レストラン&カフェ

素材にこだわった本格日本料理レストラン!ニンジャ 写真レポ | バリ島 レストラン

2014年12月12日、ヌサドゥアエリアにあるスポーツクラブ、クラブジンバラン内に最近オープンしたばかりの日本食レストラン、ニンジャへ取材へ行ってきました!ジンバランクラブは今ヌサドゥアエリアで注目を集めるエリア、タマングリアにあり、日本食レストラン激戦地区でもあります。バリ島で日本料理を再現するのは実は難しく、これぞ日本食と呼べる料理を提供しているレストランはそれほど多くはありません。インスタントのものは一切使っていないと、オーナー自ら自身を持ってお薦めしている、ニンジャの料理の数々をご紹介します。

ニンジャに到着

日本食レストランのニンジャは、バリ島のングラライ空港からは車で約45分。
今ヌサドゥアエリアで人気のスポーツクラブ、クラブジンバランに併設されており、現地でこちらのクラブに通う人達の、憩いの場所にもなっています。

店内は木の温もりが感じられるデザインで、日当たりも良く、温かい気分になる雰囲気のレストランです。

テーブル席からはプールの様子も見れるので、お子さんが水遊びをしていても安心してレストランに滞在できますね。

お食事メニューの紹介

お食事の紹介の前にニンジャを手掛けるメグミさんをご紹介します。

レストランを開こうとしたきっかけは、ジム帰りのお腹を空かせた子供達にご飯を食べさせてあげたいという考えからだそうです。メニューはすべて、自分の子供に食べさせてあげたい品を集めたそうで、インスタントのものは使用せず、ダシも自らに出したものを使っています。

自分の子供に安全で健康なものを食べさせてあげたいという優しい親心が詰まったレストランなのです。

それでは数あるメニューの中から厳選して選んだ人気メニューのご紹介です。

竹炭サンドイッチ


竹炭パンはバリ島で今流行りのアイテム。竹炭はデトックス効果が高いという事で、注目を集める健康アイテムです。
中身はツナでカリカリのキュウリと相性がいい定番のサンドウィッチ。これなら子供達も喜びそうですね。

うどんサラダ


モチモチのうどんに、特製ドレッシングを絡めて頂きます。ドレッシングはゴマと醤油。どちらも濃厚な味のドレッシングで、得に醤油ドレッシングが私は気に入りました。
バリ島で食べれそうで実は珍しいうどんサラダ。おすすめの一品です。

天ぷらうどん


天つゆはダシが効いていて落ち着く味でした。天ぷらも衣がサクサクで、天つゆに浸してたべるとさらに美味。パプリカが天ぷらにされて入っていたのも、意外と美味しかったです。

北海塩ラーメン

オーナーメグミさんの太鼓判の一品。北海道の魚介のダシと、バリ島の鶏がらで煮出したダシを使用。麺はモチモチの縮れ麺で、スープとの相性抜群でした。ラー油を入れるとさらに美味しく頂けます。
このエリアでラーメンを提供している店は3軒ほどありますが、ニンジャのラーメンが一番日本らしい味でしたね~。右写真のように餃子とおにぎりのセットもあります!餃子とラーメンのコンビネーションをお楽しみください!

ツミレ汁


こちらもオーナーメグミさんの太鼓判の一品。取材カメラマン、クマッチのお気に入りの一品です。ご両親が漁師で小さい頃から漁師料理を食べる機会が多かったそうです。こちらのツミレ汁は漁師料理として食べられているものを再現しました。ツミレはアジ。スープはサーモンからダシを取っています。特につみれ団子は噛めば噛むほど味が出て美味しい一品でした。

