2016年11月14日にクレイジー特価でおなじみのバリドルフィン社の新しいメニュー、バリ島スポーツフィッシングのGTフィッシングに参加してきました。バリ島で大物を釣りたいという釣り好きな皆さんの期待に答えるべく、超特価でのフィッシングが可能になりました。せっかくのバリ島旅行、このチャンスをお見逃し無く。本日のレポーターは、バリ島での生活を始めたばかり、初めての釣りで大物を狙ったのは昭和最後の申し子NJです。
今回もヒロちゃんオフィスからの出発です。お迎えの時間ですが、時期的に一番適したお時間でのお迎えになります。今回は、午前9時にオフィス集合ということで、準備ができたら早速出発です。
ジンバランのオフィスから走ること20分。バリ島南部のヌサドゥア方向へ向かい、左折するとマリンスポーツの盛んなタンジュンブノアエリアにたどり着きます。その最先端にあるバリドルフィン社。屋根の下にたくさんのいすとテーブルが用意されています。案内された席に促してくれるのは、日本語が上手なスタッフさんで、さらにきっちりと説明してくれます。お支払いもこちらでお済ませください。
貴重品がある場合は、無料のロッカーにしまいましょう。カギは受付のカウンターの係りの人から受け取って、ゴムが付いているので失くさないように腕にはめておきましょう。できるだけ最小限のものだけにとどめておくのも旅の極意です。
ツアーの開始~~
準備ができたら出発です。トイレなど先に済ませておきましょう。ボートにも簡易トイレはありますが、船首の船底で暗いために実用的ではありません。スポーツフィッシュング用のボートまでは、小型の船での案内になります。今回はマリンスポーツのオフィスの前の岸壁からダイレクトに小船に飛び移ります。足元に十分にお気をつけください。
5分ほどで少し沖にあるスピードボートに到着です。ここも船から船へ飛び移るということで、波の揺れに合わせてゆっくりと乗り移ります。スタッフがお手伝いしてくれますので、足元に注意して落ち着いて行動しましょう。
出航~~
スピードボートは船長とスタッフさんの2人によって運行されます。船長はジョニーさん33歳。魚の名前など、簡単な日本語が少しできますが、どちらかといえば無口な海の男というイメージです。最高速度が70kmというボートを軽快に操作して沖に向かって走り出します。
トローリング~~
タンジュンブノアから15分ほど進んだヌサドゥアの沖合いでスピードを緩めて、竿の準備に取り掛かります。
トローリングはボートの後部に竿を立ててボートを緩やかに巡回させて、魚がかかったらたら釣り上げるというフィッシングです。
ルアーです。
カラフルでユニークなルアーを想像していましたが、これで十分だとのことです。
程なくして竿がしなったので、もしや魚が掛かったかなと思ってリールを必死に巻きます。
後ろで船長が「プラスティック(コンビニ袋)だ」と囁いたのが聞こえました。
海草でした。ルアーに少しだけ海草がまとわり付いていました。
晴れ上がった青空。ゆっくりと進む快適な船旅のような気持ちよさ。釣りに興味が無くても、海で遊びたい家族連れやカップルの方には特にお勧めなアクティビティではないかと感じました。
そんな30分ほどを過ごしたそのとき。遂にその時はやってきました。猛烈な勢いでしなる竿の先。これはもしかすると大物かもという予感が体に伝わってきました。
10数分の格闘の後に釣り上げたのは、、、
なんとマグロです。サイズはそれほど大きくはありませんが、初めての釣りでいきなりの大物の登場に驚きました。バリ島はマグロの漁獲量が多いとは聞いていましたが。
コーラルフィッシング~~
トローリングの虜になった一行ですが、ここは気分転換に通常のフィッシングにチャレンジです。釣り針には、餌のエビをつけてゆっくりと釣り糸をたらします。このヌサドゥアの沖合いは25mほどの深さがあり、魚も豊富にいるということで、ビギナーの人でも楽しめるというポイントですが、一筋縄でいかないのが釣りの難しさ。餌だけを盗られjことこと10回。
釣りに関しては全くの素人ですが、軽くて使い勝手の良い竿を用意してくれていたようです。船には計5本の竿の準備がありますので、それぞれ自分の手にあったものを選ばれると良いと思います。そして当たりが来ました。釣りにもビギナーズラックがあるのでしょうか。スナッパーという魚らしいです。全くつれないのではないかと予想していただけに嬉しい誤算に気を良くしてヌサドゥアでのコーラルフィッシングを終了です。これからGTフィッシングのポイントに移動しますが、そのポイント周辺でもコーラルフィッシングが可能とのことで、選択肢が多いのもバリ島スポーツフィッシングの特徴ではないかと思います。
