2013年10月11日、アストン・イン・トゥバンのデイユースプランを取材してきました!こちらのホテルは、バリ島随一の繁華街であるクタエリアに位置し、デンパサール空港までは車で約10分。観光にとても便利なロケーションです。デイユースプランは、バリ島旅行も残すところあと一日、滞在ホテルはチェックアウトしたけども最後までアクティブに楽しみたい!という方にぴったり。プランに含まれるスパが楽しみなムナコと、ホテル取材でお風呂に入るのが趣味のカメラマン・クマッチが張り切って行ってきました!
アストン・イン・トゥバンは、クタの真ん中を縦断するラヤ・クタ通りから、少し道幅の狭いクディリ通りに入ってすぐ。
ローカルの小さなお店が並ぶ、庶民的な雰囲気です。
奥に長い構造をしたシンプルなホテルは、門をまっすぐに進むと突当りにフロントがあります。
14:00 チェックイン
まずはフロントにてチェックインの手続きです。
パスポートを確認してもらい、申込み書にサインします。
フロントスタッフが食事やスパのオーダー、時間を確認します。
お部屋のカードキー、スパとディナーのバウチャー、WiFiのパスワードを受け取ります。
アストン・イン・トゥバンに日本語スタッフはおらず、対応は英語またはインドネシア語のみとなりますが、チェックイン時に日本語で書かれた詳しい利用案内を配っているので、それを見れば館内で不自由することはないでしょう。
ウェルカムドリンクは、ジンジャーとライムのすっきりとしたジュースです。
ここで迎えてくれたスタッフはみんな、カジュアルなユニフォームできびきび動き、フレンドリーな笑顔で接してくれるのが好印象でした☆
ロビー
フロントの横にはロビーがあり、ビジネス利用でも活躍しそうなテーブル席と、6人用のソファがあります。ウォーターサーバーのお水は無料で飲めます。
館内ではWifiが無料で使えますが、ご自分の端末を持っていない方は据え置きのPCでインターネットができます。ただし言語は英語のみ。
電源が入っていないときはスタッフにリクエストしてくださいね。
荷物はお部屋までスタッフが運んでくれます。
それではさっそくゲストルームを見に行ってみましょう!
ビジネススイート
アストン・イン・トゥバンでいちばんクラスが高いお部屋がビジネス・スイート。
4階建てのこのホテルには合計76のお部屋がありますが、ビジネス・スイートはそのうちたったの4室。
1階から4階までの角に一部屋ずつ配置されています。
他のクラスのお部屋に比べて格段に広く、ソファセットもあります。
ファミリーやグループで二部屋使いたいという場合は、隣のバルコニー付スーペリアとコネクティングすることも可能。
お部屋にはコーヒーや紅茶の無料ティーバッグが用意してあるほか、有料のスナックやドリンクの詰まったミニバーもあります。
無料の飲料水は一部屋につき2本、バスルームに用意してあります。
ビジネス・スイートのバスタブは、バリ島によくある三角タイプで広々しています。
バスタブに付属のシャワーはノズルヘッド、独立したシャワーブースはレインシャワーです。
用意してあるのはバスジェルとコンディショナー入りシャンプー、歯ブラシと至って簡素なので、お気に入りのフェイシャルフォーム等は持参するのがおすすめ。
通常アストン・イン・トゥバンの客室にはガウンやバスローブは付属していませんが、ビジネス・スイートだけはクローゼットにキモノが用意されています。
アイロンとアイロン台もセットされていますが、その他のクラスではフロントにリクエストすれば貸し出してもらえます。
バルコニーは中庭に面したプールビュー。
椅子とコーヒーテーブルが1セット置かれています。
バルコニー付きスーペリア
バルコニー付スーペリアも、ビジネス・スイートと同じく全室中庭向きのプールビューですが、バルコニーや細長くてやや狭め。
クローゼットの大きさやミニバーの内容はスイートと変わりませんが、お部屋はコンパクトで一般的なビジネスホテルといった雰囲気。
バスルームはユニットタイプで、シャワーブースはありません。
ただしアストン・イン・トゥバンと同クラスのホテルの多くがバスタブ無しということを考えると、このお値段でゆっくり入浴できるのはとてもお得です。
とはいえ、バリ島のホテルではお湯がちゃんと出ないのも日常茶飯事・・・
ムナコは以前4つ星ホテルでもお湯がぬるくて、ケトルで熱湯を沸かした経験があります。
クマッチが実際に入浴して確かめてみたところ、水からお湯への切り替わりも、シャワーの勢いもばっちりとのこと。
アストン・イン・トゥバンではストレスのないバスタイムを楽しめそうです♪
スタンダード
スタンダードルームの設備はスーペリアと同じですが、バルコニーだけがありません。
とはいえ窓は外側に張り出していて面積も多くとってあるため、お部屋は明るく広々した印象を受けました。
窓の外の眺めは、フロント前の駐車場となります。
アストン・イン・トゥバンのデイユースプランには「部屋指定なし」と「ビジネススイート」2種類の料金設定があります。
