最終日プラン

森のヴィラで寛ぐ♪カユマニス ウブド デイユース スパ パッケージ 体験レポ|バリ島 最終日プラン

2014年8月2日、カユマニス ウブドのデイユース スパ パッケージを取材してきました!カユマニスグループは、バリ島各地でラグジュアリーなヴィラ型ホテルを展開しています。ムナコは昨年、姉妹店のカユマニスジンバランでデイユースプランを体験し、すっかりカユマニスリゾートのファンになってしまいました。今回はジンバラン店のようなビーチリゾートと異なり、ウブドという山深いエリアの立地です。ウブド店ではどのような体験が待っているのか、期待を持って行ってきました♪

カユマニス ウブドへ・・・

ウブド市内からの移動なら、カユマニスウブドの送迎車を無料で利用できます。
6人乗りのトヨタ・イノヴァで、スーツケースなど大きな荷物がある場合は後ろの座席を倒して積み込みます。

中に用意してあるミネラルウォーターとシナモンクッキーはフリーです。

カユマニスウブドは、ウブド中心部からなら約15分の道のりです。
「こんなところまで入っていくの!?」と少し驚いてしまう、道路から奥まった場所にひっそりと建っています。

送迎車はロビーのオープンエアのロビーに横付けされます。
大きな荷物はドライバーやフロントスタッフに運んでもらっちゃいましょう。

カユマニスウブドには日本人ゲストリレーションも、日本語が堪能なインドネシア人スタッフも在籍しています。
取材当日も、到着を見計らって日本人スタッフが出迎えてくれました。

 

シックなロビーのソファに腰を下ろすと、ウェルカムフラワーのプレゼント。お花と笹をあしらったバリらしい草細工です。

カユマニスウブドのチェックイン手続きはヴィラまたはレストランで行います。

ここで希望を訊かれるので、お好きな方に移動してくださいね。

 レストラン【Dining Corner ダイニング・コーナー】でウェルカムドリンク

私はレストランでのチェックインを選択し、敷地内に併設のレストラン【Dining Corner ダイニングコーナー】に案内されました。

少人数の客席とプール、テラスから見えるのはジャングルの絶景です。

ウェルカムドリンクはフレッシュなミックスジュースです。甘すぎず、すっきりした飲み口がとても美味しかったです。

これを飲みながら、デイユースプランに含まれるアフタヌーンティーの希望時間や食事メニューの選択、その他のリクエストをスタッフに伝えます。

お食事メニューはランチセットとディナーセットがありますが、時間帯に縛りはありません。夕食の時間帯にランチセットを楽しむのもOKです。
また、食品アレルギーのある方やベジタリアンの方など、お食事に特別な注文のある方はこの時相談してみてくださいね。

基本的に、日本人ゲストの接客は日本人スタッフまたは日本語のできるローカルスタッフが担当するので、言葉に自信がないという方も安心ですよ。

ヴィラにチェックイン

 

カユマニスウブドの敷地内は緑が生い茂り、リアルなジャングルを感じさせる迫力があります。

石畳を踏んで、レストランから滞在ヴィラへ。

カユマニスウブドの客室には、それぞれ樹木の名前が付けられています。

 

取材当日は客室がフルブッキングだったため、残念ながら写真撮影は出来ませんでした。さすが人気のカユマニス!

下の写真はカユマニスグループからの提供写真です。

デイユースプランで使えるワンベッドルームには、オープンエアリビングとダイニング、エアコン付のベッドルーム、プライベートプールとサンデッキといったファシリティが揃っています。

このお部屋は3名様まで同時に使えるので、お友達同士や、ご両親2名と16歳以上のお子様1名、なんて滞在も素敵です。ちなみに、16歳以上のお子様は入店できない大人のためのリゾートです。

 

デイユースプランに含まれるアフタヌーンティーは14時半から17時半の間、好きな時間に出してもらえます。

会場はヴィラ内でも、先ほどのレストランでも大丈夫。

出てきたのは3段のティースタンドに載った本格的なアフタヌーンティー!洋菓子とバリの伝統菓子がミックスされた内容でした。お菓子の種類は日によって変わるそうですよ。

バリ島のホテルやレストランでは、アフタヌーンティーと言いながら実際は一枚のお皿に載ったただのおやつということも多いのですが、カユマニスウブドはいい意味で期待を裏切ってくれました。