GTフィッシング~~
GTフィッシングは、ヌサドゥアから1時間ほど離れたヌサペニダ島周辺へ移動します。この海域ではGTフィッシングがとても盛んで、1時間で着くというお手軽さも相まってこのポイントを目指す釣り好きさんが絶えることがありません。
スポーツフィッシングは、キャスティングとジギングがメインになるわけですが、初心者の私には非常に難し過ぎるということでどうしようかと考えます。ジギングはかなり深く糸をたらすということで、投げ釣りのキャスティングのポイントでのGTトライとなりました。波も静かなヌサペニダ周辺は、ヌサドゥアよりも船の揺れが少なく、フィッシングにはとても適した場所であると断言できるポイントです。しかし残念ながら、やはりビギナーには厳しい戦いとなりました。
水深50mのポイントでの挑戦ですが、そんなに簡単にGTゲットにはなりません。竿の扱いがイマイチわからず悪戦苦闘ですが、静かな海を見つめながら平静を取り戻すも、時間だけが刻々と過ぎてゆきます。
船長にヘルプを頼みます。流石に海の男。指先に集中する神経の敏感さは並ではないように感じました。細かなアクションを 幾度と無く繰り返しているうちにヒットしたようです。魚はかなり暴れているようですが、船長の腕力は底知れないものがありました。釣り上げてからすかざずチェンジです。
船長の後ろで待機してそのまま受け取ってポーズ。まるで自分の手柄のように写るNJ。GT(ジャイアント・トレヴァリー)というわけにはいきませんでしたが結構なサイズのスナッパー(フエダイ)でした。
バリ島の釣りの楽しさを十分に満喫したということで、1時間かけて戻ることにしました。ビギナーの割には頑張ったと自分を誉めながらスピードを上げた船は、上下に揺れ、ちょっとしたジェットコースター気分です。
寄航~~
1時間かけてパラセーリングの花が咲くタンジュンブノアに戻ってくると、なにか故郷に戻ってきたような実感が沸いてきます。我が家が一番的な(笑)そして来たときと同じようにビーチから少し離れたところで待っている小型ボートに乗り移って、ショップに戻ります。天井が低く足元も少しふらつくのでお気をつけください。ここで今日一緒に過ごしてきた船長とスタッフさんとお別れになります。
お食事タイム~~
小型船は船着場手前で止まりますので、船から飛び降りる形になります。ショートパンツとサンダルは必至です。足も砂にまみれてしまうので洗いたくなるでしょう。
シャワーはありますがオープンエアなスタイルなので、全裸になっての水浴びは無理です。軽く足を洗うのなら、ショップの中央あたりに水道の蛇口があるので、そちらも利用しましょう。手を洗う場所は、シャワー近くのトイレの洗面所になります。
釣った魚を無料で調理してくれるサービスもあります。基本的には魚は油で揚げるという調理方法になります。あまりにも大きな魚だと、鍋からはみ出すかもしれませんね。揚げやすい大きさの魚を釣るイメージも必要でしょう。
こちらのツアーのもう一つの特徴は、お食事込みという大変お得な料金にもかかわらず、ランチが食べ放題というシステムになっています(4時間の場合)。ナシゴレン、ミーゴレン、ミークア、サンドウィッチの4種類の中からお選びください。今回はナシゴレンとミーゴレンにチャレンジ(食べ放題は1品食べ終わってからの注文になります)。このナシゴレンはやや辛目の本格派。このクオリティとコスパはかなりの満足度です。海を見ながら今日の反省に浸るひと時です。これにて今日の予定は終了。スタッフさんに車を確保してもらい、ヒロチャンオフィスに戻りました。お疲れ様でした。
今回初めてのフィッシングのレポートでしたが、思ったよりも楽しくて非常に印象に残るツアーとなりました。おそらく釣りが好きな方、海が大好きな方にはたまらない内容ではないかと思います。値段のことを考えれば当然このツアーを中心にバリ島旅行を組み立てる方が増えることが予想されますので、ご予約はお早めに。
※本レポートは取材時の情報に基づき作成しております。 金額、内容、スケジュール等は予告無く変更される可能性がございますのでご了承ください。