「部屋指定なし」の場合、バルコニー付スーペリアかスタンダードどちらのお部屋になるかは当日のお楽しみ。
取材当日はバルコニー付スーペリアのお部屋にあたりました。
スーペリアのバルコニーは確かに見晴らしがいいですが、ずっとそこで過ごしたくなるほど快適でもありません。
昼間はクタ観光に出かけたりプールで遊び、夕食後だけお部屋でくつろぐという使い方なら、スーペリアもスタンダードもほとんど変わりなく過ごせるでしょう。
プール
リゾートとビジネスが兼用のアストン・イン・トゥバンですが、プールにはバーもついていてなかなかの高ポイント。
他のホテルのプールバーって、営業してるのかしてないのかわかりにくくて苦手だったのですが、ここは泳ぎ疲れたら気軽に座ってオーダーできそうです。
プールサイドはレストランと一体化したような構造なので、トロピカルジュースをオーダーしデッキチェアでのんびり読書・・・といった過ごし方も素敵ですね。
プールバーのあるエリアは水深1,2m、
小さく仕切られたエリアは水深0,6mの子供用です。
3F ゲームゾーン
ホテルの中で過ごすなら、遊びを求めて共有スぺースに行ってみるのもおすすめです。
3Fのゲームゾーンには、ビリヤード台と卓球台が用意されています。
キューやラケットなどはフロントからレンタルしましょう。
この他、モノポリーなどのボードゲームもあります。
2F ロミロミスパ
アストン・イン・トゥバンのデイユースプランには、ホテル内スパでのバリニーズマッサージ(1時間)が含まれています。
ロミロミスパはこぢんまりとしていて、現在のスタッフは4名。
マッサージはスパのトリートメントルームの他、ゲストルームまでセラピストを呼ぶこともできます。
シングルルームが2部屋、ツインルームが1部屋あり、空いているときは1名様でもカップルルームで施術を受けらていただけます。
シングルルームにはバスタブがないため、シャワーの必要なメニューを受けるときは別室のバスルームを利用します。
ツインルームはバスタブが完備されていました。
この日担当していただいたセラピストは、ロミロミスパ歴6年のイスナさん。
接客用の日本語を勉強中で、片言で案内してくれました。
まずはフットウォッシュで足を洗い流した後、ロータスのオイルでバリニーズマッサージをスタートします。
私の好みよりも優しめの力加減だったので、もっと強くとリクエストしました。
もっと弱く、強くといった希望を伝えるのがスパを100%楽しむコツ!
トリートメントルームの中は、賑やかなクタの一角にいるとは思えない静かさで、アロマポッドが良い香りを放っていました。
加えて、姿勢をうつ伏せから仰向けにしたとき部屋の照明を落としてくれるなど、ゲストをリラックスさせるためのちょっとした気配りが嬉しかったです。
施術後は、ロビーでジンジャーティーのサービス。
ふつうの紅茶にジンジャーの風味がついたようなあっさり系で飲みやすかったです。
ちなみに、お部屋でマッサージを受けた場合はフットウォッシュとジンジャーティーが付かないのでご注意!
個人的には、フットウォッシュのないスパ体験は満足度が3割減だと思うので、トリートメントルームで受けるのがおすすめです。
デイユースプランで滞在中のゲストは、ロミロミスパのトリートメントを15%OFFで利用できます。
ホテル内にあるわりに低価格のロミロミスパがさらに安くなって、とってもお得です。
ゆったりとした専用チェアで受けるマニキュア/ペディキュア、プライベート感ある1人用サロンでのクリームバスなど、特典のマッサージに単品メニューをプラスして、もっとリッチなスパ時間を過ごせそうです♪
◆スパメニューの一例◆ 下記のお値段から15%OFF♪ ★チェックイン時にホテルスタッフから案内がありますので、ご希望の方は現地でご予約ください★マニキュア ・・・60分/Rp.150,000 ペディキュア ・・・60分/Rp.150,000 マニキュア & ペディキュア ・・・90分/Rp.250,000 クリームバス ・・・60分/Rp.150,000 フェイシャルトリートメント ・・・60分/Rp.150,000 ボディスクラブ ・・・60分/Rp.125,000 ※価格は2014年8月21日現在のものとなります |
無料シャトルバス
ホテルから出かけたい!という方には、嬉しい無料シャトルバスのサービスがあります。
14人乗りの小型バスがクタのショッピングスポット、ディスカバリーモールへと運行しています。
出発時間は16:00で、所要時間は約10分。
モール内には地元デパートのセントロや日本のそごうデパートの他、お土産物店にサーフショップなど様々なテナントがひしめいています。
周辺にはマタハリデパートのあるクタスクエアなど、賑やかな繁華街が広がっているので、徒歩またはタクシーで観光するのにもぴったりです。
なお、帰りのバスはディスカバリーモールから18:15発のスケジュールです。
乗り逃さないよう、予めフロントスタッフにお申し付けください!
