バリ島と言って思いつくのは、青い空・澄んだ海・物価が安い・インドネシア料理・・・
でも、忘れてならないのがバリ島の伝統舞踊。
『芸術の村』と呼ばれるウブドを始め、毎晩島中で公演が行なわれているんです!!
神々を歓迎し感謝を捧げる宗教的要素の強い奉納舞から、観賞用・娯楽用として発展を遂げたものなど上演内容は様々。
闇夜に響き渡る「ケチャッケチャッ」という力強い掛け声が不思議と頭に残るケチャダンス。
善と悪、生と死、聖と邪の相対立する概念を、舞踊によって表現したバロンダンス・・・
伝統舞踊の幻想的な世界には、誰もが目を奪われることでしょう!
でも、芸術性の高さ、華やかさ、舞踊の美しさでナンバーワンは、何といってもレゴンダンスでしょう。
僕も、初めてバリ島に旅行した時にレゴンダンスを観ました。
元々インドネシアの王宮で王様のために踊られていたもので、ダンスはまさに優美そのもの☆
その時公演されたストーリーは・・・
ラッサム王が他国の王女ランケサリに求愛し、ランケサリ王女は断ります。
それに激怒したラッサム王はランケサリ王女のいる国を侵略しようと戦争を仕掛けますが、戦闘の中で命を落としてしまうというストーリー。
ダンス中、最初に一人で踊る赤い衣装の踊り手は、チョンドンと呼ばれるバリ舞踊のスター!!
どの歌舞団でも、たいてい一番踊りが上手くて、かわいい女性がチョンドンを担います。
レゴンダンスの特徴は、目を大きく開き、左右に激しく動かすことで表情や感情を表すこと。
そして、小刻みに動かされる指先・しなやかな手の動きです。
このダンサーが、そのチョンドンです
指先の動きに注目!!
芸術的なレゴンダンスを観賞すれば、まさに、バリ島の王様になったような気分になってしまいますよ★
同じダンスでも舞踊団によってストーリーや演出が違うので、お気に入りのダンスが見つかったら色々な舞踊団で見比べてみるのもおススメです。
目の動きで感情を表現
ウブドのダンスステージ
バリの伝統舞踊に欠かせないガムラン演奏、一気に幻想の世界へ・・・
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