ジンバランのタマングリアは、外国人の在住者が多く住んでいるということで、比較的お洒落なインテリアのワルンもたくさんあります。値段もお手頃でお洒落で美味しいとなると、外国人のお客さんが多くいて賑やかで、それを見た人が、「ここはお客さんが多くて繁盛しているから」ということで更に客足が増えるという非常に良い循環に恵まれますが、そういった要素もお食事処では重要です。
ブンブ・ダプールはジンバランのバイパス沿いにあり、お隣がサテカンビンの大人気店、近くにはワルン・カンプンというちょっとした有名なワルンがあり、この2店の陰に隠れた存在ではありますが、知る人ぞ知るアヤム(鶏)料理の名店です。
店内はおとぎ話の世界のような色使いのインテリアになっていて、所々特徴のある小物がいい味を出しています。緑の梁に赤いランプ。黄色い壁には緑のカエルといった、日本ではこういう配色はなかなか見られ無いかなといった感じはしますが、特に違和感はありません。
バリチャンおススメは~~
このブンブダプールは地鶏のアヤムバカール(鶏の丸焼き)が有名で、丸焼きといっても平たくして焼かれているので食べきれないということもなく、むしろ酒のつまみという感じで非常に美味しいのでお試しください。今日ご紹介するのは、アヤムゴレン(鶏のから揚げ)のほうです。から揚げと言っても、胸肉周辺の塊を油で揚げたもので、ただ揚げただけではなく、おそらく燻してから揚げたもののようで、胸肉が燻製の食感を残していて、珍味にも似たコクと香りが特徴です。ご飯のおかずにもピッタリですが、酒のつまみ(何度もしつこい)にもってこいです。これがRp12,000(約120円)は安い!!
そのほかにもナシゴレン、ミーゴレンといったインドネシアンフードもあります。このミーゴレン(インドネシア風焼きそば)は麺が細く短いので、お子様向きなお料理かもしれません。
ジュースも充実しています。シルサックという果物のジュースは少し甘くて美味しいです。お試しください。
残念なニュースとしましては、トイレがローカル仕様な所でしょうか。現地の和式タイプで手桶で流すというものです。トイレはあらかじめ済ませてからの来店が望ましいと思います。
2013年4月現在のレポートになります。価格や料理の仕様等は予告なく変更される場合があります。また、本レポートには当時出された料理に対しての取材者の主観的な意見ですので、全ての方にこれを保障するものではありません。あくまで参考としてご利用くださいませ。