徒歩でのお出かけ
バリ島のローカルな雰囲気を味わいたいという方は、バスやタクシーを使わないお出かけでも十分楽しんでいただけるでしょう。
近所には数軒のローカルワルンやスパが並んでいます。
中でも、ホテルと同じ並びに店を構える『Mie88(ミー・ドゥラパン・ドゥラパン)』は在住者にもファンの多い人気店です。
ローカル価格でコスパのいいお買い物を楽しみたい方は、ホテルのすぐ隣で営業しているスパプロダクトや美容製品の卸問屋を覗いてみましょう。
コスメやメイク道具、マニキュア、インドネシア伝統のクリームバスなどがぎっしり詰まった店内は見ものです!
3コースディナー
ホテル内で夕食をとりたい、という方には、デイユースプランのオプションとして選べる3コースディナーがおすすめです。
インドネシアンとウェスタン、2種類のコースがあるので、オーダーはチェックイン時にフロントでどうぞ。
1Fプールサイドのレストラン、フラズ・カフェでのご用意です。
カジュアルな雰囲気のレストランなので、小さな子供連れでも気軽に利用できそう。
インドネシアンセットメニュー
~SOUP~
Soup Ikan Jimbaran
魚のクリアスープターメリック風味
~MAIN~
Rendang Pandang
牛肉のココナッツスパイシーカレーソース、
ポテト、白ご飯添え
~DESSERT~
Dadar Gulung
もち米、ココナッツ、ヤシ砂糖のクレープ包み
インドネシア風
ウェスタンセットメニュー
~SOUP~
Carrot Orange Soup
人参のスープ オレンジ風味
~MAIN~
Surf and Turf
牛肉のメダリオンステーキ、車海老の黒胡椒ソース、
マッシュポテト、人参のグラッセ添え
~DESSERT~
Cream Caramel
クリームキャラメルプリンのフルーツサラダ添え
どちらのコースにも、食後にコーヒーまたは紅茶が選べます。ホット、アイスのご希望もスタッフにお伝えください。
個人的なおすすめはインドネシアンセットメニューです。
メインの牛肉料理はマイルドなカレー味で、ココナッツ風味がバリ島らしい一品。
デザートのダダール・グルンはバリの一般的な伝統菓子ですが、ホテル風に洗練されたアレンジで出てきます。
しかしデザートに関してはウェスタンセットメニューのキャラメルプリンも秀逸でした!
味のクオリティでは、シェフの情熱が食事メニューよりもデザートに偏っているように感じます(笑)
アラカルトメニューを見ると美味しそうな単品デザートがズラリ。
食事メニューは量もそこそこですし、 甘いものをたくさん追加注文したら幸せになれそうでした。
空港へお送り
23時のチェックインまで自由に過ごした後、帰国日のお客様はホテルの無料送迎で空港へ。
ものの10分で着いてしまうので、深夜便の方も楽々です♪
取材を終えて・・・
オープン7年のアストン・イン・トゥバンは、【レトロホテル】のコンセプトのためか、クタ周辺のチェーンホテルの中では落ち着いた雰囲気でした。
リーズナブルで便利なビジネスホテルの特徴と、アットホームなバリらしい空気がうまく融合したホテルといえそうです。
なんといってもアクティブ派のツーリストに、こちらのデイユースプランをおすすめします。疲れたから最終日はホテル内で上質な時間を過ごしたい、という方は他を探した方が無難です。
ホテル周辺は、バリでの街遊びの面白さが詰まったエリアです。無料シャトルバスやタクシーを利用して、ぜひ出かけてみてください。徒歩圏内もローカルフードの屋台や地元の人が利用するお店が並び、バリ島ならではの濃い体験ができるでしょう。
ホテル内サービスでいえば、格安料金にもかかわらず1時間の無料マッサージが付いてくるのも高ポイント。
バリ島のスパメニューを格安でいろいろ試してみたいという方は、最終日のロミロミスパで単品メニューをまとめて体験してみるのもおすすめです。
最終日のクタ観光のため、リーズナブルな拠点を確保したい人はぜひチェックしてみてくださいね。
※本レポートは取材時の情報に基づき作成しております。 金額、内容、スケジュール等は予告無く変更される可能性がございますのでご了承ください。