飲み物はコーヒーまたは紅茶から選べます。

※アフタヌーンティーの写真は2人前です

 

カユマニスウブド敷地内のご紹介

滞在するヴィラにはプライベートプールがありますが、もっと広い場所でのびのび過ごしたい!という場合はメインプールがおすすめです。ジャングルの木々が映り込む美しいプールは一見の価値あり。

お肌を焼くのに最適のデッキチェアに、天蓋付きのガゼボも3棟建っています。
使用料はもちろんフリー。

ヴィラにお籠りするゲストが多いのか、あたりは静寂に満ちていました。

リゾート全体が森の中に作られているため、敷地内で虫除け対策は必須です。客室にも、ガゼボのテーブルの上にも虫除けスプレーが備え付けてあるので、虫刺されが気になる人は忘れずに使ってくださいね。

タオルは客室から持ってくるか、近くのレストランでも借りられます。

カユマニスウブドのガーデンは、ロビーや客室から遠ざかれば遠ざかるほど、お庭というよりもまるでハイキングコースような表情を見せ始めます。斜面の形を生かしてデザインされているため、遊歩道は起伏に富んで冒険のし甲斐があります。

敷地内のはずれにはジャングルの絶景が見られる展望テラスがあったり、珍しい蝶々を見かけたり。
密林と融合したカユマニスの不思議なガーデンをぜひお散歩してみてくださいね。

カユマニススパで2時間トリートメント

スパトリートメントの時間になったら、自分でスパまで移動します。

カユマニスウブドの名物のひとつ、ジャングルの中にかかる橋。この橋を渡り切った先にスパのロビーがあり、スタッフが笑顔で出迎えてくれました。

緑に囲まれた茅葺のバレがスパロビーです。ブラウンが基調のシックなインテリアが素敵♪

ソファに着くと、冷たいおしぼりとウェルカムドリンクが運ばれてきます。ウェルカムドリンクはロセラティーでした。

ウェルカムドリンクをいただきつつ、トリートメント前のカウンセリングを受けます。まずは、トリートメントのコースを選択。

ディスパパッケージに含まれるトリートメントは、リラクシング・リチュアル(2時間)またはリラクシングマッサージ(2時間)からチョイスできます。

◆リラクシング・リチュアル(2時間)◆

  • アロマテラピー・フットバス
  • リラクジング または エナジー・マッサージ
  • ボディスクラブ
  • バス・リチュアル

※リラクシング・マッサージは手のひらや指を使うマッサージ、エナジー・マッサージは肘を使うマッサージです。

◆リラクシング・マッサージ(2時間)◆

  • アロマテラピー・フットバス
  • ボディマッサージ

※フットマッサージの代わりに、ボディスクラブまたはバス・リチュアルをリクエストすることが可能です。 

私はスクラブもフラワーバスも含まれてお得なリラクシング・リチュアルにしました。リラクシング・マッサージのほうはマッサージ時間が長いので、とにかく疲労回復したいという方におすすめです。

マッサージオイルは4種類から選べます。テスターで香りを確かめながら選びましょう。スパには日本語で書かれた解説リストも置いてあります。

Sea Breeze シーブリーズ・・・ラベンダーの香り。精神を穏やかに。

Romantic ロマンティック・・・サンダルウッドの香り。敏感肌の方に。

Energy Oil エナジーオイル・・・ジンジャーとクローブの香り。身体を温める効果。

Floral フローラル・・・レモングラスの香り。リラックスしたい方に。

トリートメントルームでリラクシング・リチュアル

 

