来たサンダルはサロンの下駄箱に仕舞われました。
トリートメント準備
本日はツインルームにてトリートメントを体験します。
お部屋に置いてあるオイルのサンプルから、好きなものを選びます。
選べるオイルは3種類。
調和とバランスをもたらすラベンダー、気持ちを落ち着かせ、リラックスできるイランイラン、刺激的な香りにリフレッシュ効果のあるレモンオレンジです。
テラピストがオイルを腕に垂らして香りを試させてくれます。
私はラベンダーをチョイスしました!
テラピストがいったん退室している間に服を脱いで紙パンツに着替えます。
荷物ロッカーのないお部屋だったので、服とバッグはドアの裏のフックに吊るしました。
マッサージ
テラピストが戻ってくると、さっそくトリートメントに突入します!
前回取材のウェルビーイングスパ同様、最初に足を洗う“フットバス”はありません。
さっそくベッドにうつ伏せになると、お腹にあたるシーツの下に薄いクッションが仕込まれていることに気づきました。ベッド全体の寝心地も絶妙な反発があって気持ちがいいです。
また、スパのトリートメントベッドにはつきもののうつ伏せ用U字枕。
エスパスのU字枕は他のスパに比べてとても小さくて柔らかいのですが、自分の具合のいいように自由に変形させられるので楽でした。
テラピストは強めの力で全身を揉み解していきます。手から腕まであらゆる部分を使ってのマッサージ。
長めのストロークあり、ツボ押しの要領で指先で刺激することもありのメリハリあるテクニックでした。
マッサージはうつ伏せ状態で左足から始まるのですが、マッサージし終わった足は円筒形のクッションの上に置かれました。
他のお店でこういった足用クッションがあったのは、クプクプジンバラン併設のバンブースパなどハイクラス店ばかりでした。エスパスのようなリーズナブル店でこれが出てくると得した気分になりますね♪
最も特徴的だったのは、股関節の付け根や腕の付け根など、四肢の根本に親指を差し込むようにしてほぐす技。これは痛気持ちいい感覚!今まで取材した他のスパではお目にかかっていないテクニックですね。
最後にタオルを使ってぐーっと首の筋を伸ばし、
マッサージは終了です。
フェイシャル
仰向けでベッドに横になったまま髪をタオルでまとめ、フェイシャルトリートメントがスタートします。
プロダクトは、バリ島で多くのスパが使用しているマルタ・ティラール社のBIOKOSビオコス。
アロエヴェラの香りです。
まずはクレンザーでメイクをオフ。ジェルタイプで、軽めのテクスチャーでした。
次はスクラブでお肌の老廃物を取り除きます。スクラブといってもローションタイプなので、あまりざらざらした感じはありません。スクラブはグローブ型のタオルにお湯を含ませてオフしますが、ごわごわしているのが少し気になりました。
次に登場するのがマッサージクリームです。お顔全体にクリームを広げ、ここでもディアナさんのテクニックが発揮されます。頬の肉を揉んだり、パタパタと叩いたり。
このときは気づきませんでしたが、後から写真を見るとメイクを落としたはずの唇が赤くなっていますね。顔の血行がよくなっているのでしょうか?
マッサージのあとはフェイスマスクです。エスパスでは2種類からマスクを選ぶことが出来ます。
ひとつはディープクレンジングマスク。これは前回ウェルビーイングスパのフェイシャルで体験しました。
今回は初めてのオイルコントロールマスクに挑戦です♪
マスクをブラシで塗り、目元に薄切りのキュウリをおいて10分ほど美容成分を浸透させます。
ぺりぺり剥がすディープクレンジングマスクと違い、こちらのオイルコントロールマスクはタオルで拭き取ります。
マスクをオフした後は引き締め効果のある化粧水を肌に馴染ませ、フェイシャルは完了です!タオルを取って頭皮のマッサージをしてもらい、トリートメントが終了しました。
このお部屋にはシャワーがなかったので、サロンを巻いて外のシャワールームでオイルを洗い流しました。
バスタオルはテラピストが用意して、シャワールーム内にかけておいてくれます。
シャワー後はトリートメントルームで服を着て、今回の体験は終了です。
本日はありがとうございました!
取材を終えて・・・
前回取材のウェルビーイングにスパに続き、スミニャックエリアのリーズナブルスパ第2弾となったエスパス。
ウェルビーイングスパとは対照的にラヤ・スミニャックの大通りに面しているこちらのお店はスパ用品専門店としても力を入れているようで、表のショップにはバラエティ豊かなプロダクツがずらり。ショッピングスポットとしても楽しめそうです。
奥にあるトリートメントルームはとてもシンプルな造りですが、ベッドの寝心地にはこだわっている様子。その上足用クッションが出てきたりと、リラックスするのに最適の姿勢でマッサージを行ってくれます。
ヨーロッパのマスタートレーナー直伝というマッサージテクニックは、確かに他の街スパで受けたバリニースマッサージとは一線を画すものがありました。外観のカジュアルでポップな印象とは裏腹に、かなりの実力店でしたよ。リーズナブルなお値段で効果抜群のマッサージを受けられるお店は貴重です。お買い物のついでにも便利なエスパス、ぜひ利用してみてくださいね!
※体験内容・価格は予告なく変更される場合があります。また、本レポートには取材者の主観的な意見が含まれていますが、全ての方にこれを保障するものではありません。あくまで参考としてご利用くださいませ。