マリンスポーツ

1番人気クルーズ社!バリハイ リーフクルーズ+アクアノット 体験レポート | バリ島 クルージング

2015年10月22日。バリ島で1番人気のクルージング会社、バリハイ社のリーフクルーズ+アクアノットの取材へと行って来ました。アクアノットとはバリ島で人気のマリンスポーツで、ヘルメットを被り、海底を散歩するアクティビティです。リーフクルーズでは、レンボンガン島への上陸が含まれていないものの、マリンスポーツを思う存分楽しめます。(ヴィレッジツアーに参加する人は上陸します。)
バリハイの客層は、オーストラリア人、欧米人がメインですが、アジアやインドからのゲストからも支持を得ています。

本日の取材先、バリハイ社の紹介!

今回取材するバリハイ社。バリ島内では名の知れたクルージング会社です。1991年に設立され、バリ島からレンボンガン島のツアーを開拓してきた草分け的存在です。
ビーチクルーズに留まらず、ディナークルーズ、サンセットクルーズ等、バリ島から周辺の離島を満喫できるツアーを豊富に提供しています。
アクティブに楽しめるツアーから、ロマンティックに豪華なディナークルーズまで、様々な用途で楽しめるクルージングはバリ島旅行中に一度は参加しておきたい、オススメのツアーです。

バリハイ リーフクルーズ+アクアノットに含まれるもの


ホテルからの往復送迎
午前と午後のティータイム
アクアノット 30分
アクアノット機材一式、インストラクター
ビーチクラブ施設利用
インターナショナル・ビュッフェ
アクティビティ各種(スノーケル、バナナボート、ヴィレッジツアー等)
ロッカー無料貸出
保険
が含まれています。(2015年10月現在)

バリハイ社に到着

8:00 ヒロチャンオフィスがあるジンバランからベノア港にある、バリハイ社まで、約40分です。
周辺は他のクルージング会社や、漁にでる船が停泊しており、港の雰囲気が満喫できるロケーションです。

8:30 予約名と人数と伝え受付を済ませます。現在ローシーズンと言うことですが、待合エリアでは様々な国籍のゲストで賑わっています。以前ハイシーズンに取材に来たことがあったのですが、待合エリアは座れないほどの人で込み合っていたので、ローシーズンの参加は騒がしくなく快適に感じます。

受付エリアに目立つように置かれた、酔い止めコーナー。無料で酔い止めが配られています。これは嬉しいサービスですね。取材当日の海面のコンディションはうねりがあり、船は大きく揺れました。船酔いしやすい方は酔い止めを飲みましょう。到着後のアクティビティが船酔いで台無しになってしまいます。

今回はレンボンガン島沖に浮かぶポントゥーンにてマリンスポーツとアクアノットがセットになったプランに参加します。

アクアノットはダイビングと同様およそ5メートルの深さを潜るため、持病や当日の体のコンディションを申請します。

全てのゲストに、こちらのリストバンドが付けられます。
参加するアクティビティで、色が異なります。
大勢のゲストを 迎えるバリハイでは、このようにリストバンドで、ゲストが参加するアクティビティが一目瞭然で分かるようにしています。

パンフレットも国際色豊かです。中国語、スペイン語、フランス語、ロシア語、英語、日本語と世界中から、ゲストがバリハイクルーズに訪れてくる事が分かります。

待合エリアには沢山の時計が置かれている事に気づきました。出航時間を厳守しているのでしょうか。
それと、WiFiの利用もできます。クルージング船内もインターネットの使用が可能ととても便利ですね。バリ島も今ではどこでもインターネットができるようになりました。時代の流れを感じます・・・

待合エリアにはギフトショップがあり、カメラやスマホ用ウォータープルーフケースや、水着、ビーチサンダルなどが販売されています。うっかり忘れてしまった物があれば、こちらで購入できます。取材当日タオルを忘れてしまった私は、代わりになるサロンを売店で購入しました。パッケージにはタオルは含まれていないので、ご持参ください。有料でタオルを借りることができます。

船内にもトイレはありますが、出発前にトイレも済ませておきましょう。清潔度は日本人でも抵抗なく使えます。紙もしっかり用意されています。

8:45 出航時間が近づくと、搭乗エリアに列が出来てきました。
世界中から来たゲストの顔ぶれから、アジア系のみならず、オーストラリア、フランス、インドなど、多国籍のゲストがいらっしゃいました。

バリハイクルーズ出航

9:00 バリハイリーフクルーズの始まりです!搭乗前に、バリニーズの伝統衣装を来た踊り子さんと記念撮影があります。撮影した写真は乗船後に購入が可能です。

船内には1階から4階のデッキ席があります。人気のエアコンが効いた室内席は、乗船後もまだ空席がありました。海風を感じたい方は外の席へどうぞ。

搭乗すると、お皿に盛られたペストりーがテーブルに並んでいます。コーヒーまたは紅茶も選べます。ペストリーはおかわりも自由ですので、朝食を食べてこなくてもクルーズ内で食べる事ができます。

