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ラマダ リゾート インターンシップ プログラム・スパ1日コース 体験レポ | バリ島 ホテル

2014年1月20日、ヒロチャンでは初めての取り組みとなるインターンシップ経験スタディツアーという事で、クタにあるラマダリゾートに取材に行ってきました。

今回チャレンジするのは、宿泊付きインターンシッププログラム・スパ1日コース。6時間のレッスンで本場のスパで技術を学び、外側からでは学べない基本的なスパ理念・基礎技術・基本的なゲストサービス理念を学習します。その上さらに、2時間のフリーチョイススパ、ハイティーがついたお得なインターンシップがこちら。

魅力的なリゾート・バリ島にて、現地の風習や特徴を多方面から学べる貴重なプログラムをおそねがレポートしたいと思います!!

 

9:00 ホテルよりお迎え

 

ラマダリゾートはスミニャックとクタとの丁度中間に有ります。ヒロチャンオフィスのあるジンバランエリアからは、朝だと車で25分程の所にあります。

お得度1:スパコース宿泊付きプランは、
お一人様から空港送迎が含まれているんです。

ラマダリゾートに到着

ナイトスポットが多くあるレギャンストリートから、1本海沿いに入った所にあるホテル。周りには、観光客向けにお土産屋さんや街スパなどもありました。

ロビーは吹き抜けで、とても開放感のある作り。ソファーやクッションなどもお洒落で、バリっぽさはなく、西洋人が好きそうなモダンな作りです。

スパコース 宿泊付きプランでは、ホテルに到着するとおしぼりとウェルカムドリンクを頂きます。

このドリンクはパイナップル/オレンジ/酸味シロップを炭酸で割ったもの、甘酸っぱさと炭酸が美味くヒットしていて、取材班絶賛でした。

ご宿泊のお客様はココで 宿泊カード「REGISTRATION CARD」が手渡されるので、氏名、住所、
パスポート番号など、必要事項を記入してください。ゲストルームへのチェックインは14時となりますので、スーツケースを一度ロビーへ預けてスパへ移動となります。

お得度2:こちらのプログラムはインターンシップ料金もお得なうえに宿泊料金も最安値をご用意しています。

今回お世話になる”Salila Spa”

ゆっくりした所で、さあスパに出発です。ホテルのロビーから、スパまでは中庭を抜けて歩いて3分程の距離です。

ロビーを出て直ぐの所には、縦に長いプール、こちらを越え、途中にはゲスト用のジムも有りました。
エリア的にもオーストラリアの方に人気があるようです。

スパの受付けのAyuさんが、インドネシアの正装、クバヤを着てお出迎えをしてくれました。この後、実際に自分でもスタッフ役を体験するので、どのように接客してくれるのか、チェックしておきましょう!

スパのロビーは約20畳ほどの広さでしょうか、茶色を基調とした店内には、レモングラスやバニラ等スパで良く使われている素材や、アタ製品であろうカゴバックやポットなどが飾られています。

何件かスパ取材には行ってきましたが、このような雰囲気の装飾品は初めて、ミニ美術館の様でとても洒落ていました。また、さすがホテル内のスパという事で、隅々まで掃除されていてとても清潔でした。

 

お得度3:ホテルの中にあるスパなので、ホテルで働いている方の目線でプログラムを受けることが出来ます。外側からでは学べない基本的なスパ理念・基礎技術・基本的なゲストサービス理念を、バリ島リゾートの魅力と現地の風習や特徴を多方面から学び感じる事の出来る体験型のインターンシップ・スタディーツアーです。

 

入口を入ると、まずイスに通され、冷たいおしぼりとジャムーを頂きます。ちなみにジャムーとは、インドネシアではとても有名なもの、簡単に言うとハーブ等を混ぜた漢方薬のようなもので、体にとてもいいと言われています。

今回頂いたのは、ターメリックと、梅干の様に酸っぱい果実のタマリンドとハチミツから作られた「Kunyit Asam」というジャムー。ジャムーは殆どの場合、かなり味が悪いのが基本、良薬口に苦しといいますからね。
と、びくびくしながらいただいたKunyit Asamは、全然苦くなく、とてもライトな味で、飲み易かったです。

次に、後程私が受ける為のスパの問診表。こちらは英語で、妊娠しているか、怪我の有無等の事項が書いてあります。

テキストをもらって、いよいよテラピスト体験のスタート!!

