バリ島クタエリアにある中華料理のお店FEYLOON(フェイルーン)は、中華の中でも香港料理のレストラン。JLラヤクタに面していて、シンパンシウールの近く、ケンタッキーの向かいにあります。ご覧の通り広い店内には柱もなく奥まで見晴らしが良いゴージャスなレストラン。お客さんももろにローカルという感じではなく、それなりのステータスを感じさせる雰囲気があります。2013年6月8日土曜日のお昼にお邪魔しました。
フェイルーンに到着~~
大きな看板が目印です。近くにはバリでも有数の両替所、セントラル・クタがあり両替とお食事を一緒に済ませるということも時間の有効利用になるのではないでしょうか。
玄関に来るとそこはもう完全に香港を彷彿とさせます。
店内には水槽があり、生きたままの魚介類が元気に泳いでいました。カニやシャコ、ロブスターはモンスター級というと大げさですが、かなり大きなサイズです。
オコゼがいました。初めて見る生のオコゼはかなりの存在感がありました。普段見ることが出来ない生物が観察できるというのは面白い体験ですね。
店内奥にはこのお店ご自慢の本物の北京ダックがディスプレイされていました。中華の王道というと北京ダックということになるでしょうね。
2階にはVIPルームも完備しています。部屋の仕切り方で様々な人数のニーズにもお応えできるシステムになっています。
トイレは洋式で問題なく使用できますが、日本と比べると大人数収容のレストランの割に、個室の数が多くないように感じました。利用の際はご注意ください。
フェイルーン・セットD試食~~
こちらのお写真ですが、各料理2人前です。茹でエビを完食するだけでも十分満足の内容で、そのほかのお料理もしっかりとした味付けで、食事として美味しくいただきました。ビールにも合いそうなところは見逃せませんね。
Sup Kepiting Seafood ala Feyloon
シーフード・カニ・スープ ・フェイローン風
細かな具がとろみのあるあっさりしていながらコクのあるスープにマッチしています。
Kerapu Hot Plate
ハタというサンゴ礁に生息するお魚を、揚げてとろみをつけてホットプレートでいただきます。身が肉厚でとても美味しいのですが、鋭いトゲがあるので食べる際はお気を付けください。
Kepiting Soka Pasir Mas
日本語メニューには、ソフトシェルのソルティ・エッグ・ソースと書かれていました。カキフライに似たような味わいがあり美味しかったです。
Udang Rebus
茹で海老。たれがそうめんのつゆのようなまろやかな味で、実はエビにもマッチするのかという新しい発見がありました。
Buncis Cah Ayam
インゲンと鶏の炒め物。これが唯一インドネシアの味付けになっているようで、かなり辛いです。ローカルの味に慣れていても、辛く感じるので、日本の皆様には相当辛いのではないかと思います。
チャイニーズティ。お茶は大きなポットで出てきて、ずっしりと重いので片手でヒョイッとはいかないかもしれません。ポットがちょっと歪んでいるのは注ぎやすいからなのでしょうね。湯呑も斜めにカットされたお洒落な物。
ご飯とフルーツもついてきます。これがセットメニューDの全8品です。
さて実食~~
フェイローンのミス・エルフィナとご一緒してお食事させていただきました。量も味も申し分なく満腹です。お馴染みの中華料理がバリ島でも食べられるというのは嬉しいですね。特に香港の味が好みという人はぜひご来店ください。こちらのメニューは2名様~5名様用でのご注文となっています。
続いては飲茶のセットメニューです~~
こちらは6名様~10名様用のセットメニューで、写真は3名分の量です。6名様でお申し込みの場合、この量の倍になります。こちらもボリュームは申し分なく、グループでワイワイ言いながら楽しく食べられるセットメニューになっています。
Bakpao Casio
肉まんです。日本でいう肉まんとは違ったスパイスが味に深みを感じさせます。中国の長い歴史を感じさせます。
Mantao Polos Goreng
これは初めて食べました。揚げたコッペパン(?)のようで、ちょっとお菓子のような触感で、練乳を付けて食べます。
Ceker Ayam
鶏の足先の部分の甘煮です。見た目がちょっとやばいです。インドネシア料理にもあり、鶏の足の指周辺のコラーゲンがお肌に良さげな料理です。
Siomay Babi
豚のお肉が乗ったシューマイです。これはおかずとしても、おつまみとしてもかなりイケます。ちょっと大きめなのもGOOD!
XO Lo Ba Kao
日本でいうと、いももちを揚げたようなもので、ビールに合いそうなおつまみ系の料理で、居酒屋にあると女性の人気を集めそうな一品。
Kwetiao Daging
お米の粉で出来たもちもちな麺の上に肉がトッピングされています。これは運ばれて来たと同時に食べてください。しばらく放置すると麺同士がくっついてしまいます。
Bubur Ikan
魚の身が入ったお粥です。本場香港の味。
Mie Goreng Casio
ミーゴレン(インドネシア風焼きそば)の香港風。細麺に具が絡んで美味しくいただきました。
Sawi Putih Cah Bawang Puthi
白菜のおひたし香港風とでも言いましょうか。とても優しい味付けです。以上全9品が飲茶のセットメニューです。
そしてまた実食~~
引き続きミス・エルフィナと実食です。今まで避けてきたチェケール・アヤムにおっかなびっくり初挑戦。見た目が思いっきりそのままの鶏のつま先なので、かなり抵抗があった食材ですが、これが食べてみると美味しい!!思わずむしゃぶりつきたくなりました。お肌にもよさそうな所は無理してでも食べる価値がありそうです。
ちなみに社内でも試食会が行われましたが、社員全員我先に料理を目指す姿が目撃されたところからもこれら料理の美味しさが証明されたようです。
フェイルーンは高級感が漂う豪華な雰囲気の中で、美味しい中華料理をいただけるというだけでなく、値段もお手頃で団体様大歓迎ということもあり、サービスも一流と言えるでしょう。ということで、ミス・エルフィナと一緒に、、、 バッチ・グー・・・(古っ!!)
・・・とそこへチーフシェフの廖 家強さんが現れました。香港~バリを股にかけているそうです。背伸びをしても並ぶとこんな感じです。こちらのレストランで食事をすると背が伸びるかもというご利益にあやかりたいと思ってしまいました。(保障は致しません・・・)
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