ナシ・チャンプルで最も気を使わなければならないのが、ごはんとおかずのハーモニー。いかに不協和音が出ないようにおかずをチョイスするかが重要な要素。好みのものだけをチョイスしても全体のレベルを押し上げるにはそれなりの調整力も必要。今回お邪魔したワルン・ニクマットはローカル、外国人観光客、バックパッカーに大人気のワルン。たくさんの種類があり、しかもどれも美味しいということで、たくさんの人の心を釘付けにしています。
クタの人気ワルン
超格安ツアーにパッケージされていることが多い「バクンサリホテル」から徒歩十数秒という好立地条件で、クタの繁華街からは近いのですが、迷いやすい場所なので、タクシーやカーチャーターのご利用をお勧めします。
おかずの種類も多く、シーフードやチキン、野菜など完成度の高い料理の数々。ケースの内側に入って指差しで選びます。イスラム教独特のいでたちの店員さんは、にこやかに対応してくれます。少し日本語が出来るので和みます。
食べるものに制限があるイスラムの人も食べられる食材だけを扱っているということもありますが、日本人や白人の姿もちらほら見受けられます。店内は横に広いのですが実は奥にも席が用意されています。
おトイレチェック
店の奥には更にたくさんの席やテーブルが用意されていて、その一番奥にトイレがあります。店先で食べていて急にもようしたら間に合わないかもしれない距離です。綺麗とは言えませんが洋式でトイレットペーパーというところは評価できます。
勧められるままにどんどん注文したら、ご飯が見えない位のナシチャンプルになってしまいました。エビをメインにサテアヤム、カンクンといった野菜など健康に気を使ったつもりでいましたが、凄いボリュームになってしまいました。チョット欲張りすぎましたぁ。おかずがかなり残りそうになり、ご飯とおかずの割合を誤ってしまいました。
テーブルの上にはクルプッと呼ばれる揚げせんべいやバナナも置いてありました。食べた場合は支払いの時に自己申告します。
そしてお支払いはこちらで最初にもらった値段のカードと、頼んだ飲み物等を告げてください。電卓がありますので、数字をはじいてくれます。ルピアでの現金払いとなっております。
ナシチャンプルとは奥の深い食べ物であることを思い知らされたランチのひとコマでした。