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サファリパーク内の大シアターのエンターテイメントショー!! バリ・アグン 体験レポート | バリ島 アクティビティ

2010年10月15日、サファリ&マリンパークへ行ってきました!
サファリパークは2年ぶり2回目の取材。 前回行った時はレオパードやライオンと写真を撮ったり、エレファントショーを見たりと、1日かけてパークを満喫して大満足でした。 2年間でパークはどんな風に変わってるんだろう?と期待しつつ、今回は新しくオープンした屋内シアター「バリ・アグンショー」 を見に行ってきました♪

 

バリ・アグンシアターへ

 

サファリ探検ツアーを満喫し、いよいよバリアグンの公演時間になりました! ショーは14時30分~15時30分まで、1時間の公演となります。 1200席を有するシアターは巨大で、写真にはとても納まりきりません~。

 

シアターの入口は、なんとこの巨大ガネーシャ像(笑) こんなシアターは、世界中探しても多分サファリパークだけ!! 岩山のように見えるこの外観は、霊峰アグン山をイメージしているようにも思えます。

グランドオープンを祝うカラフルな看板。 バリの色彩感覚は派手、なんです! 洞窟のような暗いシアター内へ。この先に何が待っているんでしょうか!!

 

 

シアター内は活火山の中に入ったような雰囲気! 炎のように見える幻想的な灯りと 垂れ下げるシダ植物の影がドラマティックです。

 

 

この奥に受付があり、そこでカメラを預けたので(シアター内は撮影禁止です)、ここからはサファリパーク配布の写真とコニの解説でお楽しみください♪ こちらがシアター内のマップです。

バリ・アグンパッケージでは、それぞれ別の席をご用意しています。

■ プラタマ/シルバー席 ■ マドヤ/ゴールド席
■ アグン/プラチナ席 ■ VVIP/VVIP席・VVIPラウンジ利用

お席の指定は、ご予約時に 「シルバー2の前列・中央希望」 「ゴールドシートの後ろ・中央希望」 などと伝えていただければ優先的にお席を取ることができます。(先着順なのでご予約状況にもよります)
VVIPパッケージの場合は、ショーが始まる前に応接室のような雰囲気のVVIPラウンジをご利用できる他、ウェルカムドリンクの特典があります。 今回はゴールド席のほぼ真ん中をゲットしました!!

 

バリアグンシアター ここがポイント!!

1.ステージは幅60m、奥行き40メートルの広さで、観客を引き込むスペシャルな仕掛けがいっぱい!
2.ステージ前はなんと池!幅2メートルの池がステージを囲み、そこにも驚く演出が・・・
3.ステージ右には生演奏のガムラン隊。 息ピッタリの本格的な演奏が楽しめます!
4.ステージ左は影絵ステージ。 パペットマスターが影絵を織り交ぜながら物語が進みます。
5.席は前列より高くなっているので、前の人の頭が邪魔でステージが見えない、という事はありません。
6.シートは新しく、厚みのあるクッションで座り心地も良し!

 

バリアグンを徹底紹介!

バリ・アグン のストーリー

ストーリーはバリに伝わる古い伝承を元にしたもの。
12世紀のワルマデワ王朝に実在したスリ・ジャヤ王と、中国カン王朝の商人の娘・カンチンウィー (Kang Ching Wie)、そしてバトゥール湖の女神・デウィダヌ(Dwei Danu) とのロマンスを壮大に描くエンターテイメントショーです。

左から、スリ・ジャヤ (バリの王様)、カンチンウィー (中国の姫)、デウィダヌ (湖の女神)

←ダラン (パペットマスター)

物語の語り手は、インドネシアの伝統的なワヤン・クリッ(影絵) を操るダラン。 彼が息子に伝承を聞かせる形でストーリーが展開し、実際に影絵を織り交ぜながら、観客を12世紀のバリへとご案内します。

 

言葉はサンスクリット語と英語ですが、ストーリーは簡単な内容なので、言葉が分からなくてもショーを見れば理解できると思いますよ。

 

ネタバレ注意!

ガムラン演奏が素晴らしい!
物語はステージ右に座るガムラン隊の生演奏からスタートします。 黄金の楽器とコスチュームに包まれた18人の男性によるガムラン、これがすごく上手でま ず驚きました! 演奏の出だしやテンポがそれぞれの楽器でピッタリ重なり、美しい旋律を奏でます。このガムラン演奏だけでも聞く価値がありますよ。

客席の目の前を象がパレード!
スリジャヤ王の登場シーンでは、客席の目前を象がパレード!
豪華な刺繍の布で飾られた象たちが、スリジャヤ王や象使いを乗せてゆっくりと客席の前を横切ります。 黄金の傘を持った兵士、少女の踊り子、きらびやかな衣装の女性など、50人以上の登場人物が練り歩く姿は迫力!
プラチナ席・VVIP席・シルバー席の前列など、空いていればパレードが近くで見れる席をリクエストできます。

 

活気あふれるバリの市場
最初の舞台は12世紀のバリの市場。 活気あふれる市場には沢山の人々が行き交い、米を頭に乗せた女性や、鶏を自慢し合う男性たち、ダンスの練習をする少女、本物の牛やヤギを連れた農民たちで 賑わっています。 そこへ、バリ島の豊富な農作物に惹かれた中国の商人たちが、大きな船に乗って登場!
このシーンは、現在でもよく見られるバリらしい日常風景。 本物の動物たちによる演出はサファリパークならでは。

 

中国からやってきた商船
突然やってきた船におびえ警戒するバリの人々ですが、中国の商人たちはとても交友的で、扇子や絹などの贈り物を持ってきてくれました。  中国のカン王朝で強い影響力を持つ商人とスルジャヤ王は良い友人となります。
このシーンでも、本物のタイガーや大蛇などの動物たちが出てきます! 商人たちの中国風の衣装にも注目。