こちらのテキストですが基本は英語になります。日本語もありますが直訳でした。

ホテルまたはスパ・エステのお仕事をご希望の方や、現職でステップアップをお考えの方で、日本では学ぶことが出来ないバリ島の職場でインターンシップ・スケジュールを経験したい方に向いています。

1日コースのスケジュール
10:00-12:00 スパマネージャーによる講習:スパの基礎概念
12:00-13:00 休憩
13:00-15:00 レセプショニストによる講習:接客の基礎概念
15:00-17:00 トリートメント実習:アロマテラピーベーシック

10:00-12:00 スパの基礎を勉強!

施術の部屋に通されて、まずはスパマネージャーのAniさんの講義が始まります。英語でスパの理念や概念などを話してくれます。私は日本語のテキストを見ながら話をききました。

もちろん、英語に自信がある人は、英語のテキストを見ながら講義を受けるのがベストです。

Aniさんの紹介:
ホテルの管理を専攻しツーリズム大学を卒業
マンダラスパインドネシアのトレーニング部門と人事部門マネージャー秘書として勤務
PTティルタバユBuanaのオフィスコーディネーターとして勤務
SPAMEバリのオペラ―ションとして勤務
Bulgari Hotels and Resort Baliのスーパーバイザーからアシスタントスパマネージャーとして勤務

ブレイクタイム Tao Roof Top Barでハイティーとランチ

2時間の講習の後は、お昼休憩です。ラマダリゾート内にあるオーシャンビューレストラン、Tao Roof Top Barにやってきました。

 

白を基調とした清潔感のある店内、2階席からはプールと海が眺められます。波の音を聞きながら、のんびりと御飯を楽しみましょう。

ハイティーセット

インターンシッププログラム・スパコースには、こちらのハイティ―セットが含まれています!
お昼休憩の時間に用意してもらうことも出来ますし、一日のレッスンが終わってから夕方のおやつとして楽しむことも出来ます。

 

お肉の入った生春巻き、焼き鳥、インドネシア風のデザートとサンバル等のソース、コーヒーまたは紅茶のセット。

これはかなり量が少ないので、ペロッと平らげてもお腹は満たされないと思います。

そんな方は、美味しいアラカルトを注文して下さい。
(※料金は別途お支払いください)

おそねもハイティーだけでは足りなかったので、タイ風の海老フライ(Kung Nang Tord Kratiem prik Thai)を注文しました。

海老は日本人から見ても十分な大きさで、身も詰まっていて大満足、食べ応えがありました。香ばしいクリスピーガーリックのソースは甘しょっぱくて、白い御飯との相性がかなり良く、ふりかけ感覚で食べても美味しかったです。

13:00-15:00 着替えて、受付対応の勉強!

午後からは、テラピストさんの衣装、上はバティックのシャツ、下は黒のズボンを借りて準備万端、さあ受付け業務の勉強スタート!!と思いきや・・・・・身だしなみも本格的に!!

髪の毛をそのまま垂らしていたのですが、Ani先生から待ったの声!!今回はあくまでも実践のインターンシップ、見た目も本格的に。セラピストさんは髪の毛もアップにしないといけないんですって。という事で、おそねもAni先生に髪の毛を結ってもらいました。改めて、スタートです!!

お得度4:お客様と会う接客業だからこそ、身だしなみから教わることができます。

 

受付のAyuさんと一緒に、お客さん役のYantiちゃんを相手に実践練習。先ずは、ロビーにて、お客様をお出迎えです。

両手を胸の前で合わるインドネシアスタイルで、満面の笑みで”Welcome to Salila Spa”とお迎えし、受付けをしてもらうために、イスに案内します。

やっぱり接客は何処の国も基本は同じ、笑顔はお忘れなく!もし、途中で聞き取れなかったり、言っている意味が分らなかったら気兼ねなく質問も出来ます。

 

イスに案内したら、先ほど自分でも記載した、スパの問診票をお客様に書いてもらいます。先ほど自分でも同じ物を記入したので、内容は完璧。もし質問がきても答えられます!

