バリ島の夜のおやつをご紹介します。日本でも話題になることがありますが、お好み焼きをおかずにご飯を食べれるかという議論には、たくさんの意見が出るかと思いますが、バリチャンでは”あり”です。北海道出身の取材者ですが、日本にいるときにはたまにお好み焼きを作ってご飯を炊いて夕食にしていました。お好み焼きとはちょっと違いますが、かなり似た存在なのがマルタバです。
バリでは昼間バリ人が冷たい料理を出し、夕方以降はジャワ人が暖かいものを出して、バランスが取れているという日常があります。冷たい料理というと語弊がありますが、ナシ・チャンプルは少し冷えたご飯に、常温のおかずがのっているので熱い昼間にはちょうど良いかもしれませんが、夜ともなると暖かいものが欲しくなることから、こういった暖かい料理のお店は夜のみの営業になります。
トゥランブランのつくり方~~
作り方を見学できるのも醍醐味の一つ。トゥランブランの作り方からご紹介しましょう。まずフライパンで生地を焼いて、その上にたっぷりとマーガリンを塗ります。
この日頼んだものがチーズ&あんということで、たっぷりと具をのせてから半分に切って重ねます。これが明るい月のように見えることからTerang Bulan(明るい月)と命名されたかは定かではありません。
食べやすい大きさに切って、箱に入れてくれます。一人では食べきれないので、家族団らんのお供にしたいですね。これでRp20,000(約200円)
マルタバのつくり方~~
生地に卵を落としてこねます。卵の数で、ビアサ(普通)、スペシャル、スーパーとなります。それを薄く広げてゆきます。
ビアサのアヤム・ジャムール(鶏肉ときのこ)を注文。Rp18,000(約180円)です。生地に具を入れて包んでいき、ほとんど油で揚げるスタイルになります。見ているだけでメタボになりそうな勢いがあります。
こちらも箱に入れてくれます。具が入った卵焼きと言ってしまえばそれまでですが、これが結構酒のつまみにもよろしいかと思います。
盛り付けると~~アップでご覧ください
インドネシア風お好み焼きとインドネシア風ホットケーキ。小腹が空いた時にはいかがでしょう。ボリュームも満点。バリのジャンクフードのご紹介でした。
2013年4月現在のレポートになります。価格や料理の仕様等は予告なく変更される場合があります。また、本レポートには当時出された料理に対しての取材者の主観的な意見ですので、全ての方にこれを保障するものではありません。あくまで参考としてご利用くださいませ。