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ニュートレジャーアイランドでお手軽バリ島文化体験!これであなたもバリニーズ!? | バリ島 文化体験

2013年7月13日、サヌールのバイパス沿いにある、バリ島文化体験を気軽に体験できる施設、「ニュートレジャーアイランド」に行ってきました。
バリ島には、伝統的なバリヒンドゥ教の教えが根強く残っています。ここでは、日々神様にささげるお供え物、お祭りの際に神様にささげる踊りなどが体験できます。すべて合わせて1時間程度なので、気軽にトライできます。ヨッシャーとユッキーが伝統的なバリの文化を体験してきました!
※現在、単品の取り扱いはしておりません。今回体験したパッケージメニューの詳細はお問い合わせください。

☆玄関☆

バイパスをサヌールから北の方に進んでいくと、”ニュートレジャーアイランド”と書かれた小さな看板があります。
スタッフは全員で20名。日本語が話せるスタッフが1名います。
敷地は広く、門をくぐると木に覆われている感じがします。

※ニュートレジャーアイランドでは送迎は行っていませんので、カーチャーターをご利用ください。

出迎えてくれたのは、こちらで長年働いているロディさん。
日本語を話せるスタッフが1名いるので、紹介をして頂きました。名前はダーユさん。本日の案内を担当して頂けるとのこと。ヨロシクお願いしまーす♪

☆バリのケーキ作り教室☆

玄関を入ってすぐ左手にあるのが、バリ島の昔の台所です。ここでは、バリ島の伝統のお菓子”クロポン”というのを実際に作ることができます。


現在はガスコンロを利用している家が多いですが、
昔は写真のように木を燃やしてご飯を炊いていました。

田舎では今でも、結婚式や大きな行事がある時はこのような台所でご飯をつくります。


バリ島のトラディショナル料理を作るための素材と調味料の見本です。
ブンブゥと呼ばれる材料を組み合わせて、それをすり潰し、スープやサンバルを作ります。

※サンバルとは、チリソースの一種で、甘いものと辛いものがあります。インドネシアの人は辛いのが好きな人が断然多いです。

バリ島伝統菓子”クロポン”作りに挑戦!

クロポンは米、もち米をミックスし、パンダンと呼ばれる葉で色を付けています。

こちらが上の写真の材料をミックスしたものです。

ミックスしたものを掌でこね回します。その後、穴を作って溶かした黒砂糖とココナッツフレークをミックスしたものを穴の中に入れます。

体験ではここまでですが、実際にはこの後、茹でます。
茹でたものにココナッツフレークをかけて出来上がりです。
後ほど、全ての体験が終わった後に、おやつとしてクロポンがいただけます。

☆チャナンレッスンとクラフト教室☆

バリ島トラディショナル台所の次は、チャナンとロンタルづくりに挑戦!

チャナンとは、バリヒンドゥ教徒のバリ人にとって欠かせないお供え物の1つです。お祈りをする時にも、このチャナンを使ってお祈りをします。

チョペルと呼ばれるヤシの葉っぱで写真のような箱を作ります、スマットという爪楊枝のようなもので止めていきます。

ヤシの葉は破けるので、なかなか難しいです。

入れ物ができあがったら、次はお花を並べていきます。
お花の色によって位置も決まってくるそうです。一見綺麗に飾っているだけの様に見えますが、
聞いていくとなかなか奥深いです。

チャナンが出来上がったところで、記念撮影!ヨッシャー人生初のチャナン作り♪
見事完成しました。

このチャナン、バリ島の至るところに置いてあります。民家、お店の回り、本当に至るところに置いてあります。バリでお出掛けしたときなど探してみて下さい。すぐ見つけられると思います。バリ島の文化体験をする上では絶対に外せないですね♪

次にロンタル椰子の葉を乾燥させて小さく切ったものを使って小物作りに挑戦!
最初にスタッフの方が見本を見せてくれるのですが、

細かく、難しい作業でした。初心者が写真のような小物入れや帽子を仕上げるには一日以上かかるので、少しだけ挑戦!

※こちらのロンタルヤシの小物や帽子は持って帰ることはできません。

☆木彫りの色付け☆

 

バリ島のスーパーマーケットのお土産物売り場や、小物店などにはバリの木彫りがよく置いてあります。この体験コーナーでは、彩色前の木彫りの置物にペイントを施します!

まずは、キリンや猫、イルカ、などの木彫りの中から好きなものをチョイスします。

ヨッシャーは、小さめの猫を選び、木彫りのペイントに挑戦することにしました。ヨッシャーオリジナルのバリ猫づくりの始まりです!

絵の具の色は6種類。

ペンキの様な塗料(恐らく水性)と筆を使って好きなようにペイントをしていきます。

途中でドライヤー3台を使って乾かしますので、重ねて塗ることも可能です。

 

最後に目を入れて終了です!

ヨッシャー作オリジナルバリネコの完成!!

