バリ島の代表的な料理と言えば???
ナシゴレン・・・
いえいえバビグリンですよ。バビグリン!
バリ島のお祭りのときに欠かせない豚の丸焼きのことをバビグリンと言います。バビ(豚)・グリン(まわす)つまり、豚を回しながら長時間炭火でローストする調理方法がそのまま料理の名前になったというシンプルでありながらとても奥の深い料理です。このバリ人の大好きなバビグリンも、作り方によって味に違いがあり、人気のお店は行列が出来るくらいの支持を得ることになります。今日は南部エリアで人気を誇る、ワルン・バビグリン・サリ・デウィ・バッ・ドベールのバビグリンを体験してきました。
店内は良い捉え方をすればローカル色が豊かではありますが、日本の食堂と比べると、かなり衛生面で劣っています。この時点でアウトという人はこの美味しい料理を味わうことなくバリを去ることになります。ここで勇気を振り絞ることが出来るか、、、そこが分かれ目です。
ガラスケースに並んだおかずを手づかみで皿に盛ってくれるのはこちらのお方。ああっ、もうダメという方がいらっしゃるかもしれませんが、諦めないでください。ここを乗り切れば美味しいバビグリンを食べることが出来ます。バリのお店では大体このスタイルが主流で、ここだけではありませんので気にしないでください。
この方がドベールさんという紹介するウェブサイトを見かけることがありますが、あくまでもスタッフの方です。社長さんはというとこの日ちょうどお食事中でした。
ドベール社長はこちらです。豪快に食事をしていらっしゃいました。毎食バビグリンなのでしょうか?飽きのこない味がご自慢なのでしょうね。
店にはメニューというものがありません。入店して黙って座れば出てくるこちらがバビグリン。スープも付いてきます。味はバビグリンの中でも辛い方の部類です。慣れていない方は、汗だくになります。追い打ちをかけるように、このスープも辛い味付けが特徴ですが、とても美味しいのでぜひご体験ください。ガイドブックなどではウブドのバビグリン屋さんが盛んに紹介されていてかなり有名ですが、個人的にはこちらの方が好みです。肉はもちろんですが、竜田揚げのようなカラッと揚げられたおかずが特に美味しいので、よーく味わってください。
気になるお値段ですが、座ったら出てくるシステムなので、座る前に聞いてみましょう。値段は観光客もローカルでも大体同じようですが、2重価格になっているかもしれません。美味しいものに感謝して払ってしまいましょう。ちなみにこの日(2013年3月現在)はRp40,000でした。