みなさま今日は、爽やかに晴れ上がったバリ島からムナコがお送りします。
バリ島にはたくさんの美術館や博物館がありますが、
先日お気に入りを見つけました。
のんびりとした雰囲気のエリア、サヌールにある
ル･メイヨール博物館です。
場所はサヌールのビーチ 沿い。
ツーリスト向けのお土産物店が並ぶ、砂浜に沿った小道を入っていきます。
本当にこんなところに博物館があるのかな？と少し不安になりましたが、
数分歩くと古びた看板と門が見えてきました。
造りはこじんまりとしていますが、きちんとしたバリ島伝統建築の割れ門が博物館の入り口です。
博物館にしては小規模すぎる！？と思われるかもしれませんが、
元々ここはベルギー人画家のル･メイヨールが1946年から1958年まで滞在していた住居兼アトリエ。
当時の建物にル･メイヨールの作品をそのまま展示し、一般公開しているので、
本当にバリ在住画家の自宅を訪問したかのような気分になりました。
お庭にある家族廟もそのまま残されていて、とても風情があります。
小さなお庭を横切って建物の中にはいると、
そこには部屋という部屋に作品がぎっしり展示してあります。
薄暗い空間の中にル･メイヨール独特の淡く華やかな色彩が浮かび上がっていて、
鑑賞に集中できますよ。
わたしは小さな個人美術館が大好きなので、この雰囲気はとてもツボにはまりました！
ル･メイヨール博物館のもうひとつの見どころは、
建物そのものに施された壮麗な木彫りや、画家が住んでいた当時のままに
残っている調度品。
ため息の出るような緻密な装飾は、見ていて飽きることがありません。
サヌール･ビーチからすぐの場所にこんなに素敵なアトリエを構えて、
バロンダンスの名手である妻をモデルに絵を描いていたル･メイヨール。
当時の彼の生活を想像すると羨ましくなってしまいます。
ル･メイヨールの描いたバリ島の風景はほんとうに優しい色彩に溢れていて、
見ていると幸せな気分にさせてくれます。
展示室は撮影禁止なので、写真でお伝えできなくて残念。
ところで、展示室を出てすぐのところには、ル･メイヨールの作品を複製した
カンバスが売られています。
色も構図もよく模写されていますが、やはり実物のほうが素敵なので、
サヌールにお越しの際にはぜひ見ていただきたいです。
バリ島旅行の際は、のんびりとしたバカンスを過ごすのに最適の
サヌールをぜひチェックしてみてくださいね。
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ル･メイヨール博物館について
くわしくはこちらから↓↓
http://www.bali-resort-hirochan.com/Le_Mayeur.html
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