・・・。
ヨッシャー、美術の成績はとっても悪かったので。。
塗料は完全に乾くまで色落ちをしますので少し注意して下さい。

☆バティックレッスン☆

 

 

次はバティックの下書きペイントです。

バティックとは、インドネシアの手工芸品として代表的な物の1つで、ろうけつ染めのジャワ更紗です。

今回は、色染めの前までの過程をユッキーが少し体験しました。

あらかじめ鉛筆で下書きされている布の中から、好きなものを選びます。

イルカやプルメリア、猫、象などがありました。

ユッキーは、プルメリアの絵をチョイスしました。

温めている”ろう”です。
これと筆を使ってペイントしていきます。

まずは、絵の縁取りをしていきます。

縁取りが終わったら、今度はぼかしていきます。
体験は、この下書きまでで終了です。
この布は持って帰ることができます。

実際のバティックの完成品です。上記のように下書きが終われば、今度は色落ち防止の薬に着け、その後好きな色に染め干します。

ろうで色を付けたところは、左の写真の様に白色になって浮かび上がってきます。

※ニュートレジャーアイランドでは、色染めは行っていません。

今回、前半の5つの体験を案内してくれたダーユさんとユッキーとヨッシャー、完成品を持って記念撮影!

☆民族衣装とダンスのプチ体験☆

バリ島の伝統文化には欠かせない伝統舞踊の衣装に挑戦です。
ニュートレジャーアイランドでは、簡単に自分の服の上から着るだけになっています。
メイクやヘアメイクなどはついていません。

女性は”チェンドラワシーダンス”の衣装を着ることができます。
色は紫とピンクの2種類あります。
頭に付ける冠は、本来のチェンドラワシー専用の冠と、レゴンクラトンダンスの冠の中から
選ぶことができます。

男性用は、バリ島の正装衣装に着替えます。
サファリと呼ばれるジャケット、サロン、頭に付けるウダンと呼ばれるもののみです。

男性の着替えは男性スタッフが担当してくれます。
本格的な民族衣装体験ではないため、服の上から巻いてもらい、ジャケットも着ることになります。

通常、伝統衣装体験が出来るところでは男性も化粧をしますが、こちらでは化粧をせずに体験出来るので男性にとってはお手軽で嬉しいですね。ただ、短パンを履いていった方が、腰に巻いた衣装の下から見えないのでいいと思います。

女性は、女性のスタッフが担当してくれますが、メイクアップなどは一切なく、簡単に試着できるというものです。

自分の服の上から着る形になります。
選べるのは、衣装は、色だけになります。冠は2種類の中から好きなものをチョイスします。

5分間もかからず、あっという間に衣装の着替えが終わりました。

 

 

着替え終わって鏡を見ると、やっぱり服の上からでは、
可愛くないと自己判断。ズボンはそのままですが、上の服は、スタッフに隠してもらいながら脱いじゃいました♪

衣装に着替えると、中庭に案内されます。こちらでスタッフによるバリ伝統舞踊が始まるのを待ちます。
座っていると、一番最初のクッキング体験で作ったクロポンと、アイスティーが運ばれてきました☆

スタッフによる生演奏と伝統舞踊の披露です。「パンジャンブラフマ」という踊りを披露してくれました。パンジャンブラフマダンスは、通常バリ島では、ウェルカムダンスといわれ、何か始める際に一番最初に踊る踊りです。

見とれていると、ダンサーたちが中庭に降りてきて私たちに舞台に上がるようにとジェスチャーで案内されます。

ヨッシャーとユッキーもバリ島のダンスに挑戦です!
実際体験してみると、かなり難しいんです!!

ガムラン音楽に合わせて、手の動き、目の動き、腰や足の動きすべてをミックスして1つの踊りにしていきますが、
手の方に気を取られると、足が出なかったりと….

上達するには時間と訓練がいるようです(笑)

踊りが終われば、最後にダンサーの方たちと記念撮影!

衣装を脱いだら、以上ですべての体験は終了です。

 

1時間ほどで文化体験が無事終了しました。
ニュートレジャーアイランドのスタッフの皆さん
本日はどうもありがとうございました。

扉をくぐると、最後に先ほどの踊り子さんたちがお見送りをしてくれました。

☆取材を終えて☆

ユッキーの感想

バリ島の文化や伝統を少しずつ体験できるのは、とても魅力的で身近に感じれる内容になっています。
実際試してみると、どれも奥が深いなぁと感じるばかりでした。

すべての背景にはどこかヒンドゥ教との繋がりがあるのだなぁとも感じました。

バリ島の文化を手軽に体験したい方や、お子様連れのファミリーの方にもおすすめの文化体験コースです!

ヨッシャーの感想

1時間ほどでバリの伝統文化を体験出来て、しかも伝統衣装を着て記念撮影できるのはとても魅力的でした。子供から大人まで十分に楽しめる内容になっています。

スタッフは全員で20名で、日本語を話せるのは1名なのが残念ですが、簡単な英語で説明してくれます。

短時間で楽しめるところなので、旅行中に少し時間が空いたときなどに寄ってみるのもいいと思います(^^)

 

※体験内容・価格は予告なく変更される場合があります。また、本レポートには取材者の主観的な意見が含まれていますが、全ての方にこれを保障するものではありません。あくまで参考としてご利用くださいませ。

 

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