サーモン鍋


鮭を丸ごと使った贅沢なお鍋です。頭まで使われているので、その奥深いダシの味は格別です。長ネギ、白菜、えのきだけと定番の鍋野菜と一緒に頂きます。

古代米オムライス

ニンジャの客層は、インドネシア人のお客様が多いそうです。オムライスはもともと日本の洋食屋が提供していたものですが、バリ島でもその人気ぶりは変わらないようです。メグミさんが自ら育てているタバナンの米畑で採れた赤米と、卵も自分が育てる養鶏場から来た新鮮なものです。特にこちらの一品は、自分の子供にも食べさせたいヘルシーな一品です。

お寿司メニューの紹介

ニンジャのシェフとして活躍しているプトゥさん。バリ島内の有名高級リゾートホテルにて寿司を学び、寿司職人として20年のキャリアを持っています。シェフとしてニンジャで調理していますが、彼が主に担っているのは寿司。品質の管理から盛り付けまで、ニンジャの寿司のクオリティーを守っている職人さんです。
ニンジャではサプライヤーから寿司ネタを仕入れるのではなく、プトゥさん自らが魚を裁きます。職人多くを語らずという言葉がぴったりのプトゥさん。淡々と魚を裁き、お皿の上の芸術を築きあげていきます。

ドラゴンロール

今やお寿司の定番となっているドラゴンロール。海外の寿司屋で看板商品になっている一品です。ウナギとキュウリの相性が抜群です。見た目もドラゴンをイメージしていて、目はタコの吸盤が使われています。こういった小さなこだわりから、職人の寿司を魅せる技術が光ります。

握りずしの盛り合わせ

寿司の基本となる握りずし。シャリ、ネタ、全てにおいて日本の寿司と変わらないほどレベルが高いです。とくにサーモン、イカはくちの中でとろけていくのを感じました。美味しい、その一言に尽きます。

寿司ピザ

ユニークな一品。ご飯の上に鮭のフレークとマヨネーズを乗せ、オープンで少し焦げ目を付けています。お酒のおつまみなんかに良い一品です。

マンゴーチキンロール

チキンのから揚げを巻き、そのうえにマンゴーのスライスを乗せたユニークな一品。ご飯と果物と相性がいい者同士ではありませんが、から揚げの塩辛さとマンゴーの甘味が意外と合う一品です。年間を通してマンゴーが食べられるバリ島ならではの一品。

お刺身の盛り合わせ

素材の味が明暗を分けるお刺身の盛り合わせ。どのネタも、寿司職人の魚の扱い方を熟知しているというのが分かる味でした。切り方、味、全て素晴らしい一品です。特に、サーモンは臭みが全くなく、甘くそしてとろけるような柔らかさ。イカも柔らかく、噛めば噛むほど甘さが増します。そして驚いたのはタコ。タコってこんなに味があるのか?と思わせるほど味のあるタコでした。

デザート


デザートは常時アイスクリームなどがありますが、季節ごとに変わる旬のフルーツを使った、デザートを用意しています。南国バリ島だから食べられる、旬のトロピカルフルーツをお楽しみください。

美味しい日本食を、美味しい緑茶と一緒に頂きました。バリ島旅行でインドネシア料理に飽きてしまった。または、バリ島在住者の方にもお勧めしたい日本食レストランです。

取材を終えて


ニンジャがあるエリアは日本食が食べられるレストランが多数ありますが、本当の日本食の味と呼べる料理を、提供しているところはあまりありません。ここ、ニンジャの料理はどれもダシが効いた優しい味で、どの料理にも作る側の料理に対する情熱を感じるものばかりです。料理に使っている素材について熱弁するオーナーメグミさんを見ていると、作る側の気持ちは料理に大きく影響するのだな~と感じだ取材でした。

※本レポートは取材時の情報に基づき作成しております。 金額、内容、スケジュール等は予告無く変更される可能性がございますのでご了承ください。

 

About 体験レポート編集部

こんにちは!ヒロチャングループの体験レポート編集部です! バリ島内のスパやアクティビティなど、さまざまなメニューをスタッフが体当たり取材!定番メニューからディープな穴場スポットまで、良い所も悪い所も全部ぶっちゃけちゃいます。ぜひ、ご旅行計画の参考にして下さい!!