その次に、トリートメントに使うオイルを選んでもらいます。
実際にお客様の手にオイルを垂らし、かおりを嗅いでもらいながら希望をお伺いします。

こちらのスパはトリートメントルームと、更衣室が別になっているという珍しい作り。

 

先ずは着替えてもらうために更衣室にお客様をご案内、なのですが、おそねはいつも自分が案内されている立場なので、お客様を差し置いて、自分が先に部屋に入ってしまうという失態。
Ayuさんに厳重注意をされてしまいました。

 

更衣室で、接客に必要なセリフはその場でメモ。

『Would you change your cloth and put into the rocker.I’ll wait you outside.
服を着替えて、ロッカーにお入れください。私は外でお待ちします。』

全力で聞き取りました。5回程同じ事を言ってもらいましたが・・・。

15:00-17:00 実際にマッサージ技術の勉強!

次は、マッサージの実践、ということで、先生はテラピストのSujatiさんにバトンチェンジです。まず、Sujatiさんが見本をみせてくれるので、同じようにマッサージをしていきます。

 

足は特に難しいところはありませんでしたが、ボディは複雑。さっき目の前でやってもらったのですが、なかなか同じようにはいきません。

Sujatiさん曰く、テラピストの基本、片時もお客様から手を離さない事、もちろんずーっとというのは無理なのですが、写真右の様に肩手でなるべくお客様と触れ合うようにするとのこと。

 

実際にやって見せてくれるのですが、自分でやってみると分からない点も多いので、不安に思ったら直ぐに質問してみましょう。

大まかな動きは見ていて分るのですが、指のどのあたりに力を入れるのか、等の細かい部分は質問をした方が良さそう。

細かい部分、頭や首のツボはとても細かく、位置が難しいので、何度も見本を見せてくれました。

後、やるまで気付かなかったのですが、私爪がほんの少しだけ伸びていて、指先を使った施術がやりにくかったので、体験前にはなるべく短めに爪を整えておくといいと思います。

段々慣れてきて、スムースにマッサージをこなせるようになってきたのですが、突然モデルのYantiちゃんがビクっと動き、おそねもビックリ。

どうやら、力が強過ぎたので痛かったようです。力加減が分らない場合には、遠慮なくモデルさんにこれくらいで良いですか?って聞きましょう。

 

最後におでこと頭のマッサージをして、おしまい。

今回は取材という事で、時間を縮めてやったのですが、これを2時間自分がやるとなったら指先を繊細に使ってマッサージをするので、かなりきついと思います。

マッサージ終了、受付でジンジャーライムティ

 

 

 

マッサージが終わると、お客様にはガウンを着てもらって、更衣室に案内します。ココが普通のスパスクールとは違いますよね、あくまでも全体の流れを勉強します。

先ほどの様に、更衣室の前でお客様の着替えが終わるのを待ち、スパのロビーに案内し、ジンジャーライムティでおもてなしをします。お客様がイスに座る時には、イスを引いてエスコートをするのをお忘れなく!

修了書授与!!

全ての行程を終えると、スパマネージャーのAniさんから名前入りの修了書を頂きます。今回は1日コースの内容でしたが、3日コースや6日コースの場合は、全ての行程が終わった最終日に受け取ります。

実際にマッサージを受ける

インターンシッププログラム・スパコースには、2時間分のフリーチョイススパが含まれています。
テラピスト体験の内容を終え、今度は実際にトリートメント2時間を受けましょう。

 

先ほど実際に自分でもやった様に、プルメリアオイル、ビャクダンオイル、ネロリエッセンシャルオイルの中から好きなものをチョイスします。

お得度5:なんとスパスクール特別価格$85に2時間分のフリーチョイススパとアフタヌーンティーセットが付いていて弊社では最安値商品となり、トレーニング後の疲れを癒すのに最適です。同伴の方も受けられますのでとても便利。

 

 

最初はフットバス。さっき自分でもやりましたが、足をマッサージしてもらいます。自分で実際に受けてから、マッサージの勉強をやった方が分り易いように思いました。

 