カウンセリングが済んだら、いよいよトリートメントルームに移動です。

カユマニスウブドのスパには独立した5棟のトリートメントルームがあります。

外から見ると茅葺きのツリーハウスのように見えます。
ジャングルに埋もれてワイルドな印象ですが・・・・

中に入ってみてびっくり!とてもエレガントな空間がそこにありました。

小屋のように見えた外観とは打って変わって、内部は広々として清潔です。

一方の端は景色の見えるテラスへと大きく開かれているので、開放感もたっぷりでした。

 

着替えのお部屋やシャワーブース、トイレはきちんと目隠しできる奥の小部屋にあります。

 

 

着替え用のクローゼットにはアクセサリーケースやセーフティボックスもありました。

洗面台にはコットンや綿棒、シャワーキャップやブラシなど、基本的なアメニティが揃っています。

トイレは壁際にあってセミオープンエアですが、プライバシーは完璧な守りで、外から見えることはありません。

アロマテラピー・フットバス

キモノに着替えたら、チェアに座ってアロマテラピー・フットバスからスタートです。

今回担当してくれたセラピストは、カユマニスウブドに在籍して3年になるデウィさん。施術中は基本的に英語で声掛けをしてくれました。

トリートメントルームはエアコンがなく、一方の端がジャングルに向かって大きく開かれたテラスになっています。
フットバスのチェアは景色のよく見える庇の下に置かれ、心地よく外気を感じられました。

リラクシング・マッサージ

フットバスを終えると、キモノを脱いでベッドにうつ伏せになります。
トリートメントルームは縦長の構造なので、テラスが外へ開いていることはあまり気になりませんでした。
リクエストすればカーテンを閉めてもらうこともできます。

 

リラクシング・リチュアルではボディへの施術をリラクシング・マッサージかエナジー・マッサージの2種類から選べます。

リラクシングマッサージはバリニーズマッサージをベースにした手のひらと指のマッサージ。エナジー・マッサージは肘を使った力強いマッサージ。

今回はリラクシングマッサージを体験しました。

バリニーズマッサージを基礎とする、ハンドテクニックで優しくリンパや体液を流すマッサージです。

ボディ・スクラブ

頭皮の指圧でマッサージを仕上げたら、次はボディ・スクラブです。
きめ細かいスクラブ材を肌に塗り付け、手のひらで根気よくこすり落とす丁寧な施術でした。

ただスクラブを剥がすだけでなく、セラピストの手つきはどの動作もマッサージのようにゲストの肌を労わります。
どの瞬間もゲストに心地よさを感じさせるよう、神経を集中させているのが伝わってきました。

最初は仰向け、うつ伏せで全身くまなく磨き上げたら、ヨーグルト・ローションで肌を保湿します。

ところで、このトリートメントルームはオープンエアなので室温の調節はできません。エアコンのあるスパはスクラブやローションの段階で身体が冷えすぎてしまうことが多いのですが、カユマニスウブドの場合はその心配もなく、自然の外気の中でリラックスしてスパを受けられました♪

 

バス・リチュアル

施術が終わったら、バスタブに入る前にに奥のシャワールームでスクラブとローションを洗い流します。

大輪のバラをほぐした花びらがたくさん浮かんだフラワーバス。スパヴィラのお風呂は大きな正方形で、2人ではいっても余裕があるでしょう。

 

アフタードリンクはあたたかいジンジャーティーとジンジャークッキーです。

バスタブに運んできてもらえるので、入浴しながら楽しめます。

入浴後は自分の服に着替えて、ヴィラに戻ります。

 

3コースディナー

デイユーススパパッケージに含まれる3コースディナーはレストラン、客室のどちらでもご用意できます。
取材当日はレストランで試食してきました♪
チェックイン時に使ったのと同じ、Dining Coner ダイニング・コーナー へと向かいます。

 

 

レストランで提供するお料理のテーマは、アジアンとウェスタンのフュージョン。タイ料理のテイストも取り入れているそうです。

取材日にお会いしたチーフシェフのマデさんは、とっても気さくなバリ出身の料理人でした。

 

 

 ランチ

 

 

グリルドチキンポメロ添え

グリーンサラダ、キュウリとレッドチリライムドレッシング

 

チリペッパーフィッシュ

ポテトのソテー、野菜とトマトのサルサ

 