出航後、救命胴衣の説明と、緊急時の対処法の、船内安全アナウンスがスタッフより行われます。
さらに、スノーケルの説明と注意事項も行われます。スノーケルは簡単なマリンスポーツと思われていますが、溺れる可能性が高いアクティビティですので、しっかりと説明を聞いておきましょう。

ライブミュージックは外のデッキ席にて演奏が行われます。この演奏はレンボンガン島到着まで続きます。

船内にはトイレもありますので、ご安心を。
男女兼用なので、汚れが少し気になりました。

船内では、ソフトドリンク、ビール、カクテルの販売もあります。デッキから景色を眺めながらのビールは最高の味となるでしょう・・・(ソフトドリンク Rp.25,000、小ビール Rp.30,000 カクテル Rp.80,000 2015年10月現在)

10:30 生バンドで賑やかなクルージングも、あっという間。レンボンガン島沖に浮かぶポントゥーンに着きました。(リーフクルーズは、ヴィレッジツアーに参加しない限りレンボンガン島へ上陸はしません。)

ポントゥーンに上陸すると、すぐにアクティビティの準備を始めます。
ゲストが一斉に降り立つので、ロッカーエリアは少々混雑します。

ポントゥーンスタッフも待機していますので、着替える場所やロッカーの使い方が分からない人は、すぐに聞きましょう。

荷物を入れるためのロッカーの鍵は、ポントゥーン中央にある、受付にてもらいます。この際、大勢の人が受付に押し寄せるので、鍵をもらえるまで、列に並ばないといけません。ロッカーデポジット金などは必要ありません。鍵はアクティビティ中に無くさないように、各自で管理します。

次に、更衣室で着替えをします。到着したゲストが一度に動きだすので、更衣室は混雑します。水着はホテルから着て来る事をおすすめします。

アクアノットスタート


10:45 早速、バリハイクルーズが一番お勧めする、アクアノットの始まりです。
沖合いにあるポントゥーンからスピードボートに乗り、アクアノット専用のポントゥーンへとさらに移動をします。


今回お世話になるダイビングインストラクターの紹介です。
クリスさん、レンボンガン島出身です。
日本語は簡単な挨拶程度ができますが、アクアノットの説明などは日本語では出来ません。英語での説明になります。
穏やかな方でとてもゆっくり、丁寧に説明をしてくれました。

日本語が話せるスタッフにいますので、英語がまったく分からない人は当日お申し付けください。

アクアノットは、酸素が送り込まれる専用のヘルメットを被り、海底を散歩するアクティビティです。ダイビングに比べ、重たい機材を身に付ける必要がなく、顔を濡らさずに海底散歩ができます。泳ぐ動作もないので、泳げない方も問題なく参加が可能です。


アクアノットは、このような格好で参加します。肩をヘルメットの重さからまもるパッドとリーフブーツが使えます。

この時期、レンボンガン島の水温は非常に冷たく、急遽取材に同行した、カメラマンクマッチのウェットスーツを借りることにしました。ラッシュガードでは、体温は保てないので、トップだけのウェットスーツ等をお持ちの方は持参してくることをおすすめします。たった30分の海底散歩ですが、水温が冷たいため、30分も潜っていられないというゲストも実際にいらっしゃいました。

クリスさんの説明を聞き、早速水の中へと降りていきます。予想通り、水温は低く、最初は体を水に沈めていくのも大変でした。潮の流れも穏やかで、はしごも簡単に降りることができました。海底に降りると、さすがレンボンガン島という透明度の海底を見渡せます。

アクアノットではゲストが餌付けをすることも可能。こんなに大きな魚に囲まれ、手を使ってエサをあげることができました。バリ島内各所で同じアクティビティをしてきましたが、大きな魚が現れたことはあまりありませんでした。

エサをあげ始めると、続々と色々な色の魚が集まってきました。中には熱帯の海にしかいなそうな、カラフルな魚も。手に届く距離で、色とりどりの魚達が見られるのはとてもいい思い出になります。
さらにアクアノットのお勧めポイントは、海底にたくさんの手すりや柵がない事です。 広大な海底を好きな様にインストラクターとのびのび行動できるのです!

他の催行会社では、インストラクターが飛び回っているのを見るだけだった、このジャンプも挑戦できますよ!
水中で無重力状態をお楽しみください!30分の海底散歩もあっという間。アクアノットはこちらで終了となります。コンディションはその日によって異なりますが、この日は潮の流れがほとんどなく、快適な海底散歩が楽しめました!

アクアノットが終わったら、スノーケルもお楽しみいただけます!メインのポントゥーンからさらに移動したポイントでのスノーケルですので人が少ないのがポイント!運がよければ、海を貸しきり状態と言うこともあり得るかもしれません!