 

今回は、Salila Spaお薦めのコース
ハーバル・コンプレス90分(店頭価格$45+21%) 
フェイシャル30分(店頭価格$13+21%) 
を体験させて貰いました。

ハーバルボールを熱し、全身をポンポンと叩いて刺激したり、スライドさせたりしていきます。これは、血行を良くし、肩こり改善や筋肉の疲労回復等にも効果があるとの事でした。

まずは手でマッサージをして、その後にハーバルで全身を刺激していきます。暖かくて、とてもリラックスできるのですが、時々暖め過ぎて、熱過ぎる事がありました。

 

 

首を頭の方から肩に掛けて適度な刺激でハーバルボールをスライドさせていきます。温かさと、力加減が肩こりに効きそうですね。

そして、最後は花ビラがいっぱい入ったフラワーバスです。お風呂は屋外にあり、空が丸見えでとても気持ちが良かったですよ。お風呂にお花を浮かべるだけで、気分が全然変わるんですよ。

お部屋の紹介/デラックスルーム

今回おそねが体験しているインターンシッププログラムは、ラマダリゾートでの宿泊付きプラン!
利用するお部屋はデラックスルーム。内装はとてもシンプルな作りで、目の前にはプールがあります。
通常の宿泊料金は1泊 $150ですが、インターンシップと同時に利用すると1泊$112になるのでとってもお得なんです☆

テレビ、DVD,デスクなどの設備も充実。日本語で案内のある金庫や、ミニ冷蔵庫の設備も有ります。中には飲み物が入っているので、買い忘れてしまったりしても安心ですね。

お風呂場もとても清潔に保たれており、バスタブも有ります。
石鹸や化粧水など簡単なアメニティも揃っています。

予告編★インターンシッププログラム・ホテルコース

実は、ラマダリゾートではスパのインターンシップとは別に、ホテルのインターンシップ体験も近日受付予定!

こちらは実際の現場で、ホテルマンの仕事を体験できるのがGoodです。

今回、お世話になったホテル・アシスタントフロントオフィスマネージャーのAngiatさんです。

Anggiat Manaluさんご紹介:
観光アカデミックメダン学校卒業
スーパーバイザーとしてアンサナリゾート&スパビンタン、インドネシアで勤務
スイスベルマンガベサールジャカルタでデューティマネージャーとして勤務

早速ルームキーパーとして、ホテルの部屋がきちんとセッティングされているのかチェックする事に。
ルームキーパーのチェックリストをもって、宿泊準備済みのお部屋に向かいます。

チェックリストには様々な項目があり、ロッカーを付けるときちんと電気が付くようになっているのか、冷蔵庫の中の飲み物は期限が切れていないか。ベッドカバーに、しわや汚れが無いのかの最終確認を行います。

もちろん、ハウスキーピングのスタッフが事前に掃除や片づけをしているので、基本的には問題は無いのですが、あくまでも最終チェックです。

ラマダリゾートには、こちらの様なファミリータイプのレジデントスイートルーム(カマキラスイート)もあります。キッチンやリビングもあるので、チェック項目はより多くなります。

 

 

こちらのホテルインターンシップ体験は近日受付予定ですのでご興味がある方はお問い合わせください。

宿泊付きプランでは、翌日チェックアウト時の空港お送りが無料となります!

今回はお疲れ様でした。皆さんありがとうございました!

編集を終えて

スパの取材は何度か行っていますが、スタッフ側からの取材は初めて。スパスクールでは、技術は学べますが接客の事や身だしなみなど、実際の現場で必要になってくる知識までは学べませんよね。

ホテル内のスパで、数多くのお客様達に至福の時を提供しているSalila Spaだからこそわかるスパテラピストの心構えや、接客の際に気を付けなければいけない事等を、英語の勉強をしながら楽しめるこのコースは、きっと今後役に立つと思います。

もちろん、技術的な事だけでは無く、将来、海外で働く機会には、1つの経験として、勇気と自信を与えてくれると思います。

※本レポートは取材時の情報に基づき作成しております。 金額、内容、スケジュール等は予告無く変更される可能性がございますのでご了承ください。

 

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