伝統音楽のジェゴグを聴きに、発祥の地ヌガラへ!
ジェゴグとは、バリ島西部ヌガラの伝統芸能として伝わった巨大竹筒打楽器です。
“ジェゴグの演奏には、必ずこの音を出すという決め事はありません。
その場所や天候、雰囲気によってチューニングも変わります。
本当にキラキラ(アバウト)の世界です。
それでもみんなが愉しめ、感動したり覚醒したりするのは、神様の導きだと思います”
こう語るのは、バリ島西部ヌガラに伝わる竹楽器ガムラン・オーケストラ、ジェゴグを現代に甦らせた第一人者、イ・クトゥ・スウェントラ氏。
1948年ヌガラに生まれ、インドネシア舞踊芸術大学を卒業。
オランダへの演奏旅行で、博物館に陳列されていた竹楽器を見、それがヌガラのものと知って驚いたそうです。
オランダ支配時代、植民地政庁は武器になるという危惧ゆえに楽器を徴収。
ジェゴグは封じられ、幻の音楽と化していました。スウェントラ氏は、その楽器に出会い、どうしてもそれを奏でたくなったといいます。
演奏旅行から帰り、地元ヌガラの老人たちから情報を収集。
この地方特産の太い竹が、大地との連動で独特の音響を創り出すということを知り、さらに、重低音を奏でる特大の楽器を創り、オーケストラを組み、裏打ちの技法を取り入れてジェゴグを復興。
現在、スアール・アグン楽団を率いて世界各国へ演奏に出るかたわら、次世代を見据え、古典や儀礼的なものを超えたパフォーマンスの創造に取り組むスウェントラ氏。
“ジェゴグの魅力の魅力はCDなどでは伝わりにくいので、やはりヌガラで実際に体験して欲しいですね。
もちろんCDも売っているのでお土産に購入していくのいいですね。
空気と大地の力がジェゴグの演奏には必要なんです”。
演奏する人も聞く人も楽しい!それがジェゴグの楽しみ方です。
週に一回、木曜日のみの公演になりますが、スケジュールの合うラッキーな方にはぜひお勧めです!
ヌガラ村の会場に行くまでに、ライステラスによりカフェで休憩をします。
結構道のりがあるので、ライステラスでの休憩は嬉しいですね。
このツアーにはランチボックスの食事が付いています。
19:00-21:00にジェゴク鑑賞の始まりです。
会場には、日本が案内が用意されている他、日本後での解説も行われますよ。
そして公演終了後には、ダンサーと記念写真を撮ったり、実際にジェゴクに触って叩いてみる事もできます。
実際に体験できる事は凄くいい事ですね。
是非ヌガラでジェゴクツアーいかがでしょうか?