12:00 アクアノットからメインのポントゥーンに戻り、早速ランチです。ランチはビュッフェ形式で提供され、クルーズ船の中で頂きます。エアコンが効いた船内で食べれるので、まるでレストランで食べているよな贅沢なランチです。ランチは11:30から14:15まで、ビュッフェ台に出ていますので、お好きな時間にお召し上がりください

欧米からのゲストが多いため、ビュッフェはウェスタンがメインになっています。 ビーフの煮込み、グラタン、グリルチキン、魚のフリッターなど様々な種類が食べ放題の豪華なランチビュッフェです。

サラダコーナーはマカロニサラダ、ポテトサラダ、ハムサラダなどサラダだけで6種類もありました!チーズとクラッカーはクルーズ船ツアーらしい贅沢な一品ですね。

デザートももちろんあります!季節のフルーツから、フルーツタルト、ストロベリーケーキと目移りしてしまうメニューばかり!

アクアノットとスノーケルで、約1時間みっちり泳いだので、カメラマンクマッチもお腹がぺこぺこ!早速いただきます!

ヴィレッジツアー出発

こちらのヴィレッジツアーは一日に11:30、12:30、13:30の3回催行されており、お好きな時間のツアーに参加していただけます。

リーフクルーズではヴィレッジツアーに参加しない限り、レンボンガン島への上陸はありません。
レンボンガン島を満喫するためにも、是非ヴィレッジツアーにご参加ください。

12:30 ヴィレッジツアーが始まります。真っ白な砂のビーチに上陸です。

レンボンガン島のヴィレッジツアーは、今回が初めてではありません。ヴィレッジーツアーといえば、軽トラックの荷台に乗り、島を探索するというのが通常のツアーですが、リーフクルーズでは、徒歩でビーチ周辺の民家エリアを歩いて周ります。ガイドのユリアティさんは少しの日本語が話せますが、ツアー自体はすべて英語での説明です。レンボンガン島には約6000人の島民が住んでいるそうです。

徒歩でレンボンガン島を探索するのは初めて。トラックでのツアーではじっくり見れなかった、細かい民家のエリアを見ることができ、てとても新鮮でした。
最初に立ち寄ったのは、村の集会所。男性のみが参加する会議をする場所だそうです。バリ島らしい、伝統的な石彫りや装飾が付いた立派な会議所です。こちらでは、特別な日に、ダンスやガムランの演奏も行われるそうです。

次に立ち寄ったのは、サロン製作の見学。バリ島ではサロンは島民たちの生活に大きく関わるもので、お祭りやお祈り、結婚式、お葬式には欠かせないものです。お土産店に必ずあるサロンですが、製作過程は見たことがなかったので、今回見学ができてとても嬉しかったです。糸一本一本を、手作業で織重ねていく様子は、膨大な時間と労力を使います。

出来上がる柄は、作る側のインスピレーションで決まるそうで、出来上がるまでどのような柄が出来るかはわからないそうです。結婚式で使用されるサロンは、高価なものとして扱われ金額も1枚、1万円ほどするそうです。

サロンの見学の後は、お土産店にて、ココナッツを無料で飲めます。普段レストランなどで売られているヤングココナッツではなく、ヤングココナッツをさらに塾したものです。味はさらにココナッツの風味が増し、甘くとてもおいしく頂ました。

ココナッツを飲み終えたら、スピードボートに乗り、メインのポントゥーンへ戻ります。

バリ島本島へ船が戻るのは15:15なので、それまでポントゥーンにて、お好きなようにお過ごしいただけます。ミニ潜水艦のアトラクションがあったので乗って見ました。海底までは沈まないものの、ポントゥーンの周辺を15分間ほど周遊します。大きな魚の大群が見れたり、レンボンガン島には、まだまだ大自然が残っている様子が潜水艦から見ることができました。

船の出発まで、サンベットでリラックスするのもよし、バナナボートやスノーケル、スライダーなども出発まで遊べますので、思う存分お楽しみください!

15:00 クルーズ船がバリ島のべノア港へ戻る時間がやってきました。船内ではコーヒー、紅茶が飲み放題です。遊びつくしたゲスト達は皆、眠っていました。

16:30 あっという間に、このクルージングツアーも終わりを迎えました。
アクティビティで撮影された写真は、待ち合わせ場所で展示されていますので、お気に入りのショットを見つけたら購入することが可能です。

編集を終えて


前回バリハイの取材で参加したのは、約8ヶ月前。前回はビーチクラブクルーズに参加しました。今回参加したリーフクルーズと比べると、リーフクルーズのほうがマリンスポーツを思う存分遊べます。ビーチクラブクルーズはビーチクラブでの滞在時間が大半を占めるので、リラックスしたい人におすすめでしょう。
気になるアクアノットはさすがレンボンガン島の美しい海底が見れたことはもちろん、 アクアノットのエリアに柵や手すりがない事で、開放感を味わえる内容のアクティビティでした。ポントゥーンの施設も綺麗ですし、クルーズ船で食べられるランチビュッフェは豪華な内容!他社のクルーズ船のランチビュッフェの中では、ずば抜けて一番だったと思います。欧米ゲストがほとんどを占めるバリハイでは、スタッフ全員が英語を話せ、対応も皆親切。日本人のゲストを見かけると、日本語で挨拶をしたりなど、フレンドリーなスタッフがクルーズツアーを良いものへとしてくれています。

※本レポートは取材時の情報に基づき作成しております。 金額、内容、スケジュール等は予告無く変更される可能性がございますのでご了承ください。