 

バナナサンデー

揚げバナナとバニラアイスクリーム

ディナー

 

 

ルンピアゴレン

野菜の春巻き、スイートチリソース

 

 

ローストチキンロール

ポテトのソテー、野菜とマッシュルームクリームソース

 

 

カユマニスアップルパイ

ストロベリーソースとバニラアイス

コース料理はランチもディナーも、気さくなシェフの人柄を反映するような、自由で楽しい組み合わせ。
どのお皿も繊細で色鮮やかな盛り付けで、もちろん味も見た目を裏切りません。

バリ島では、たとえホテルレストランでも「盛り付けはリッパだけど肉が硬すぎ」「何を頼んでもウェスタンはぜんぶ似たような味付け」なんてことがしばしば起こって、せっかくコース料理を食べるぞ!と意気込んだ気持ちが不完全燃焼で終わる取材もありました。

ですがカユマニスのお料理は前菜・主菜・デザートのバランスがとれているので、3コースを最後まで飽きずに楽しめました。ボリュームも十分で、たくさん食べたい男性も満足できそうです。

どちらのセットにも自家製パンがサーブされます。種類は日替わりで、取材当日はペーパーブレッドロールとサフラングリルブレッドの2種類を試食しました。

また、食事中のミネラルウォーターは無料。日によってフレイバーが変わり、取材当日はなんと飾り切りされたキュウリが入ったカラフェで水を注いでもらいました!

食後にはコーヒーまたは紅茶がつきます。

 

ヴィラ滞在をめいっぱい楽しんで、時間になったらカユマニスウブドを後にします。

本日はありがとうございました!

 

取材を終えて・・・

粒選りの高級リゾートが集まるウブドの中でも、カユマニスはしっかりと存在感を放っていました。

あのカユマニスジンバランの姉妹店なら、やっぱりステキな体験が出来るに違いない・・・と半ば確信して出かけた今回の取材。
当日は残念ながら客室ヴィラの見学は叶いませんでしたが、スパとレストランを見ただけでも、ウブドという森の中の立地条件とカユマニスのコンセプトが見事に溶け合い、より洗練されたリゾートに仕上がっていることが感じ取れました。

オープンエアと眺望が売りのツリーハウス系トリートメントルームは、ウブドで取材をすると必ず見かけるお約束のようなものです。これまで見たツリーハウス系の中で、カユマニスウブドのスパルームは一番エレガントで清潔感があり、そして広いのが印象的でした。ウブドのジャングル独特の野性味を、ラグジュアリーリゾートのスパイスとしてしっかり飼い馴らしてしまうのはさすがの演出。もちろんフンイキだけでなく、セラピストの施術と接客も一流です。

プランに含まれるコース料理も、自信を持っておすすめできるクオリティ。また、ジンバラン店にお邪魔した時にも感じたことですが、カユマニスリゾートのレストランはこじんまりとした隠れ家的な造りで、寛ぐのにもってこいの絶妙な広さです。ウブド店のDining Conerもこれに当てはまり、客席スペースは小さめ。ですが、お席から見える眺望は特大スケールなんです。セットのコース料理をお部屋食にした方も、チェックイン時やアフタヌーンティーの際に一度はレストランを訪れてみてほしいものです。

ところで、バリ島ではどんな高級ホテルでもスパでも、ちょっと森の中にある店では虫との遭遇はつきものです。私もスパ中に大嫌いなガガンボに出会ってしまいましたが、それでもまた機会があったら利用したい!と思えるほどにカユマニスウブドでの体験は魅力的でした。

 

※本レポートは取材時の情報に基づき作成しております。 金額、内容、スケジュール等は予告無く変更される可能性がございますのでご了承ください。

 

About 体験レポート編集部

こんにちは!ヒロチャングループの体験レポート編集部です! バリ島内のスパやアクティビティなど、さまざまなメニューをスタッフが体当たり取材!定番メニューからディープな穴場スポットまで、良い所も悪い所も全部ぶっちゃけちゃいます。ぜひ、ご旅行計画の参考にして下さい!!