 

美しい姫との出会い
商人の娘カンチンウィー は、様々な中国舞踊に精通する美しい姫でした。 艶やかに舞うカンチンウィーに魅了されたスルジャヤ王は、慣例を破ってカンチンウィーを王妃として迎えます。
このシーンでは、バリの王宮スタイルを模した荘厳な結婚式が見どころ!目に眩しいくらいにキラキラ輝く婚礼衣装や、少女たちのレゴンダンス、仮面を付けた男性がソロで踊るトペンダンス、中国の獅子舞の競演もあります。

 

バトゥール湖の底へ…
スルジャヤ王とカンチンウィーは幸せに暮らしましたが、不幸な事に子どもには恵まれず、国の人々は深く悲しんでいました。 ある時バトゥール山へ参拝に出掛けた王は、バトゥール湖で巨大が海竜に襲われ、湖へ投げ出され気を失います。
このシーンでは、場面が一転し、ステージは稲妻が光る不気味な湖へガラリと変わります。 次々と襲いかかる大きな波や、張りぼてのような巨大な海竜はかなりの大きさ!

 

女神 デウィダヌ
そこへバトゥール湖の女神であるデウィダヌが森の精と共に登場します。 王は女神に惹かれそこに留まり、月日が流れます。 一方、愛する夫を探す旅に出たカンチンウィーは、ついに王を見つけ出しますが、その時すでに王とデウィダヌには男の子が生まれていました。 嘆き悲しむカンチンウィーを見て王は苦悩し、その姿を見たデウィダヌは怒り、2人を石像へと変えてしまいました。
このシーンでは、紫や青の幻想的な照明と、美しい舞台演出が見所です。 ステージがせり上がり、小林○子さんのような演出も!

 

スルジャヤ王とカンチンウィーの石像は、それ以降バリ島を守るシンボルとされ、人々から崇められています。 今でも、210日の一度行われるバリ島最大の祭礼・ガルンガンとクニンガンの時には、各家の門に置かれ、善を招き悪を追い払っているといいます。
最後は出演陣が全員登場し、会場は半数以上がスタンディングオベーション!テンポの良い展開とダイナミックな演出で、舞台から目が離せない1時間でした。

 

登場人物の衣装にも注目♪

 

バリ島のエッセンスが加わったエンターテイメントショー

バリ・アグン コニの感想
ソフトオープニングに行ったスタッフから 「凄かったよ!!」 とは聞いていたものの、 「サファリパークでショーを観るってどうなんだろう??」 と不思議に思っていたバリ・アグンショー。 実際に観た感想は、ダイナミックな演出にバリ島とサファリパークならではのエッセンスが加わったエンターテイメントショー だと思いました。

まずオープニングで驚かされる象のパレード。 10頭もの象が、象使いや王を乗せて客席前を歩く姿は見ものです。 市場のシーンでは、荷車を引くバリの牛や、男たちが鶏を自慢し合う姿など、本物の市場のようなリアルな演出。 池を泳ぐ本物のカモの群れにまた驚かされ、中国船から下りてくるライオンやラクダ(!)など、 要所要所に出てくる本物の動物たちに興奮でした!!

そして、創作だと思ってたストーリーが、バリの人々が皆知っている古い民話だった事も意外でした。
ショーの中に出てくるデウィダヌはバトゥール湖の女神ですが、バリではバトゥール湖は 「バリの水がめ」 と呼ばれ、農作物が豊饒に実るシンボルとして人々から崇められています。 他にも、抜群に息の合ったガムラン演奏、物語をリードする影絵の演出、庶民から王族までバリの人々が実際に着ている衣装や、所々で舞われるバリ舞踊など、 バリ・カルチャーの要素がふんだんに盛り込まれていました。

留意点は、エアコンが良く効いていて寒かった事くらいでしょうか。 シートも座り心地が良く、前の人の頭も邪魔にならなかったので良かったです。 実演時間は1時間ほどなので、サファリパークを満喫する時間も十分ありま す。 バリ島は初めて!という方、お子様連れでサファリパークに来られる方、観劇が好きな方にもおすすめですね。

ヒロチャングループ手配のカーチャーターとセットで申し込むと、ホテルからサファリパークまでの送迎がプライベート車になり、時間内でウブド観光やお買い物も楽しむことができます ♪

 

協力会社スタッフ Sちゃんの感想
バリ・シアターはできたばっかりでピカピカ。シートも座り心地バツグン。舞台もGOOD!でした。 次々と変わるシーンときれいな衣装に心奪われ、いつの間にか1時間が過ぎていました~。  ダンスは本格的なバリ舞踊ではなく、ミュージカル風にアレンジされていて、民話だけれども現代風でした。 そして、各シーンで登場する動物たち。さすが、サファリパークです!動物たちもちゃんと演技をしていましたヨ。 席はやっぱり、VVIP、プラチナシートやゴールドシートがお勧めです。中央寄りの少し上から見るのがいいですね。

※本レポートは体験時の情報に基づき作成しております。 金額、内容、スケジュール等は予告無く変更される可能性がございますのでご了承ください。 また、レポート内容には体験者の主観的な意見・感想が含まれていますが、全ての方にこれを保証するものではありませんので、あくまで参考としてご利用下さ い。

 

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こんにちは!ヒロチャングループの体験レポート編集部です! バリ島内のスパやアクティビティなど、さまざまなメニューをスタッフが体当たり取材!定番メニューからディープな穴場スポットまで、良い所も悪い所も全部ぶっちゃけちゃいます。ぜひ、ご旅行計画の参考にして下さい!!